Go To トラベルとGo To イートを両方利用して旅行をしてみた|地域共通クーポンや食事券・ポイントは併用できる?

コロナ感染拡大により、大きなダメージを受けた観光業や飲食業を活性化するために政府が始めたGo To キャンペーン。

2020年7月からはGo To トラベルキャンペーンが、10月からはGo To Eatキャンペーンが始まりました。

いずれも「普段よりお得」が特徴のこれらのキャンペーンですが、実際にどのように使えるのか、併用は可能なの?と疑問に思う人も多い様子。

というわけで今回は、筆者が実際に利用してみたGo To トラベルとGo To イート満載の数日間についてレポートします。

Go To トラベルの地域共通クーポンについてはこちら↓

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Go To トラベルキャンペーンを使って実家から父が

コロナ感染拡大により、県をまたぐ移動が制限された時期もあり、実家を離れて暮らす世帯と実家世帯が顔を合わせる機会がぐっと減ってしまった2020年。

まだまだ心配な状況は続く中、始まったのがGo To トラベルキャンペーンです。

当初は東京が除外されていたことや、事業者登録がバタバタして用意が追いつかなかったり、地域共通クーポン分(旅行代金の15%)はなかなか始まらなかったり・・・ということで利用する人も多くありませんでしたが、秋口になって徐々に「Go To トラベルを利用して旅行をしようかな」と考える人も増えてきたようです。

そんな中、筆者の実父も実家のある県から、私たちが暮らす県へGo To トラベルを利用して遊びに来ることになりました(どちらも感染拡大地域ではありません)。

新幹線+ホテルのパックでGo To トラベル対象に

1週間ほどこちらの県に滞在する予定だった父ですが、我が家にも子供がいたりしてバタバタするため、数日間はホテルに止まってもらうことにしました。

すると、新幹線+ホテルのセットプランにすれば新幹線代もGo To トラベルの対象になることが判明。

新幹線+ホテルで選択のできるホテルは限られていますが、ある程度高級なホテルであってもGo To トラベルでお得になることを考えるとその方が快適です。

というわけで、新幹線+ホテル4泊というパックプランを旅行代理店で申し込み、Go To トラベル対象として35%の割引と15%相当の地域共通クーポンを手に、父はやってきました。

地域共通クーポンはパックプラン中に使わなくてはならない


(出典:goto.jata-net.or.jp

Go To トラベルでもらえる地域共通クーポンは、1000円単位のクーポンで、旅行の期間中のみ、旅行する県とその近隣県でのみ使用できます。

新幹線+ホテル4泊という比較的長い旅行のため、地域共通クーポンだけで3万円ほどあったため、4日間でどうやって利用するかを調べることになりました。

Go To トラベルの地域共通クーポンを使えるお店は、政府が公開しているキャンペーン公式ページのマップで検索できます。

地域共通クーポン 取扱店舗マップ

上のマップで、地名や駅名を入れて検索すると、レストランからスーパー、ホームセンター、コンビニなど、地域共通クーポンが利用できるお店が表示されます。

父の意向もあり、とりあえず地域共通クーポンが使える居酒屋で夕食を食べよう!ということになりました。

せっかくならば、Go To イートも活用しよう


(出典:gotoeat.maff.go.jp

上で紹介したマップを頼りに、地域共通クーポンが使える居酒屋でホテルからさほど遠くない場所をピックアップ。

週末だったこともあり、予約をしておいた方が・・・と考えたとき、「予約サイトから予約をすればGo To イートの対象にもなる」ことを思い出しました。

Go To トラベルとGo To イートは、どちらも政府のキャンペーンですが、併用しても良いことになっているため、そのレストランがGo To トラベルの地域共通クーポンとGo To イートそれぞれに登録をしていれば、どちらの特典も使えることになります。

最近は、駅に近い繁華街のお店であればほとんどGo To イートに参加しているようですが、Go To トラベル「も」使えるところは限られています。

なので、まずは上に乗せたGo to トラベル地域共通クーポン 取扱店舗マップで検索し、行きたいお店を決めてから、ホットペッパーグルメEparkなどでそのお店を探して、ネット予約するのがオススメです。

Go To トラベルの地域共通クーポンで支払い、後日Go To イートのポイントがもらえる

実際に使ってみるまで不安ではありましたが、入店時に地域共通クーポンが利用できることを確認し、支払いもすんなり行えました。

地域共通クーポンは1,000円単位なので、端数は現金で支払います。

この時点で、残り数千円分になりました。

地域共通クーポンで家電屋さん&Go To イートフル活用

元々、「せっかくの地域共通クーポンだし、何か美味しいものでも食べよう」と言っていた父でしたが、2日目にして「髭剃りが壊れたから買いに行きたい」と言い始めました。

Go To トラベルの地域共通クーポンはコンビニや家電量販店でも使える

というわけで、また例の「Go To トラベル地域共通クーポンが使えるお店マップ」を頼りに、家電量販店へ行くことに。

実際に使ってみると本当に普通のお札と変わらない感じで使えることが分かりました。

Go To トラベルの地域共通クーポンでレンタカーが借りられる

元々、レンタカーを借りて自転車などを積み込み日帰り旅行をしようと企画していたのですが、上に紹介した「Go To トラベル地域共通クーポンが使えるお店マップ」にレンタカー屋さんもマークが出ているのを発見。

余っていた地域共通クーポンを利用してレンタカーを借りることにしました。

思っていたよりも広範囲のお店で利用できるのを実感した瞬間でした。

この時点で、父がもらったGo To トラベル地域共通クーポンはきれいに使い切ることができました。

Go To イートの食事券を利用して外食

それ以降は、ちょうど始まったGo To イートの食事券を利用して外食をすることに。

都道府県のGo To イートの公式ページに加盟店が掲載されているので、それを目安に行きたいお店を選び、さらにホットペッパーなど予約サイトで予約する、という方法でポイントも加算してもらえました。

飲食店の中には「食事券は使えるけど、ネット予約サイトには登録していない」という場所もあるので、その点だけ注意が必要です。

また、ホットペッパー予約サイトでのポイント還元は、実際にお店に行ってから1週間ほどして加算されるため、旅行期間中にポイントを活かして食事に使うことはできませんでした。

Eparkはポイント還元が早い(当日か翌日には入る)ようなので、短期間でポイントをたくさん使いたい場合はEparkの方が良いかもしれません。

結局、父が滞在していた1週間の間の数回の外食で、ひとり1回の申し込み限度の2万円相当(¥16,000で購入)をふたり分、使い切りました。

Go To イートキャンペーンは1回に¥20,000相当までと決まっていますが、回数に制限はないので、また新しく申請すれば購入することができます。

県内での1泊旅行でまたGo To トラベル地域共通クーポンをもらう

そうこうして4日が過ぎ、両家の家族で揃って県内の温泉旅館に1泊旅行をする日が来ました。

これもGo To トラベルキャンペーンを利用して楽天トラベルで予約したので、35%の割引と15%の地域共通クーポンがもらえます。

父の場合は旅行代理店の窓口であらかじめクーポンを手渡してもらったようですが、今回は旅館についた際のチェックイン時に受け取りました。

その地域共通クーポンは、旅館内のお土産はもちろん、夕食の席でのお酒代にも使えるということで、半分くらいはその日の夕食のお酒代で使い、残りは翌日の昼食代とお土産代でちょうどぴったりなくなりました。

温泉旅館があったのは景勝地だったため、ほとんどの飲食店がGo To トラベル地域共通クーポンも、Go To イートも両方加盟しているところが多く、その地域全体でどこでも使えるようにしっかりと取り組んでいるな、という印象を受けました。

1泊2日で2万円近いクーポンを使いきれるのか最初は不安でしたが、意外ときっちり使えるものだなと感心したのでした。

レンタカー+ホテルでGo To トラベル

1週間ほど私たちが住む県に滞在した父は、それからレンタカーを借りて一人旅へ出かけました。

そのレンタカー+ホテルのパックもあらかじめ旅行代理店で申し込んでいたためGo To トラベルキャンペーン対象で、レンタカーを借りる日から返す日まで使えるGo To トラベル地域共通クーポンを持っているとのこと。

その期間でしか使えないというのはやはりちょっとしたプレッシャーですが、実際に使ってみて「現金と同様にいろんなお店で使える」ことが分かり、あたかも「お小遣いを手に修学旅行をする気分」が味わえるのがなかなか良いですね。


というわけで、今回は実際に1週間、Go To トラベルとGo To イートを使ってみた様子をレポートしてみました。

今まで飲食店をネット予約したこともなく、Go To トラベルのクーポンやGo To イートの食事券も使ったことがありませんでしたが、実際に利用してみると意外にスムーズで便利にそして言うまでもなくお得に、使うことができました。

コロナ感染拡大もまだまだ心配ではありますが、しっかりと予防をしながら近場で旅行をしたり、テイクアウトで飲食店を利用する際にもGo To トラベル、Go To イートどちらも加盟店なら使えるので、ちょっと試してみるのもオススメです。

参考にしていただけたら幸いです。

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