手軽にキャンプのアウトドア気分を味わいつつも快適な宿泊ができることで人気の、グランピング。
せっかくなら、グランピングと一緒に温泉も満喫できたら最高ですよね。
そこで今回は、関西圏でグランピングと温泉が両方楽しめるリゾート施設、奥伊勢フォレストピアをご紹介します!
奥伊勢フォレストピアってどこにある?
奥伊勢フォレストピアは、三重県のやや南部で、紀伊山地の三重側、高見山と大台ヶ原山を結ぶ台高山脈の手前、ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に指定されている大台ヶ原・大峯山・大杉谷など自然豊かな奥伊勢にあります。
大阪・奈良・和歌山・京都・兵庫・滋賀など関西の都県からアクセスしやすく、名古屋から車で2時間弱、京都から約2時間、大阪から2時間半の距離にあります。
伊勢神宮や松坂・熊野からは約1時間の距離なので、三重観光の際にも立ち寄りやすい場所ですね。
JR紀勢本線の三瀬谷駅からは無料の送迎バスも出ているので、車がなくても行ける施設です。
グランピングエリアの横には、「日本一の清流」として知られる宮川の支流・薗川(そのかわ)が流れていて、川遊びや魚とりなどが楽しめます。
(出典:okuiseforestpia.com)
浅瀬なので子供でも安心して川遊びができそうですね。
子供に人気のアスレチックのある「わんぱく広場」もグランピングエリア横。
(出典:okuiseforestpia.com)
その他にも、釣り堀やレンタサイクル、テニスコートもあって自然やアウトドアを満喫できる施設です。
*施設情報*
-
- 公式HP:奥伊勢フォレストピア
- 住所:〒519-2513 三重県多気郡大台町薗993
- Tel:0598-76-1200
- 営業時期:通年
- 滞在タイプ:テント・コテージ
- 食事:夕・朝食付き(テント)・自炊またはレストラン(コテージ)
- 持ち込み:OK
- 子供連れ:OK(小学生以下はコテージのみ)
- 駐車場:あり(無料)
- ペット:NG(テント外ならOK)
- アクセス:
名古屋方面から車で1時間40分
大阪・京都から車で約2時間〜2時間半
伊勢・松坂・熊野から車で約1時間
奥伊勢フォレストピアのゲストルーム
(出典:okuiseforestpia.com)
奥伊勢フォレストピアには、別荘風の民宿・コテージ・テントの3タイプの宿泊施設があります。
ここでは、よりグランピングらしさの味わえるコテージとテントについてご紹介します。
コテージは、グランピングエリアではなく、本館である宮川山荘の裏手にあります。
ゲストルーム1:コテージ 寝室1部屋タイプ|ひとり¥4,320~(素泊まり)
(出典:okuiseforestpia.com)
キッチン・バス・トイレ・床暖房・エアコン完備のコテージ。
1階建てで、寝室が1部屋あって定員は5名です。
一棟貸しなので、定員5名での宿泊が一番お得です。
平日 | ¥21,600 |
土曜・祝前日 | ¥27,000 |
夏休み期間(7月20日~8月30日) 正月期間(12月31日~1月3日) |
¥32,400 |
(※記載の金額は、5名利用時、素泊まりの価格です。プランや料金設定につきましては、季節などによって変動する場合がありますので、公式HPや予約サイトなどで必ずご確認ください)
また、定員は5名のため寝具や食器は5名分のみとなっていますが、添い寝の子供連れなど定員以上でも泊まれる場合もあるようなので、希望の場合には相談してみてくださいね(追加料金の場合もあり)。
コテージ 寝室1部屋タイプの設備
- 定員:5名
- 子供:OK(子供料金設定なし)
- 1階建て木製コテージ
- 客室設備:電子レンジ/ガスコンロ/冷蔵庫/電気ポット/炊飯器(5合炊き)/食器洗浄機/テレビ/ドライヤー
- キッチン用品:食器類5名分/日本茶セット/調理器具/鍋など
- アメニティー:バスタオル/フェイスタオル/浴衣/歯ブラシ/寝具/ボディソープ/リンスインシャンプー
- 注意点:お箸・調味料はありません
ゲストルーム2:コテージ 寝室2部屋タイプ|ひとり¥5,400~(素泊まり)
(出典:okuiseforestpia.com)
キッチン・バス・トイレ・床暖房・エアコン完備のコテージ。
2階建てで、寝室が2部屋あるタイプで、定員は同じく5名です。
寝室が分かれているので、2家族や3世代での旅行などにオススメです。
こちらも一棟貸しなので、定員5名での宿泊が一番お得、添い寝などの子供連れの場合には相談を。
平日 | ¥27,000 |
土曜・祝前日 | ¥32,400 |
夏休み期間(7月20日~8月30日) 正月期間(12月31日~1月3日) |
¥37,800 |
(※記載の金額は、5名利用時、素泊まりの価格です。プランや料金設定につきましては、季節などによって変動する場合がありますので、公式HPや予約サイトなどで必ずご確認ください)
客室設備やアメニティーは1階建てタイプと同じです。
コテージ 寝室2部屋タイプの設備
- 定員:5名
- 子供:OK(子供料金設定なし)
- 1階建て木製コテージ
- 客室設備:電子レンジ/ガスコンロ/冷蔵庫/電気ポット/炊飯器(5合炊き)/食器洗浄機/テレビ/ドライヤー
- キッチン用品:食器類5名分/日本茶セット/調理器具/鍋など
- アメニティー:バスタオル/フェイスタオル/浴衣/歯ブラシ/寝具/ボディソープ/リンスインシャンプー
- 注意点:お箸・調味料はありません
ゲストルーム3:グランピング・コットンテント|ひとり¥13,200~(夕・朝食付き)
(出典:okuiseforestpia.com)
やっぱりグランピングはテントがいい、という方にオススメなのが、コットンテントでの宿泊。
しろくまマークが可愛いNordiskのコットンテントに、ベッドと可愛らしいインテリア、電気ポットなどの設備が整えてあります。
(出典:okuiseforestpia.com)
外のウッドデッキには焚き火セット・デッキチェア・ハンモックもあって、屋外でのんびりゆったりとした気分を味わえそうですね。
テントとはいえ、ちゃんと電源もあるので充電も安心。
冬場は電気毛布や電気カーペット・オイルヒーターでテントの中を温めてくれます。
グランピング・コットンテントには、小学生以下の子供は宿泊することができません。
子供連れの場合は、コテージまたは本館の宮川山荘での宿泊となります。
グランピング・コットンテントの設備
- 定員:2名
- 子供:小学生以下NG
- コットンテント
- 客室設備:ベッド寝具/テーブル/各種照明器具/電気ポット/クーラーボックス(保冷剤付き)/クッション(冬季のみ:オイルヒーター/こたつ/電気毛布/電気カーペット)
- キッチン用品:食器類5名分/日本茶セット/調理器具/鍋など
- アメニティー:フェイスタオル/バスタオル/歯ブラシ/カミソリ/コンディショナー/シャワーキャップ/ヘアブラシ
- 注意点:パジャマ/浴衣はありません
テント泊のグランピングは、夕・朝食込みのプランのみ提案されています。
奥伊勢フォレストピアのお食事プラン
グランピングでの楽しみのひとつは食事ですよね。
奥伊勢フォレストピアでは、コテージ泊のとテント泊では食事プランが別々に用意されています。
どんな食事なのか、見てみましょう。
コテージ泊の食事その1:基本は自炊
キッチンに、コンロも炊飯器も電子レンジも備わっているコテージでは、素泊まりプランが一番ポピュラーです。
車で15分ほどのところに大型スーパーがあるので、そこで色々買ってきて、家族や友達とわいわい自炊するのも楽しそうです。
コテージ泊の食事その2:持ち込みBBQ
コテージ泊でBBQを楽しみたい方のために、BBQ台のレンタルがあります(有料)。
食材や飲み物は好きなものを持ち込みして、家族や友達と自然の中でのBBQをコテージ横で楽しむことができます。
コテージ泊の食事その3:レストランでフレンチ・ディナー
(出典:okuiseforestpia.com)
コテージ泊の場合には、3日前までに予約しておくと、施設内のレストラン「アンジュ」でフレンチのディナーが楽しめます。
奥伊勢フォレストピア自慢の本格的なスペシャルフレンチのフルコースで、ワインリストも充実しています。
大人の夜に贅沢なフレンチ。記念日などの旅行も兼ねていいですよね。
季節によっては「スペシャルフレンチディナー付きプラン」もあるので、HPでチェックしてみてくださいね。
また、素泊まりの場合でも追加料金を支払えばレストランで朝食を頂くこともできます。
テント泊の食事その1:レストランでフレンチ・ディナー
(出典:okuiseforestpia.com)
グランピング・テントでの宿泊の場合は、基本プランの夕食が施設内レストラン「アンジュ」でのフレンチコース・ディナーです。
自然の中で、テント泊を楽しみながらも、贅沢な食事を一切の手間なく頂けるという、グランピングならではのゴージャス感がありますね。
7/1〜9/30の夏季には、施設内のグランピングガーデンでBBQメニューへの変更も可能。
よりアウトドア感を楽しみたい方はBBQで!食材付きなので、持ち込む必要はありません。
テント泊の食事その2:レストランでお粥の和定食
(出典:okuiseforestpia.com)
テントで眠った翌朝は、施設内レストラン「アンジュ」でお粥の和定食を頂きます。
身体にやさしいお粥と、デトックス効果のある多品目のおかずで、気持ちの良い1日のスタートができそうですね。
テント泊は小学生以下は宿泊できないため、基本的にはカップルや夫婦・友達など大人同士で楽しむ場合が多いかと思います。
フレンチディナーやお粥の和定食、大人の雰囲気のグランピングでのんびりチャージできそうですね。
奥伊勢フォレストピアの温泉
(出典:okuiseforestpia.com)
奥伊勢フォレストピアでは、本館の宮川山荘にある「奥伊勢宮川温泉」を利用できます。
昔から「美人の湯」「美肌の湯」として親しまれている重曹泉は、皮膚がなめらかになり、入浴後には爽快感と清涼感を感じるのが特徴。
美肌以外にも、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・うちみなど、身体を労ってくれる効能が満載のお湯です。
大浴場、屋外打たせ湯、薬草風呂と3種類のお風呂があり、温泉浴と森林浴を同時に体感できる施設となっています。
(出典:okuiseforestpia.com)
入湯時間は、チェックイン~23時・翌6~9時。
夜23時まで利用でき、翌朝もチェックアウト前に利用できるのは嬉しいですね。
コテージからはほど近い距離にありますが、テントのあるグランピングエリアからは1.5kmほど離れているので、車で移動する際にはアルコールのタイミングに気をつけましょうね!
奥伊勢フォレストピアの口コミ
Googleレビューや各種予約サイトでの奥伊勢フォレストピアのクチコミをまとめてみました。
料理もとても美味しです。
もっとクチコミを見る→奥伊勢フォレストピアのGoogleレビュー
とにかく、川が綺麗だった、川で魚やサワガニを取って遊べる、など川のある環境を褒めている意見がとても多いです。
続いて多いのが、食事が美味しかった、温泉が良かった、という声。
平均しても星が4つ以上、極端に悪い評価というのがほとんどない、お客さんの満足度の高い施設と言えますね。
奥伊勢フォレストピア周辺の見どころ
奥伊勢フォレストピアの施設内にも川など自然を感じられる場所はたくさんありますが、こちらでは周辺の見どころについて紹介します。
見どころその1:北総門山展望台
(出典:web-odai.info)
奥伊勢フォレストピアから車で30分ほどの距離にある、展望台です。
清流として知られる宮川を一望できる絶景スポットで、美しい尾根道を歩くライト・ハイキングコースもあります。
奥伊勢フォレストピアでは、北総門山展望台までカレーのランチを届けてくれるプランもあります。
詳しくはこちら→奥伊勢フォレストピア 展望台ランチプラン
また、奥伊勢フォレストピア宿泊者のみ対象で、夜の展望台に連れて行ってくれるプランもあります。
夜の野生動物を観察したり、満点の星空を観測でき、忘れられない夜になりそうですね。
詳しくはこちら→奥伊勢フォレストピア 夜の野生動物と夜空の鑑賞ドライブ
見どころその2:宮川
(出典:verde-odai.co.jp)
日本一の清流に何度も選ばれている、美しい川「宮川」。
奥伊勢では、宮川でのアウトドア・アクティビティを楽しむことができます。
SUPやカヤック・カヌーなどのツアープランもありますよ。
詳しくはこちら→Verde アウトドア・プログラム
見どころその3:大杉谷
(出典:web-odai.info)
ユネスコ・エコパークの町として知られる奥伊勢大台町の中でも、最も奥地、日本屈指の秘境と言われているのが「大杉谷」です。
秘境、というとなかなか自分では行きにくそうですが、この大杉谷をガイドさんと一緒に巡る「秘境ツアー」もあります。
(出典:web-odai.info)
貴重な美しい自然を感じながらの冒険登山、奥伊勢ならではの体験ですよね。
宮川でのSUPやカヤックを主催しているVerdeアウトドア・プログラム主催のツアーです。
詳しくはこちら→Verde 大杉谷登山
このように、奥伊勢には大自然がいっぱいあります。
奥伊勢フォレストピアの敷地でも十分に川遊びや釣り堀などで楽しむことができますが、もう一歩進んだアウトドア体験がしてみたい方は是非。
紹介したスポット以外にも、奥伊勢には見どころがまだまだあります。
詳しくは大台町のHPへ→大台町HP
まとめ
今回は、三重県でグランピングと温泉が楽しめる施設、「奥伊勢フォレストピア」について詳しくご紹介しました。
宿泊だけでなく、食事と温泉も満喫できる上、自然体験も満載で充実した体験ができそうですね。
関西には他にも、グランピングと温泉が楽しめる施設があります。
よかったらこちらの記事も読んでみてくださいね。