手軽に快適なアウトドア体験ができることで人気のグランピング。
グランピングとは?本当の意味や名前の由来|キャンプとの違いを徹底解説日本各地に、その土地の利や自然を活かし、趣向を凝らしたグランピング施設が続々とオープン、コロナの影響下でも業績を維持できる事業としてますます勢いを増していますね。
また、新型コロナの影響で働き方にも大きな変化が起き、自然の中でストレスフリーに過ごしながらリモートで仕事をする「ワーケーション 」という概念が生まれ、ワーケーションに対応しているキャンプ場なども増えています。
ワーケーションできるキャンプ場・グランピング施設20箇所|場所や料金プランまとめ|2021年最新 キャンプ場やグランピングをワーケーション対応にするために揃えたい設備・機材やサービス16選今回ご紹介するのは、2021年3月22日にオープンする「MT.FUJI SATOYAMA VACATION(マウントフジ 里山 バケーション)」。
富士山を望む施設を貸切でグランピングやワーケーション に利用できる、MT.FUJI SATOYAMA VACATIONの料金プランや設備・アメニティ、さらに滞在中に自然を楽しめるアクティビティ「エコツアー」についてまとめました!
MT.FUJI SATOYAMA VACATIONってどこにある?
MT.FUJI SATOYAMA VACATIONがあるのは、静岡県富士宮市白糸。
富士山のふもと、西側に位置する地域で、観光名所としても知られる「白糸の滝」から車で5分ほどの距離にあります。
富士山を望みながらキャンプやサイクリングが楽しめる田貫湖からも近く、自然の多い地域であると同時にコンビニやスーパーなどからも近く適度に便利な場所。
東京都内から車でおよそ2時間15分、中央自動車道を経由し、河口湖ICから1時間弱です。
新東名高速道路を利用する場合は、新富士ICより車で約30分。
公共交通機関で向かう場合は、新幹線の新富士駅から路線バス「猪之頭行き」で「新田」で下車、徒歩10分ほど。品川駅から2時間30分ほどで到着します。
都会の喧騒を抜け、たどり着いた先にあるのは、壮大な富士山。
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こんな景色を眺めながらグランピングやワーケーション ができるなんて最高ですね・・・!
富士山からパワーをもらってリフレッシュできそうです。
このMT.FUJI SATOYAMA VACATIONを運営しているのは、自然環境と地域文化の調和をはかるアクティビティ「エコツーリズム」の開発支援を世界各地で行っている「一般社団法人 エコロジック」。
雄大な富士山と、のどかな里山の風景が同時に味わえるこの土地を、「和み」「人の和」「日本の和」をテーマとしたエコツアー&グランピング施設として作り上げたのだそう。
(出典:satoyama-vacation.com)
元々は、富士宮でのエコツアー参加者のための宿泊施設として構想が始まったMT.FUJI SATOYAMA VACATION、自然との関わり方を熟知しているオーナーさんとスタッフさんが作り上げた施設ならではの、多彩なエコツアーも後ほどご紹介していきます☆
*施設情報*
- 公式HP:MT.FUJI SATOYAMA VACATION
- 住所:〒418-0117 静岡県富士宮市狩宿8−2
- Tel:0544-66-5722
- 営業時期:通年
- 滞在タイプ:テント
- 食事:夕朝食付き
- 予算:¥25,000~/ 名 (※オープン特別価格 2021年12月末まで)
- 定員:8名(ワーケーション 10名)
- 持ち込み:OK
- 子供連れ:OK
- 駐車場:あり
- ペット:OK
- アクセス:
東京都内から車で2時間15分
品川駅から新幹線+バスで2時間30分
静岡市から車で1時間
※プランや料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
MT.FUJI SATOYAMA VACATIONのグランピング
MT.FUJI SATOYAMA VACATIONでは、家族や友達と気兼ねなくゆっくりと過ごせるよう、1日1組限定でのグランピングプランを提供しています。
定員は4名〜8名。ちょうど2家族で利用するのにぴったりの定員、ペットと一緒の利用もOKです(要事前連絡)。
宿泊は、世界のローカルクラフトで飾られ、寝具が備えてあるグランピングテント。
(出典:satoyama-vacation.com)
4名用と3名用のテントがそれぞれ1棟ずつ用意してあります。
(出典:satoyama-vacation.com)
また、施設内にはゆったりとリラックスできるカフェテリアも兼ねた管理棟や、シャワールーム(2室)、トイレ(2室)に加え、富士山を心ゆくまで眺められる富士見デッキも設置してあります。
(出典:satoyama-vacation.com)
グランピングプランは夕食・朝食がセットになっていて、夕食は地元で採れたお野菜や朝霧高原のお肉・ジビエなどを使ったBBQ(夏)やお鍋(冬)を味わえ、朝食は地元の人気ベーカリーのパンやホットサンドなどを楽しめます。
追加の食材や飲み物の持ち込みもOK、近くにコンビニなどもあるので必要なものがあれば買い出しにも行けて便利です。
オーナーさんが世界各地で集めたフェアトレードのアート作品がセンス良く配置してある、おしゃれで落ち着くカフェテリアでは、フェアトレードのコーヒーなどをフリードリンクで提供。
(出典:satoyama-vacation.com)
そしてMT.FUJI SATOYAMA VACATIONの最大の特徴であるエコツアーも「ミニエコツアー(無料)」が宿泊にセットになっています。
(出典:satoyama-vacation.com)
夜は星空観測、朝は白糸の滝へのモーニングツアー、田貫湖サンライズツアーなど、恵まれた土地と自然を楽しめるミニエコツアーが季節によって用意してあるので、天気が良い日に利用できたら本当に最高!ですね。
料金プランは、通常平日1名¥50,000〜 / 泊のところ、オープニング特別価格として、2021年12月末までは以下の価格で利用できます(税別)。
平日 | ¥25,000 /名 |
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土日祝 | 大人;・¥35,000 /名 こども(3歳~12歳):¥25,000 / 名 |
(※上記価格は2021年12月末までの期間限定料金です。2歳以下の子供は無料。)
MT.FUJI SATOYAMA VACATIONのワーケーション
MT.FUJI SATOYAMA VACATIONが提案しているもう一つの滞在方法が、ワーケーション。
(出典:satoyama-vacation.com)
コロナの影響でリモートで仕事をする機会が増加する中、自宅やレンタルオフィスに籠もって仕事をするのではなく、開放的で精神的にもリラックスできる環境で仕事をするワーケーションも浸透しつつあります。
元々世界では当たり前に行われているワーケーションですが、日本ではコロナになって初めて注目されるようになったスタイルですよね。
MT.FUJI SATOYAMA VACATIONでは、「普段と違う環境でこそイノベーションが生まれる」という考えのもと、富士山が望め里山の風景が広がるこの施設で、エコツーリズムを取り入れて自然や地元の生活の中での非日常体験をしながら仕事もするというワーケーションプランを提供しています。
(出典:satoyama-vacation.com)
最大定員は10名、2泊3日の日程で、朝食(2回)・昼食(1回)・夕食(2回)に加えて、様々な体験プログラムをニーズに合わせてカスタムプログラム。
富士山の自然や伝統文化、里山の暮らし体験:
- E-BIKE
- フォレストウォーク
- バードウォッチング
- FARM TO TABLE(収穫体験)
- 和菓子作り
- 酒蔵めぐり
- そば打ちなどの伝統料理体験
- 味噌作り
- 流しそうめん
- 川遊び
世界の暮らし体験:
- キャンプテクニック(火起こし、ロープワーク、ドラム缶風呂など)
- 世界の料理体験
- ゴリラになる体験
- 世界での途上国支援の経験談やエコツーリズム
- SDGs(持続可能な開発目標)をテーマとした講義やワークショップ
自然の中、清々しい空気を感じながら目覚め、朝は森をウォーキングしてから午前中仕事、お昼はE-BIKEで移動してランチをし、午後仕事、日が暮れたら焚き火をしたり天体観測をしたり・・・
通勤に費やす時間や、テレビやスマホを見ている時間、といった普段当たり前に費やしている時間を、自然体験に使うだけでかなりの気分転換になり、仕事のオン/オフも切り替えられそうですね。
WIFI、52インチモニター、ZOOM用カメラ、各種延長コードなどワーケーション対応の備品ももちろん用意してあります。
この2泊3日のワーケーションプログラム、最大10名まで参加でき、¥500,000(税別)〜となっています。
10名で利用した場合、1泊あたり¥25,000〜、社員研修的な利用や、レクリエーションを兼ねての利用など、かなり有効に使えそうですね。
MT.FUJI SATOYAMA VACATIONの設備・備品・アメニティ
MT.FUJI SATOYAMA VACATIONでは、できるだけ手軽にグランピングやワーケーション が楽しめるように設備・備品・アメニティなどが整えられています。
【管理棟設備】
- トイレとシャワー:それぞれ2か所
- 冷蔵庫
- 製氷機
- トースター
- ホットサンドメーカー
- 電気ケトルなど
- フリードリンクのフェアトレードコーヒーや紅茶
【テント内設備】
- コット(折り畳み式ベッド)
- マットレス
- 枕
- 毛布・掛布団・シーツ
- 椅子
- ランタンなど
- 冬場:電気毛布・ストーブ
- コンセント
【アメニティ】
- バスタオル・フェイスタオル
- シャンプー・リンス・ボディーソープ
- ドライヤー
アメニティに関しては、使い捨ての物を減らすという観点から使い捨ての髭剃りや歯ブラシ、ヘアブラシなどは置いていないそう。
個人で持参するようにしましょう☆
MT.FUJI SATOYAMA VACATIONのエコツアー
エコツーリズムを支援・展開している会社が運営しているMT.FUJI SATOYAMA VACATION、グランピングプラン・ワーケーションプランともに、ミニエコツアーが無料でセットになっていますが、「もっと本格的にエコツアーを体験してみたい」という方はオプションで申し込むことができます。
宿泊2日目のチェックアウト後に予約しておけば、丸2日滞在が楽しめるのでオススメ。
宿泊利用の方は2021年12月末まではオープニング価格ということでお得に体験できるこのエコツアーを簡単に紹介します。
(※日帰りでエコツアーのみ参加の場合は通常価格となります。)
自然満喫E-BIKEエコツアー
(出典:satoyama-vacation.com)
富士箱根伊豆国立公園に属する田貫湖(たぬきこ)の自然を満喫するE-BIKEエコツアー。
E-BIKEなので負荷も少なく爽快なサイクリングが楽しめます。
富士宮ならではのニジマスのランチも楽しめるプランです。
料金(税別) | ¥16,280 / 名→オープニング価格 ¥10,000 / 名 |
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シーズン | 通年 |
所要時間 | 4時間 |
身長制限 | 150センチ以上 |
含まれるもの | E-BIKEレンタル、ローカルランチ、保険 |
里山E-BIKEエコツアー
(出典:satoyama-vacation.com)
特に海外からの利用者に人気の里山E-BIKEエコツアー。
施設から専用車で里山ツアーの拠点である柚野村に移動し、地元・富士宮の里山の自然と歴史文化をゆっくりとE-BIKEで巡るエコツアーです。
ランチには地元のお母さんグループによる手打ちそばが味わえます。
料金(税別) | ¥18,500 / 名→オープニング価格 ¥10,000 / 名 |
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シーズン | 通年 |
所要時間 | 4時間 |
身長制限 | 150センチ以上 |
含まれるもの | E-BIKEレンタル、ローカルランチ、保険 |
富士山トレッキング(宝永火口)
(出典:satoyama-vacation.com)
静岡県側からだけ見える、富士山5合目にある山・宝永山をトレッキングするツアー。
施設から専用車両で富士山5合目(富士宮口)まで移動し、パワースポットでもある宝永山の火口(富士山の最後の噴火の際の噴火口)に向かいます。
天気が良ければ、火口を見ながら地元の食材で作ったお弁当が楽しめます。
料金(税別) | ¥18,000 / 名→オープニング価格 ¥12,000 / 名 (登山シーズンには別途登山パス料金が追加) |
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シーズン | 6月〜10月 |
所要時間 | 5時間 |
身長制限 | 150センチ以上 |
含まれるもの | ローカルランチ、保険 |
富士山フォレストウォーク
(出典:satoyama-vacation.com)
施設から1300メートルの西臼塚の森へ移動し、ガイドさんと一緒に富士山の森を散策するエコツアー。
ブナやカエデの巨木に出会える壮大な森を、世界の森に精通しているガイドさんから木々や動物について案内してもらいながら散策し、森の中でのランチを楽しみます。
身長制限もなく、子供でも参加できるので家族連れにオススメ。
料金(税別) | 大人¥10,000 / 名 子供(3〜12歳)¥7,000 / 名 |
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シーズン | 通年 |
所要時間 | 4時間 |
含まれるもの | ローカルランチ、保険 |
里の恵み満喫エコツアー
(出典:satoyama-vacation.com)
富士山麓の里山の恵や文化を体験できるエコツアー。
ガイドさんの案内で夕食用の有機野菜を収穫したり、富士山の湧水で作られた地ビールのブルワリーでビールを味わったり、酒蔵で日本酒の醸造法を聞いてテイスティングをしたり・・・、お酒好きにはたまらないオススメツアーです。
ツアー後は施設でBBQを楽しむため、宿泊1日目に組み込めるツアーとなっています。
料金(税別) | 大人¥10,000 / 名 子供(3〜12歳)¥7,000 / 名 |
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シーズン | 通年 |
含まれるもの | 地ビール(1本/大人1人)、地酒(1本/グループ)、保険 |
これらのエコツアー以外にも、希望があれば個々にアクティビティを組むことも可能なのだとか。
気になる方は相談してみてくださいね。
以上、MT.FUJI SATOYAMA VACATIONの料金プランや設備・アメニティ、さらに滞在中に自然を楽しめるアクティビティ「エコツアー」についてまとめました!
個人的に、こんなグランピング施設あったら良いなと思っていたポイント(貸切・食事付き・アクティビティ付き・富士山)をかなり網羅している施設です。
参考にしていただけたら幸いです!