グランピング用のテントの防虫対策|アリやクモの侵入を防ぐのに有効な方法

ここ数年、大ブームとなっているグランピング。

数年前まではほとんど知られていなかった「グランピング」の言葉もすっかり浸透し、グランピング施設も続々と増えています。

当初はベルテントやノルディスクテントなど、コットンテントが主流だったグランピングのテントですが、ここ数年は快適な居住空間が得られるドームテントの採用も増えています。

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とはいえ、テントという構造上どうしても完全に防ぐことが難しいのが、アリやクモなど小さな虫の侵入です。

そこで今回は、グランピング用のテントに虫が侵入しないための工夫をご紹介します。

ログハウスやコテージなど自然の多い場所に建てられた施設にも使える方法なので、試してみてくださいね。

グランピング用テントに虫が入らないための対策

グランピングというと、アウトドア感覚の宿泊が気軽に出来ることで人気です。

グランピング施設の開業に選ばれるのはほとんどが自然の景観やアウトドアアクティビティが楽しめる場所で、都会の喧騒から逃れてのんびり自然を感じたい、という利用者から人気となっていますよね。

ただ、普段からキャンプを楽しむアウトドア派ではなく、普段は滅多に自然と触れ合う機会のないお客さんの中には、どうしても虫が苦手でグランピング泊も楽しめない・・・という人も意外と多いです。

快適にのんびりできると思っていたのに、虫がいてゲンナリ・・・満足してもらえないと、クレームにも繋がって口コミも下がってしまう危険が・・・!

完全には防げないかもしれないけれど、できるだけ虫の侵入を防ぐための対策をいくつかご紹介していきます。

テント内での飲食をできるだけしない

テント内で飲食をすると、どうしてもパンくずやお菓子の粉が床に落ちてしまいます。

その匂いにつられて、アリなどが少しずつ寄ってきてしまうので、できるだけテント内は飲食NGにした方が良いです。

とはいえ、「テント内飲食NGです」とはなかなか言いにくいもの。

逆に、テント以外の場所で居心地良く過ごせるスペースをウッドデッキ上などに設けて、せっかくだし外で食べよう、と思えるようにすると良さそうですね。

また、チェックアウト後にはしっかりと床の食べこぼしを掃除することも重要です。

グラウンドシートでしっかり床をふさぐ


(参照:ujack.co.jp)

一般的にグランピング用のテントはウッドデッキの上に建ててあることが多いです。

そこに直にカーペットのような布を敷くだけだと、やっぱり隙間から虫が入ってきてしまい、ダニやノミなどの繁殖にも繋がります。

ウッドデッキとテント内部を、グラウンドシートなど通り抜けのできない素材でしっかり塞ぐことが重要で、しっかりと床全体を外部と遮断しましょう。

ウッドデッキにあらかじめ腐食防止のコーティングをしておくことでウッドデッキが劣化することなくシートを敷いておくことができます。

LED照明を使う

よく、虫は光に寄ってくると言いますよね。

これは実は電球の光から発される紫外線に反応しているのだそう。

最近主流になっているLED照明は、その紫外線を発さないため、虫が寄ってこないというのは意外と知られていませんよね。

もし施設内の照明にLEDでない照明を使用している場合には、LEDに取り換えるだけで虫が寄ってくることを防ぐことができます。

防虫テープを貼る

床を歩いて侵入してくる虫対策で有効なのは、「 防虫対策忌避ガードラインテープ」という商品です。


(参照:taihann.net)

虫が苦手な成分がテープに含まれていて、テント周りに貼ると2年間効き目が続くという優れもの。

食品加工工場などでも使われている業務用で、殺虫成分ではないので身体に害もなく、匂いも気になりません。

飛んでくる虫には聞きませんが、アリ・ダンゴムシ・ケムシ・クモ・ムカデなど地面を這って侵入してくる虫対策にオススメです。

防虫メッシュに変える

虫のイヤがる網
(参照:rakuten.co.jp)

一般的なテントには、メッシュになった通気口がついています。

細かいメッシュなので蚊などの侵入は防げますが、もっと小さな羽虫はそのメッシュの穴からも侵入してしまい、目の前をチラチラ飛んでとっても不快です。

少し面倒ではありますが、テントのメッシュ部分を防虫素材のメッシュに取り替えることで、虫が寄ってきたり侵入するのを防ぐことができます。

防虫アロマを使う


(参照:artq.jp)

最近は、防虫アロマもいろいろな種類が販売されていて、香りも不快に感じないものも多いです。

テント内やデッキスペースなどに、さりげなく導入することで虫を防げるのでオススメです。


以上、グランピング用テントへの虫の侵入を防ぐ工夫をご紹介しました。

参考にしていただけたら幸いです!

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