Go To トラベルキャンペーンの地域共通クーポンはいつからいつまで?取得方法や使い方に注意点まとめ|最新

7/22にスタートしたGo To トラベルキャンペーン

「普段の半額で旅行ができる」というコンセプトですが、スタートから当面は旅行代金の35%の割引のみで、それに加えて旅行代金の15%にあたる「地域共通クーポン」の配布ができて初めて、実質的に「半額お得」となります。

せっかくキャンペーンを利用するなら、クーポンももらえる時期に旅行を計画し、有効に活用したいですよね。

キャンペーンに参加する事業者にとっても、旅行者が現地でお土産を買ったり食事をしたりと消費をしてくれることが期待できるため、いつ始まるのか?との声も高まっています。

というわけで今回は、Go To トラベルキャンペーンの地域共通クーポンについて、実施時期や期間、取得方法や使い方・注意点についてまとめました。

Go To トラベルキャンペーンの地域共通クーポンとは

Go To トラベルキャンペーンの地域共通クーポンとは、旅行代金の15%にあたる金額分を旅行中に使えるクーポン(商品券)として発行し、それまでに実施されていた「旅行代金の35%割引」と合わせて、旅行代金の50%に相当する割引(還元)が得られる、というものです。

ただし、一人当たり1泊¥20,000(日帰りの場合は¥10,000)まで、という制限があります。

  • 宿泊旅行の場合の最大還付金額:¥14,000の割引+¥6,000相当のクーポン
  • 日帰り旅行の場合最大還付金額:¥7,000の割引+¥3,000相当のクーポン

ひとりあたりの額で、しかも連泊制限がなく、期間中に何度利用してもOK、幼児や子供も大人同様に還付されるので、家族旅行などではかなりお得になりますね。

当面は東京発着の旅行に関してはGo To トラベルキャンペーンの対象外となっているため、地域共通クーポンも東京発着の旅行には適用されず、東京でのクーポン利用もできないのでご注意ください。

→追記9/28:東京発着の旅行、東京都居住者の旅行についても10/1より適用となります!

地域共通クーポンは¥1,000単位

地域共通クーポンは、旅行代金の15%で計算されます(上限あり:1泊¥6,000まで、日帰り¥3,000まで)。

その際、四捨五入で計算をし、¥1,000円単位のクーポンになります。

¥499までは切り捨てで¥0、¥500からは¥1,000のクーポンになり、例えば宿泊旅行代金が¥48,000の場合、15%は¥7,200ですが、200円分は四捨五入で切り捨てられるため、¥7,000分のクーポン配布となります。

逆に、宿泊旅行代金が¥44,000の場合、15%は¥6,600ですが同じく四捨五入で¥7,000分のクーポン配布となり、少しお得が増す感じですね。

地域共通クーポンは紙と電子クーポンの2種類

地域共通クーポンは、紙媒体(商品券のような形)と、電子クーポン(スマホで決済できるタイプ)の2種類が用意される予定です。

紙媒体の場合は、¥1,000の商品券で、電子クーポンの場合は¥1,000、¥2,000、¥5,000から選べるようになる予定。

後ほど注意点でもご紹介しますが、地域共通クーポンにはお釣りが出ないので、出来るだけ最小単位の¥1,000で複数枚発券しておいた方が良さそうですね。

地域共通クーポンの配布はいつからいつまで?

旅行代金が実質半額になる、というキャンペーンが成立するためには、地域共通クーポンが配布され、それが利用されなくてはなりません。

当初から、「地域共通クーポンの配布は9月以降」とされていましたが、地域共通クーポンの開始は10月1日と正式に発表されました。

配布開始前から予約をしていた旅行でも、実際の旅行の期間が地域共通クーポンの実施期間内であれば、クーポンの取得は可能ですので、10月1日以降に旅行を予定されている方は地域共通クーポンの使い方なども予定に入れておくようにしましょう!

また、キャンペーン自体いつまで続くのか?については、現在の発表では2021年(令和3年)3月15日まで、となっています。

ただし、予算がなくなったら事業は終了するとされていて、早めに終了する可能性もある反面、予算がなくならなければ延長もあり得る、ということで実際にはあまり具体的な期間は決まっていないようですね・・・。

地域共通クーポンの取得方法は?

地域共通クーポンの取得方法は、旅行を予約した方法によって大きく分けて3つあります。

いずれの場合も、旅行代理店や宿泊先がGo To トラベルキャンペーンの事業者として登録をしてあることが条件。

下のリンクから、Go  To トラベルに参加している旅行会社・予約サイト、宿泊施設が検索できます。

1.店舗型の旅行代理店で予約をする場合

HISやJTB、駅構内の旅行代理店など、実店舗のある旅行代理店で旅行予約・申し込みをする場合、その店舗から紙媒体(商品券)の形でクーポンを受け取ります。

2.オンラインの予約サイトで予約をする場合

楽天トラベル、じゃらんなどのオンライン予約サイトで旅行や宿泊の予約をする場合は、そのサイトを通じて電子クーポンが配布される場合と、紙クーポンが郵送される場合の2種類があります。

運営サイトによって対応が異なりますので、予約の際に確認してみてください。

3.宿泊先に直接予約をする場合

宿泊先に直接電話をしたり、宿泊先が独自に持っている予約システムから予約をする場合、実際に利用する際に宿泊先から直接、紙媒体(商品券)の形でクーポンを受け取ります。

宿泊予定の施設がGo To トラベルキャンペーンの事業者として登録しているかどうか、事前に確認の上予約を行ってくださいね。

地域共通クーポンの使い方と注意点

無事に地域共通クーポンを取得できたとしても、有効に利用できなければキャンペーンの恩恵を受けることができません。

というわけで、地域共通クーポンの使い方と注意点をご紹介します。

1.利用できる期間は、旅行期間のみ

地域共通クーポンを利用できるのは、その旅行の期間のみです。

2泊3日の旅行を申し込み、その代金の15%にあたるクーポンを受け取ったとして、利用できる期間も2泊3日の間だけ、ということになります。

家族4人で2泊した場合の最大金額は、¥6,000×4×2=¥48,000分のクーポンということで、かなり高額になるため、あらかじめ利用用途を考えておくと良さそうですね。

利用できる期間はその旅行期間だけですが、例えば遊園地や水族館の年間パスを購入し、そのパスを1年間使うという目的に利用することは可能だそうなので、近場で贅沢なホテルに泊まってクーポンをもらい、それを元手によく行く施設の年パスを買う、というのもアリかもしれません。
(※その施設がGo To トラベルキャンペーンの地域共通クーポン加盟店の場合のみ)

2.利用できるのは旅行先の都道府県と隣接都道府県のみ

地域共通クーポンを利用できるのは、旅行先の都道府県と、その隣接都道府県のみ、です。

例えば山梨県に宿泊した場合、山梨県と、その近隣にある長野県・埼玉県・神奈川県・東京都が対象になります(ただし東京都は当面キャンペーンから除外されているため、この場合も対象外となります)。

→追記9/28:東京発着の旅行、東京都居住者の旅行についても10/1より適用となります!

隣接県の定義としては、地理的に接していることに加えて、

  • 鉄道や道路で接続する県(東京湾アクアラインで接続する神奈川県と千葉県、青函連絡鉄道で接続する北海道と青森県など)
  • 船の航路で接続する県(東京都と静岡県、和歌山県と徳島県、香川県と兵庫県、愛媛県と山口県・大分県・山口県と大分県、長崎県と福岡県・熊本県、鹿児島県と沖縄県)

も対象となります。

旅行先の都道府県に対して、その隣接の都道府県がどこにあたるのかをチェックし、クーポンの使い残しが出ないよにお土産を買ったり、往路や帰路で食事をしたりと活用してみてくださいね。

3.利用できるのは地域共通クーポンの加盟店のみ

地域共通クーポンはどのお店でも使えるのか、というとそうではなく、地域共通クーポンの加盟店のみ利用できます

加盟店は、入り口にステッカーが貼ってあったり、宿泊先に案内のリストが用意されるなどして利用者にも分かりやすいようになる予定。

でもその都度加盟店を探すというのも場合によっては大変になる可能性もあるので、あらかじめ訪れる予定のあるレジャー施設や博物館などがあれば、そこでクーポンが利用できるかどうかチェックしておくと良いですね。

4.¥1,000綴りで、お釣りは出ない

地域共通クーポンは、¥1,000綴り(電子クーポンの場合は¥1,000、¥3,000、¥5,000)で配布されますが、お釣りは出ません

¥200の買い物をしても¥1,000のクーポンをそのまま使うことになるので、せっかくならクーポン額以上の買い物で利用するようにしましょう!

5.払い戻しはできない

地域共通クーポンは、使い切ることができなかった場合でも払い戻しはできません

クーポンとはいえ、価値としてはお金と同じなので、無駄にすることがないようにしっかり利用したいですね。

6.旅行をキャンセルした場合は返却しなくではならない

実店舗型の旅行代理店で旅行を申し込み、その際に地域共通クーポンを受け取った後で旅行をキャンセルすると、手元にクーポンが残ります。

このクーポンは、使うことはもちろんできず、返却しなくてはならない決まりになっています。

返却しないと給付金の不正受給となり、返還請求の対象となるほか、詐欺罪に問われる可能性があるとのこと。
必ず返却しましょう!

7.購入できないものがある

地域共通クーポンは、クーポン加盟店であればコンビニなどでも利用できます。

しかし、商品券やギフトカードなど金券の購入や、宝くじなど買えないものもあり、また税金や電気料金など公共料金の支払いにも利用できません。

地域共通クーポンが使えないもの

  • 行政機関への支払い(税金・宝くじなど)
  • 日常生活の継続的な支払い(公共料金・保険商品など)
  • 風営法・性風俗に関わるもの(賭博など)
  • 換金性の高いもの(金券・クオカード・切手など)

購入できないものについては、以下の記事で詳しく触れていますのでこちらもどうぞ↓

Go To トラベルキャンペーンの地域共通クーポンの有効期限や使える場所・用途や注意点まとめ

8.電子クーポンは圏外だと利用できない

当たり前といえばそうですが・・・、クーポンを電子クーポンの形で受け取っても、スマホやwifiの電波が届かない場所では使うことができません

滅多にないことかもしれませんが、スマホが圏外になる、wifiがない、といった場所での利用を考えている場合には紙媒体でのクーポン発行をしておきましょう。

9.他の人に譲渡できない

使い残りそうだし、無駄にするくらいなら誰かにあげちゃいたい・・・気持ちは分かりますが、地域共通クーポンは配布された本人(または家族単位)のみ使用可能で、人にあげてはいけないことになっています。

10.再発行できない

地域共通クーポンは、紛失してしまっても再発行はできません

旅行に出かける際に持って出るのを忘れた!なんて事のないように、ちゃんと用意して、無くさないようにしましょう!

電子クーポンの場合も、サイトアクセスやパスワードなど手順を忘れないように・・・。

11.旅行する都道府県・隣接県以外への交通手段には使えない

地域共通クーポンは、クーポン加盟店に登録してあればタクシーやバスなどの公共交通機関でも利用できます

ただし、適用になる都道府県から外に出てしまった場合は、その都道府県以外の部分の交通費は対象にならないので注意が必要です。

12.紙クーポンと電子クーポンは交換できない

一旦発行したクーポンは、紙なら紙のまま、電子クーポンなら電子クーポンとして利用するしかありません。

紙のを家に忘れてしまったから、電子クーポンに交換して・・・とか、スマホが壊れたから紙のを送って・・・とかができないので、発行されたクーポンは種類を変えられないことを把握しておきましょう。

13.宿泊代金の支払いには使えない

旅行先の宿泊施設で宿泊代金を支払う場合でも、その宿泊代の支払いにクーポンを使うことはできません

その代わり、宿泊先の売店がクーポン加盟店に登録していれば、宿泊代とは別の飲み物代とかお土産物代、マッサージ代などに使用することはできます。

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以上、Go To トラベルキャンペーンの地域共通クーポンについて、実施時期や期間、取得方法や使い方・注意点についてまとめました。

旅行代金の15%というと、全体の金額にもよりますが決して見過ごせない大きな額ですよね。
無駄にならないよう、キャンペーン内容をしっかり把握して、有意義に使ってください。

実施期間については、また新しく情報が出ましたら更新していきますね。

参考にしていただけたら幸いです。

2 COMMENTS

西坂幸光

地域共通クーポンの加盟店が10月1日現在で10万店と予定の10パーセント程度とのこと。早急に加盟店を増やさないと折角いただいても、使える場所がなく紙切れになってしまいます。早急に増やしてください。

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glampress 運営局

そうですよね。加盟店を増やすには、宿泊施設のある地域など全体が一体となって加盟するよう動きかけた方が良いと思います。
加盟店になることで店舗側にもメリットがあるので、最終的にはもう少し加盟店が増えるのではないかと思いますが・・・・・・事務局や政府にも働きかけを頑張ってもらいたいですね。

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