グランピングのドームテントにエアコンを設置するには?電気代節約のために必要な工夫も

全国的に大ブームとなり、毎月のように新しい施設がオープンしているグランピング。

数年前まではその言葉を知らなかった人も多かったグランピングですが、今ではグランピングを体験したことがある人もかなり多くなっていることと思います。

事業再構築補助金でも新規事業としてグランピング施設の開設で採択される事例も多く、まだしばらくはブームが続いていく見込みと言われています。

グランピングでの宿泊というと、やはり屋外に立ち並ぶテントを想像しますよね。

テントの中でも、ここ数年人気となっているのがドームテント。

程よいアウトドア間を残しつつも、機密性も高く、1年を通して快適に宿泊ができ、丈夫で安心感もありランニングコストを抑えることができることから、多くの施設で採用されています。

ドームテントを使用したゲストルームの多くが、「エアコン完備」となっていて、暑い夏も寒い冬も、温度調節ができるテントということが大きなポイントということがわかりますね。

そこで今回は、ドームテントにエアコンを設置するにはどうしたらいいのか?どのようなエアコンを選ぶべきか?

そして、心配な電気代を抑えるコツなどについてまとめてみました!

ドームテントにエアコンを設置するには

ドームテントにエアコンを設置するのは、実は難しいことではありません。

一般的なドームテント は、半球型の骨組みに、ターポリンなどの素材でできた幕がかけてあるだけなので、裾の部分(スカートの部分)はウッドデッキなどに固定しない限り、ドームの内側と外側が完全に遮断された状態ではありません。

最終的には風や虫の侵入を防ぐためにスカートを固定することをお勧めしますが、その前にエアコンの室内機と室外機を繋ぐホースをドームの裾から通しておけばOK

室外機はドームの外に設置する形になりますが、景観が気になるという場合には、風景に溶け込むようなペイントをしたり、ウッドデッキ材の余りなどで囲いを作って目隠しをしてあげるとスッキリします。

ウッドデッキの高さがかなりあり、風通しも良くメンテナンスのアクセスも可能であれば、ウッドデッキの床からホースを伸ばしてウッドデッキ下に室外機を置くことも可能です。

ドームテントに適したエアコンとは?

ドームテントに設置するエアコンを選ぶときのポイントを3つご紹介します!

1.対応床面積よりもハイパワーのものを選ぶ

エアコンには通常、「〇〇畳対応」など使うお部屋の広さによってパワーが異なるラインナップがあります。

ドームテントは一般的な建物よりも天井が高い場合が多いため、対応床面積よりもワンランク(もしくはもっと)上のハイパワーのものを選ぶのがお勧めです。

電気屋さんだと100Vと200Vのエアコンがありますが、200Vのエアコンのほうが効きが早くて電気代は変わらないというメリットがあるため、本体価格が高くとも200Vをお勧めします。

2.据え置きタイプか壁掛けタイプかを選ぶ

ドームテントにエアコンを設置する場合、特に加工など必要なく手軽に置けるのが「据え置き型」のエアコンです。


(参照:rakuten.co,jp)

エアコンというと壁掛けタイプを想像しがちですが、据え置きタイプのエアコンも存在していて、壁かけのための加工を必要としないため便利に使えます。

「床をすっきりさせたい」など、壁掛けにしたい場合は、別途ドームテントのフレームに取り付けるための金物を用意するなどの加工が必要となります。

また、ドームテントのフレームの強度は製品によっても異なるため、ドームテントのメーカーさんと相談してみることをお勧めします。

3.使用地域の気候に合わせる


(参照:Fdomes.jp)

グランピングの施設が寒冷地な場合は、どちらかというと暖房機能がすぐれているものを選ぶのが大切です。

例えば日立の白くまくんシリーズ「メガ暖白くまくん」は、厳しい寒さでも足元からしっかり暖めてくれる「寒冷地仕様」ですが、冷房機能・除湿機能もちゃんとついているので1年中安心して使えます。


(参照:kadenfan.hitachi.co.jp)

特に寒さが厳しい場所では、ハイパワーでしっかりと早く暖まるエアコンでないとお客さんからのクレームにもつながる可能性があるので、気を付けたいですね。

逆に、夏は冷房としてエアコンを使うけれど、冬場はストーブを利用するという場合には、冷房機能が優れたエアコンを選ぶのも◎

電気代を抑えるために

ドームテントにエアコンを設置して、夏は冷房、冬は暖房と使い続けると、心配なのが電気代

棟数にもよりますが、なるべくならランニングコストを抑えて経費の削減をしたいですよね。

そこでドームテントでエアコンを使う場合に、電気代を抑えるためのポイントをご紹介します!

1.床をしっかり断熱する

ドームテントは通常、ウッドデッキやコンクリートの基礎の上に設置してあり、その上に床の内装を仕上げます。

その際、ウッドデッキとドームテントの内部をシートで覆って遮断し、その上に一般の住宅で使うようなスタイロフォーム(断熱材)を敷いてからフローリングを張るなど、床の断熱をしっかりと行うことが重要です。

スタイロフォームとは?断熱材を敷く | KABEPIC | DIY-キッチンスタジオ
(参照:kabepic.net)

特に寒い地域では、ドームの下のコンクリート基礎の上にさらに断熱を入れてデッキを組む場合もあります。

2.ドームの機密性を高める

ドームテントの外幕をしっかりウッドデッキなどに固定することはもちろんですが、ドーム周囲やドア周りなどをしっかりコーキング処理して機密性を高めることも大切です。

隙間風や冷気、熱気だけでなく、虫などの侵入も防げるので一石二鳥。

3.ドームの内壁の断熱性能を高める

一般的なドームテントは、テントの膜だけでなく、内側に断熱機能のある内壁(インナー、インサーレーション、内張ライナーなどと呼ばれます)がセットになっています。

これを取り付けることで、よりドームテントの断熱性が上がり、内装も柔らかくお洒落な雰囲気に変わるのですが、この断熱インサーレーションの厚さや素材はメーカーによって様々です。


(参照:obihiro-glamping.com)

実際に現物を確認できるようなら、見学に行ったり、サンプルを取り寄せるなどして、断熱インナーの機能を確かめておくことをお勧めします。

メーカーによってはさらに断熱効果の高い素材をオプションとして提供しているところもあるので、問い合わせの際に合わせて聞いてみると良いでしょう。

例えば、北極圏に近い北欧など厳しい寒さにも対応するドームテントを販売しているポーランドのメーカー「FDomesでは、断熱プラスというオプションがあり、実際に北海道のグランピング施設でも採用されています。

十勝ワッカの森グランピング

追加のオプションということで最初にかかる金額は多くなりますが、エアコンの効率も良く、長い目で見ると電気代の節約になるため、検討してみる価値はあるのではないかと思います。


以上、グランピングのドームテントにエアコンを設置する方法や、選ぶエアコンの種類、電気代を抑える方法をご紹介しました。

参考にしていただけたら幸いです!

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