女子高生5人がキャンプをまったりと楽しむ様子が人気となり、500万部突破の大ヒット漫画「ゆるキャン△」。
作者のあfろさんが山梨在住ということもあり、山梨県のキャンプ場を中心にリアリティのある情景を描いていることでも評価の高い漫画です。
アニメ化に続き、主人公の志摩リンを福原遥さんが演じる実写ドラマ版がテレビ東京で2020年1月期に放送されると、原作に忠実でありつつも可愛さも倍増!ということでこちらも大人気に。
(出典:tv-tokyo.co.jp)
女子のソロキャンやグルキャンブームを牽引している作品といっても過言ではない、社会現象とも言える「ゆるキャン△」の続編、「ゆるキャン△2」がついに実写ドラマ版でも2021年4月1日〜放送中(テレ東・木24枠:毎週木曜深夜0時30分〜1時)!
(出典:tv-tokyo.co.jp)
というわけで今回は、ドラマ「ゆるキャン△2」の第10話で登場したロケ地をネタバレ感想つきでご紹介します☆
なでしこのテントも紹介しますよ〜!
ドラマ「ゆるキャン△2」第10話のあらすじ
ドラマ「ゆるキャン△2」第10話では、9話に引き続き、念願だったソロキャンプにでかけたなでしこと、バイトが休みの週末に一人ツーリング旅を楽しむリンの様子が描かれました。
奥山梨の早川町へと愛車のVinoを走らせたリンは、立ち寄った温泉でなでしこのお姉さん・桜とばったり。
意外にも「ソロ旅好き」という共通点を発見したのでした。
そしてなでしこはというと、第9話でたどり着いた富士宮焼きそばのお店で行列に並び、ようやくお昼ご飯にありつけました。
その後、ついにひとりでキャンプ場にたどり着いたなでしこと、早川町の宿に落ち着いたリン。
でも、携帯で連絡がとれなくなったなでしこのことが心配になったリンは、結局スクーターでなでしこの元へと向かうのでした・・・。
クールなようでいて、なでしこのことを心配するリンの友情に感動するラストでしたね!
ドラマ「ゆるキャン△2」第10話のロケ地
ドラマ「ゆるキャン△2」の第10話は、前回9話の続きということで、重なるロケ地もありつつも、なでしことリン、そしてなでしこ姉・桜のそれぞれの週末旅でさらにいろんなところが登場しました。
リンとなでしこ、そして桜の足取りを辿ってみましょう!
リンのロケ地その1:古民家カフェ 鍵屋 ユネスコエコパークステーション
前回の第9話で奈良田の里温泉にスクーターを停めたリン。
ふと、駐車場になでしこの姉・桜の車が停まっていることに気付いて歩いていくと、古民家カフェに向かう桜を見つけました。
(何故か)こっそり桜を尾行するリンですが、結局は見つかって、ふたりで古民家カフェ「鍵屋」でお茶することになったのでした。
推定18世紀後半に建造され、200年の歴史を感じる古民家を2015年にリノベーションして作られたカフェで、スイーツはもちろん食事もできる場所。
(出典:tv-tokyo.co.jp)
古い日本家屋ならではの落ち着きと、早川町の陶芸作家さんの手によるこだわりの食器やカトラリーも魅力的です。
ここで桜は「ココアシフォンとコーヒー」を、リンは「えごまチーズケーキセット」を堪能しました。
(出典:tv-tokyo.co.jp)
日替わりのケーキセットは、ケーキと珈琲または雨畑紅茶のセットで¥700。
早川を訪れる際にはぜひ立ち寄りたい素敵なカフェですね。
美味しいお菓子とお茶で暖まったリンは、その後スクーターでまた出発。
桜は、近くの奈良田の里温泉でぬるめのお湯をゆっくりと堪能するのでした。
〒409-2701 山梨県南巨摩郡早川町奈良田486
TEL:0556-48-2552
営業時間:9:00〜18:00(7〜9月9:00〜19:00)
定休日:水曜日(水曜祝日の場合は木曜休)
入湯料:中学生以上:550円 ※1回入浴、小学生:220円 小学生未満:無料
休憩料:中学生以上:1500円 ※入浴込、小学生:750円 小学生未満:無料
桜のロケ地:早坂町ジビエ加工施設
リンと別れ、ひとり温泉を楽しんだ後で桜が向かった先、それは早坂町ジビエ加工施設でした。
(出典:tv-tokyo.co.jp)
害獣として駆除された野生動物の命を無駄にすることなく、美味しく調理して頂くジビエ料理は、普通のスーパーに流通することはほとんどないもののヘルシーで美味しいことから近年人気になっていますよね。
この早坂町ジビエ加工施設では、オーナーさんが自ら狩猟でしとめた鹿・猪・熊などのお肉を販売しています。
さきほどの奈良田の里温泉からは車で30分ほど。
なでしこもそうですが、確かにかなり肉食系な雰囲気の漂うお姉ちゃん、鹿のお肉を購入してました。
この早坂町ジビエ加工施設を運営している株式会社YAMATO公式サイト(下記リンク)では、ジビエ肉の通販も行ってます☆
〒409-2714 山梨県南巨摩郡早川町草塩503
TEL:0556-48-8086
営業時間:10:00〜18:00(火曜 11:00〜15:00)
定休日:なし
リンのロケ地その2:雨畑湖
方や、なでしこ姉・桜と別れたリンが向かった先は、雨畑湖。
コンクリートで作られたダム湖で、全長120m、リンが怖くて途中で引き返した吊り橋「雨畑の吊橋」がかかっています。
(出典:tv-tokyo.co.jp)
古民家カフェ「鍵屋」からは車で40分ほど、リンはスクーターなのでもう少しかかりますね。女子高生の一人旅なのに、1日の移動距離がすごいです・・・!
雨畑湖
〒409-2734 山梨県南巨摩郡早川町雨畑
リンのロケ地その3:VILLA雨畑
雨畑湖の近くには、町営のキャンプ場「硯の里キャンプ場」があるのですが、シーズン営業(4月中旬〜10月)のため、リンの愛する冬キャンプで利用することができません。
というわけでリンが宿泊先として立ち寄ったのは、VILLA雨畑。
雨畑湖からすぐ近くにある宿泊施設で、温泉や食事処もある複合施設です。
(出典:tv-tokyo.co.jp)
その特徴はなんといっても、建物。旧硯島小・中学校の跡地を利用して建てられていて、ノスタルジックな雰囲気満載です。
日帰り入浴もできるので、夏場にキャンプ場を利用する人にも嬉しいですね。
宿泊の場合は、洋室 / 和室から選ぶことができ、2食付きで大人1名¥7,700 / 泊と、リーズナブルに利用できます(素泊まりや1食のみなども可)。
〒409-2734 山梨県南巨摩郡早川町雨畑699
TEL:0556-45-2213
営業時間:チェクイン15:00 / チェックアウト10:00
宿泊料:2食付きで大人¥7,700 / 泊・小学生¥7,000 / 泊・幼児¥2,000〜 / 泊
入湯料:中学生以上¥550・小学生¥220・ 小学生未満は無料
熱めの温泉でリフレッシュし、まったりくつろごう・・・と思ったリンでしたが、ソロキャンプにでかけたなでしこからの連絡が途絶えたことが心配になりました。
きっと、山だから電波が届かないだけ・・・と思いつつも、「ソロキャンを勧めたのは自分だし」「危険な目に遭っていたらどうしよう」と気になって仕方がなくなったリン、結局VILLA雨畑には泊まらず、スクーターでなでしこの元に向かったのでした・・・(続く)。
なでしこのロケ地その1:お好み食堂 伊東
前回第9話で、お腹をすかせながら30分も歩いてなでしこがたどり着いたのが、富士宮焼きそばの名店・お好み食堂 伊東でした。
富士宮名物の「富士宮やきそば」はもちろん、静岡名物の「しずおかおでん」も手軽に味わえる地元でも人気のお店で、なかでも富士宮焼きそばを使ったお好み焼き「しぐれ焼き」はここでしか食べられないと評判。
(出典:tv-tokyo.co.jp)
広島風のお好み焼きみたいな感じですが、モチモチの富士宮焼きそばと、さっぱりとしたソースにイワシ粉がかかっていてとても美味しそうな「しぐれ焼き」をなでしこも堪能しました。
なでしこのロケ地その2:野田山健康緑地公園 キャンプ場
お腹もいっぱいに満たされたところで、なでしこが向かったソロキャンプの目的地は、野田山健康緑地公園のキャンプ場でした。
お好み食堂 伊東からはかなり距離があるので、富士宮駅まで一旦徒歩40分かけて戻り、そこから身延線〜東海道本線で、まずは富士川駅まで移動。
さらにさらに、富士川駅から野田山健康緑地公園キャンプ場まで、5.5km(登り坂なので徒歩1時間45分!)の道のりを歩いて向かいました。
女子高生の体力・・・おそるべしですね・・・。
金丸山という、富士川町と駿河湾を一望する山の頂にある野田山健康緑地公園は、芝生広場をフリーサイトのキャンプ場として無料で解放してあり、トイレや炊事場も整備してあります。
坂を下って富士川サービスエリアまでいくとお風呂にも入れるようですが、徒歩の場合は厳しそう。
また、水道水は飲用にはできないので、飲料水を持参する必要があります。
とはいえ、無料で美しい夜景などの景色や富士山が眺められるキャンプ場ということで、キャンプに慣れたソロキャンパーにも人気の場所のようです。
(出典:tv-tokyo.co.jp)
2021年6月現在は、整備工事のため閉鎖中、2021年夏以降に再開の予定となっています。
駐車場もあり、車でもアクセスできるので(かなり狭い道を通るようですが)、再開したら利用してみたいですね。
ちなみに、連絡が取れなくなったなでしこを心配したリンは、滞在先のVILLA雨畑からスクーターで向かったわけですが、その距離なんと62.5km。
スクーターで2時間はかかる距離、しかもVILLA雨畑を出発したのはもう16時すぎ・・・到着する頃には暗くなってしまいそうですよね・・・!
いきなりものすごい距離を歩いて、しかもちょっと上級者向けっぽいキャンプ場を選ぶなでしこ、そしてスクーターで遠くまで行ってしまうリン・・・、女子高生なので見ていてちょっとハラハラしますが、無事に帰ってこれることを祈りましょう。
今回なでしこが選んだキャンプ場は、無料という魅力はありますが、「管理人がいない無人キャンプ場」「電波が届かない」など、あまり女子のソロキャンには向いていないのでは・・・?という側面もあります。
女子のソロキャンの注意点については↓の記事でも触れていますので、参考にしてみてくださいね。
なでしこ念願のソロキャン用テント
ついに念願だったソロキャンプに出かけたなでしこ。
ひとりでテントの設営もできました。
(出典:tv-tokyo.co.jp)
ブルーのフライが可愛らしいこちらのテントは、CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「 リベロ ツーリングテントUV M-3119」です。
(出典:amazon.co.jp)
2人用で、重量3100gと軽量、バイクのツーリングなどに人気のモデルで、Amazonなどで¥7,000ほど。
設営も簡単で、UVカット効果もあり、さらに両側に出入口があるのでとても使い勝手が良いのも特徴。
レビューを見ると、日本一周のツーリング旅で3ヶ月使用してもまだまだ使える、との声もあってかなりタフなテントのようです。
なでしこ、良い買い物をしましたね☆
以上、ドラマ「ゆるキャン△2」の第10話に登場したロケ地と、なでしこのソロキャン用テントをご紹介しました。
参考にしていただけたら幸いです!
お好み食堂 伊東からはかなり距離があるので、富士宮駅まで一旦徒歩40分かけて戻るより、西富士宮に戻る方が近そうですね。