頑丈なジオデシック構造で耐久性があり、空調設備などを加えやすいことから高級グランピング施設などでの採用が増えているドームテント。
グランピング施設でドームテントが人気の7つの理由|オススメ3タイプの特徴や価格を比較してみたポーランド製でヨーロッパの高い安全基準を満たし、世界中にシェアのあるFドーム(Fdomes)のグランピング・ドームテントも日本のグランピング施設で採用されて注目を集めています。
グランピング用ドームテント・F.domes(Fドーム)の価格やオプション、体験できる施設紹介そのFドームのドームテントのシリーズには「クラシック」と「グランピング」の2タイプあり、2020年5月に「クラシック」が日本で初めて導入されました。
丸い入り口が特徴的なこのドームテント・・・スタイリッシュでオシャレで目を引きますよね。
導入したのは、埼玉県飯能市にある空中アスレチック施設「PANZA宮沢湖ファンモック」。
PANZA(パンザ)宮沢湖 ファンモックの口コミやアクセスに利用料金と予約方法まとめ休憩スペースとしてドームテントを採用したそうです。
これからかなり注目を集めそうなこのFdomesのドームテント「クラシック」について、特徴や用途、「グランピング」シリーズとの違いをまとめました!
Fdomesのドームテント「クラシック」の特徴
Fdomesのドームテント「クラシック」の最大の特徴は、正面の丸い入り口。
透明な窓(壁)の中央に入り口があって、宿泊施設としての利用ではなくイベントスペースなど多目的に利用できるドームテントです。
透明な部分に入り口があるので、中の様子が見えた状態でお客さんが入りやすい構造になっています。
(出典:fdomes.com)
フレームと外幕だけのシンプルな構造で、フレーム・外幕にカスタマイズのオプションがあります。
ドームの大きさが選べる
(出典:fdomes.jp)
Fdomes「クラシック」シリーズのドームサイズは、床面積20㎡(約10畳)〜75㎡(約40畳)の5種類から選ぶことができます。
- クラシック20:床面積20㎡・直径5.1m・高さ3.35m
- クラシック30:床面積30㎡・直径6m・高さ3.85m
- クラシック40:床面積40㎡・直径7m・高さ4.3m
- クラシック50:床面積50㎡・直径8m・高さ4m
- クラシック75:床面積75㎡・直径9.5m・高さ4.75m
設置する場所や用途によって大きさが選べるのはいいですね。
フレームの色・種類が選べる
Fdomesのドームテント「クラシック」では、フレームの色や種類を選ぶことができます。
スタンダードなキットでは、腐食に強く、耐久性のある亜鉛メッキフレーム。色はシルバーです。
(出典:fdomes.jp)
オプションで、ホワイトパウダーコーティングにするとスッキリと可愛らしい印象になります。
(出典:fdomes.com)
また、RALカラーパレットに載っている色であれば好きな色にカスタマイズも可能とのこと。
赤やオレンジなどビビッドな色合いも良さそうですね〜!
外幕のパターンが選べる
(出典:fdomes.com)
白と透明の部分が3:2くらいの割合で作られている外幕ですが、オールホワイトまたはオールクリア(透明)にも変更ができます。
オールホワイトだと日光も反射しやすく、外からも見えにくいので、日陰の休憩室やスタッフルームなどに向いていそうですね。
(出典:fdomes.com)
オールクリアは夏場は暑くなりそうですが、寒い時期の天体観測や屋外授業、イベントスペースには向いていそうです。
(出典:fdomes.com)
入り口を追加できる
正面の入り口に加え、後方にも入り口を追加することができます。
(出典:fdomes.jp)
通気を良くしたい場合や、カフェやショップなどお客さんとは別の出入り口を設けたい時には追加しておくといいですね。
ちなみに、どちらの入り口もzip(ファスナー)で取り付けられる円形の蓋がついていて、四角くファスナーを開けてロールアップドアにすることができます。
(出典:fdomes.jp)
天井に通気孔があるので、入り口を閉めて使用することも可能です。
その他、詳しくはFdomes.jpへ。
Fdomesのドームテント「クラシック」の用途
Fdomesには「クラシック」と「グランピング」のふたつのラインナップがあり、「グランピング」はその名の通りグランピング施設でのゲストルームとしての利用をメインに考えて開発されているのに対し、「クラシック」はショップやイベントなど多目的に使えるドームテントです。
世界各地での「クラシック」の導入例をいくつかご紹介します。
サーフィン教室のミーティングルーム
(出典:fdomes.jp)
水に濡れても大丈夫という利点を利用し、サーフィン教室のミーティングルームとして海沿いに建てられています。
潮風から守ってくれつつ開放的なスペースですね。
移動教室
(出典:fdomes.jp)
Google主催の、電子デバイスを利用した移動教室。
ドームの形状が近未来的かつポップで、洗練されたイメージですね。
ホテルのラウンジ
(出典:fdomes.jp)
ホテルの敷地内に設置された、ラウンジスペース。
高級感のある家具を配置してラグジュアリー感のある空間に仕上がっています。
外から見える透明の入り口で、中に入ってみたい気持ちになりますね。
フィットネス・ヨガスタジオ
(出典:fdomes.jp)
自然を感じながらフィットネスやヨガを楽しめるドームのスタジオ。
天気は良い日は屋外で、ちょっと寒い日はドームで、といった使い分けもできそうですね。
その他、
- ガーデニング
- イベントでのストア出店
- イベントのレセプション
- 休憩室 ect.
色々なシーンで多目的に利用できます。
セルフビルド、DIY感覚で組み立てることができて常設もでき、片付けたい時には解体もできるため、季節ごとのイベントなど必要に応じて使えそうですね。
Fdomes「クラシック」と「グランピング」の違い
ポーランドのメーカーFdomesのドームテントには「クラシック」と「グランピング」のふたつのラインナップがあることをご紹介しましたが、違いを簡単にご紹介します。
グランピングは外幕カラーが選べる
「クラシック」シリーズは基本的に白と透明、オールホワイト、オールクリアの3種類から外幕を選ぶことができますが、「グランピング」シリーズでは6種類のカラーから外幕の色を選ぶことができます。
(出典:fdomes.jp)
周りの環境や、サイトイメージに合わせて色を選べるので、オリジナリティーのあるグランピング施設が実現できます。
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グランピングはガラスドアが付けられる
宿泊施設としての利用をする場合、鍵がかけられるガラスドアがついている方が安心感がありますよね。
「グランピング」シリーズのドームテントは、鍵付きのガラスドアをオプションで追加することができます。
グランピングは断熱の内張が追加できる
短時間の利用がメインとなる「クラシック」シリーズと比べて、宿泊をメインと考えられている「グランピング」シリーズは、より快適な空間を実現するために断熱材でできた内張をつけることができます。
グランピングは薪ストーブや煙突を追加できる
冬のグランピングを快適に楽しむための薪ストーブや煙突を追加できるのも「グランピング」シリーズの特徴のひとつ。
このように、「グランピング」シリーズは宿泊をすることを前提に、より快適に過ごすためのオプションが色々と選べるようになっています。
その他オプションをもっと詳しく→fdomes.jpのグランピングページ
それぞれに特徴やオプションの違いのある「クラシック」と「グランピング」、目的や用途によって選べるのがいいですね。
以上、今回はPANZA宮沢湖ファンモックで日本初上陸した、ポーランド製のドームテント・エフドームの「クラシック」の特徴や用途、「グランピング」との違いをまとめました。
これからますます話題を集めそうなドームテント、導入の参考にして頂けたら幸いです!
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