手軽にアウトドア体験ができることで人気のキャンプやグランピング。
グランピングとは？本当の意味や名前の由来｜キャンプとの違いを徹底解説
日本各地に、その土地の利や自然を活かし、趣向を凝らしたキャンプ場やグランピング施設が続々とオープンしています。
今回ご紹介するのは、2019年7月にオープンしたDom’up camp village（ドムアップ キャンプ ヴィレッジ）那須高原。
森に浮かんだテントでの空中キャンプで非日常の体験ができると人気のDom’up camp village 那須高原の料金プランや設備・備品・レンタルオプションに口コミなどをまとめました！
Dom’up camp village 那須高原ってどこにある？
Dom’up camp villageがあるのは、栃木県那須郡那須町。
栃木県の北部、福島県との県境にも程近く、自然豊かな那須高原の小さな森の中にあります。
東北自動車道の那須ICからわずか10分ということで、山間なのにアクセスも良いというのも特徴のひとつ。
東京都内からだと車で2時間半弱、横浜市から3時間、さいたま市から2時間15分ほどで到着します。
公共交通機関で向かう場合には、京浜東北線の王子駅から那須方面へ運行している高速バスで「ホテルエピナール那須」で下車して徒歩15分ほど。
また、東北新幹線の那須塩原駅から路線バスで向かう方法もあります（徒歩25分）。
電車＋タクシーを利用する場合には、東北本線の高久駅からタクシーで15分ほど、公共交通機関でも都心から3時間以内で到着できるのは嬉しいですね。
＊施設情報＊
- 公式HP：Dom’up camp village 那須高原
- 住所：〒325-0302 栃木県那須郡那須町高久丙海道下4-6
- Tel：0287-73-8883
- 営業時期：通年（連休やお盆などを除く火・水定休）
- 滞在タイプ：ドームテント・テント
- 食事：なし
- 予算：1棟：¥28,000～（ドームテントの場合）
- 定員：2〜4名（サイトによる）
- 持ち込み：OK
- 子供連れ：OK
- 駐車場：あり
- ペット：NG
- アクセス：
東京都内から車で2時間30分
首都圏から公共交通機関でおよそ3時間前後
※プランや料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
Dom’up camp village 那須高原の料金プランと設備アメニティ
Dom’up camp village 那須高原は、森林の保護、育成、活用を目的として設置されたキャンプ場で、多くの人が森林の中で気持ちよく過ごすことで、人と森林の新たな関係づくりをしていこうという理念の下、運営されています。
広大な森の敷地に点在するのは、ベルギー生まれのドーム型ツリーテント、Dom’up（ドムアップ）。
木々の風景に溶け込むツリーテントで、空中に浮いている感覚を味わうことができるのが最大の特徴。
この投稿をInstagramで見る
小さい子供連れや高いところがちょっと怖いな・・・という方向けに、地面設置型のドームテントもあるので安心です（吊り下げタイプは身長130cm以上で利用可能）。
広々と施設に５つのDom’upサイトと、高さのあるデッキ状に建てたテントに泊まれるTree floorサイトがあり1日限定6組が利用できる施設で、広々と空間が使えることも人気となっています。
あらかじめ設置してあるテントに宿泊できる以外は、食材の調達や調理器具の片付けなどを自分たちで行うことから「グランピングではなくキャンプ」というスタンスで運営されていますが、テント内には寝袋やシーツなど宿泊に必要なものも一通り揃えてあるので、キャンプ初心者の方やテントを持っていない人もアウトドア泊が楽しめます。
それぞれのサイトには、BBQなどを楽しめるプライベートガーデンがあります。
この投稿をInstagramで見る
また、宿泊特典としてフィンランドサウナが無料で50分利用できる（予約時に時間指定）というのも嬉しいサービス。
（出典：nap-camp.com）
共用の設備としてシャワールームも用意してありますが、近隣に日帰りの入浴施設もあり、またスーパーなども車で行ける範囲にあるので買い出しにも便利ですね。
施設内にはBarもあり、ビールやカクテルなどのアルコールやオシャレなおつまみも楽しめます☆
では、６つあるサイトについて利用料金や定員などを簡単にご紹介していきます。最大定員については、家族のみでの利用で子供も含めて定員を超える場合には事前に相談すると対応してもらえるようなのでお問い合わせを。
A) Dom’up Field｜最大定員4名｜¥44,000〜 / 棟
地面から少し高さのあるデッキ上に設置されている、Aサイト・Dom’up Field。
（出典：nap-camp.com）
約12㎡のドームテントと、その横に約12㎡のデッキスペースがあり、下にはBBQなどが楽しめる専用ガーデンスペースが設けられています。
空中に浮かんでいるという感覚はありませんが、昇降がしやすくサニタリー棟（シャワー・トイレ）にも近いので小さな子供連れや高いところが苦手な人、夜間にトイレが心配な人などにオススメのサイトです。
デッキ上に雨よけ・風よけの前室があってテーブルとチェアを設置してありアウトドアダイニング感覚が味わえます。
（出典：nap-camp.com）
最大定員は大人4名で、利用料金は以下のようになっています。
| 日～木曜日・祝日泊 | ¥44,000 / 泊 |
| 金・土・祝日前日泊 | ¥48,000 / 泊 |
| 年末年始 | ¥54,000 / 泊 |
Aサイトは身長に関わらず小さな子供でも利用ができ、添い寝の幼児は2名まで追加料金なしで利用できます。
B) Dom’up Sky｜最大定員3名｜¥28,000〜 / 棟
身長130cm以上から利用できる、空中テントのBサイト・Dom’up Sky。
（出典：nap-camp.com）
地上3mの高さに少しコンパクトな約10㎡のドームテントと、その横に約10㎡のデッキスペースが設置してあり、下にはプライベートガーデンスペースのあるサイトです。
登り降りは斜めにかかった梯子を利用するので足元に不安のある方や高さに弱い人には向かないかもしれませんが、デッキ周辺にはちゃんと安全配慮もしてあるので身長の基準を満たしていれば子供でも利用できます。
（出典：nap-camp.com）
最大定員は大人3名で、利用料金は以下のようになっています。
| 日～木曜日・祝日泊 | ¥28,000 / 泊 |
| 金・土・祝日前日泊 | ¥30,000 / 泊 |
| 年末年始 | ¥34,500 / 泊 |
サニタリー棟から少し離れた場所にあるBサイトは、その分プライペート感があるのでカップルにもオススメですね。
C) Dom’up Field｜最大定員4名｜¥44,000〜 / 棟
サイズ感や利用料金、地面に設置型であることなどはAサイトと同様のCサイト・Dom’up Field。
（出典：nap-camp.com）
Aサイトとの違いは、小山の上に設置されて見晴らしが良い点、そしてサニタリー棟から遠い分プライベート性が高い点です。
小さな子供がいる家族やトイレが近い方が良い場合にはAサイト、高さにはこだわらず、よりプライベート感や快適さを求めるならCサイト、といった選び分けができそうですね。
最大定員は大人4名で、利用料金はAサイトと同じ、添い寝の幼児2名まで追加料金はありません。
| 日～木曜日・祝日泊 | ¥44,000 / 泊 |
| 金・土・祝日前日泊 | ¥48,000 / 泊 |
| 年末年始 | ¥54,000 / 泊 |
D・E) Dom’up Sky｜最大定員4名｜¥48,000〜 / 棟
サイズ感はサイトA・Cと同じ（約12㎡のドーム＋約12㎡のデッキ）で、地上3mの高さに吊り下げられているサイトD・EのDom’up Sky。
（出典：nap-camp.com）
それぞれサイトA・C同様にデッキ上に雨よけ・風よけ付きの前室があってテーブルとチェアを設置してあるので、高い場所でのんびりくつろげる仕様になっています。
どちらもサニタリー棟から少し離れているのでプライベート感もあり、身長130cm以上であれば子供連れでも利用できます。
もちろん下にはプライベートガーデンスペースもあります☆
Tree Floor｜最大定員2名｜¥16,000〜 / 棟
Dom’upテントのサイトは別に、１つだけ用意してあるのは高さのあるデッキ上に設置してあるキャンプ用のテントに宿泊できるTree Floor。
（出典：nap-camp.com）
Dom’upサイトよりも手軽なお値段で利用することができますが、居住性や快適性が備わったDom’upテントではなくキャンプで利用するテント泊のため、ある程度キャンプ経験のある人向けとされています。
（出典：nap-camp.com）
梯子を登った先、3mの高さでのキャンプ泊というイメージで、「たまには高さのある特別な場所でのキャンプもいいかな」という方にはぴったり（130cm以下は利用不可）。
約１２㎡のデッキがあり、下のプライベートガーデンスペースでは本格的なBBQを楽しむこともできます。
Dom’up camp village 那須高原の設備・備品
Dom’up camp village 那須高原では、宿泊に必要な設備・備品と食器類などが用意してあります。
（出典：nap-camp.com）
５つあるDom’upサイトのテント内設備
- 寝袋（シーツ付）×定員分
- ブランケット×定員分
- ソファーベッドなど×定員分
- AC電源（1カ所）
- 天井照明
- ランタンスピーカー（スマホ、ipod連動）
- 小型LEDランタン
Tree Floorのテント内備品
- 寝袋（シーツ付）×定員分
- ブランケット×定員分
- エアマット×定員分
- AC電源（1カ所）
- ランタンスピーカー（スマホ、ipod連動）
- 小型LEDランタン
無償提供品
- 食器セット（お皿、ボール、カップ、箸）×定員分
- ケトル
屋外備品
- 焚火台（Ｓｏｌｏストーブ、薪別売）
サニタリー棟
- ドライヤー
キャンプの醍醐味のひとつ、焚き火が楽しめるよう焚き火台が標準装備になっているのは嬉しいですね！
また、冬季はDom’upテント内にペレットストーブが設置されるため中はポカポカ快適に過ごせます。
この投稿をInstagramで見る
Dom’up camp village 那須高原のレンタルオプション品
Dom’up camp village 那須高原では、上に挙げたように宿泊するための設備と食器、サイトB・Dにはデッキ上のテーブルセットなどの設備が用意してあり、BBQ器具やタープなどは別途必要に応じてレンタルできるようになっています。
（出典：nap-camp.com）
サイト近くまで車両の乗り入れが可能なため、自分で機材を持っていれば食材と合わせて持ち込んでBBQなどを楽しむこともできますし、より手軽に済ませたい場合や道具をもっていなくてもレンタルできるということで、選択肢があるのは嬉しいですね。
焚き火台も標準セットで用意してありますが、自分の愛用焚き火台を持ち込んで使用するのもOK。
BBQグリルやタープなど基本的なものから、トング・オタマなどの調理器具、ホットサンドメーカー、クーラーボックス、ピザ窯など様々なレンタル品が用意してあり、予約の際にオプションで選んでおくとサイトに用意してもらえるので、予約時に「これはレンタルしよう、これは持っていこう」と選べます。
レンタル品の一覧や料金はオプションのページにまとめてあるので、参考にしてみてくださいね↓
Dom’up camp village 那須高原の評価・口コミ
（出典：nap-camp.com）
実際にDom’up camp village 那須高原を利用した方の声を、Googleレビューや予約サイトから抜粋しました。
トイレやシャワールーム、テントなど一つ一つとても綺麗にされていてとても清潔感があった。
楽しみにしていたフィンランド式サウナとても良かった！
サウナで温まった体を外気で冷やす！最高に整えました！
夜にはBARがあり、雰囲気のいい中でのお酒は最高！
何よりスタッフの方の人の良さがとても印象的でした。
ギリギリの予約だったにも関わらず、電話対応がとても丁寧で、初めてのキャンプと伝えたら必要なものとセットプランについても詳しく教えてくださいました。
フロントの建物にはトイレにシャワー、サウナまで綺麗に完備されていて、キャンプに来たのを忘れてしまいそうでした笑
フィンランド式サウナのアロマがとても心地よい香りで最高のサウナでした✨
非日常の空中テントの中で過ごせます。
バーベキューもキャンプファイアーもすることができるので、おすすめです。
ここのグランピンク施設は、史上稀に見るくらいシャワールーム、トイレ、キッチンなどの水回りが、ものすごく綺麗でした。
なので、初心者や、汚いのが嫌、綺麗な施設じゃないと嫌という方におすすめです。
木にぶら下がっている寝ながら座れるブランコがあり、楽しかったです！
星も綺麗でした。
冬場は施設のシャワーだけでは夜、寒いかもしれないので、温泉に行ってみるのをオススメします。
「初めてのキャンプだったので、スタッフの方が色々教えてくれて良かった！」「水場やサニタリー棟などとても清潔感があった」という評価がとても多いです。
空気が澄んでいて星空がとてもきれいで良かった、自然の中でリラックス＆リフレッシュできた、隣のサイトと距離があるのでプライベート感が味わえた、と環境に対する評価も高い印象ですね。
また、50分無料で利用できるフィンランドサウナも大好評。気持ちよく汗をかいて外に出た時の自然の空気がとても気持ち良いのだそう。
サウナを利用する場合には、水着や濡れても良い服を別途用意するのをお忘れなく！
以上、栃木県那須高原のDom’up camp village 那須高原の料金プランや設備・備品・レンタルオプションに口コミなどをまとめました！
参考にしていただけると幸いです！
