テレビ東京系の木ドラ25で2020年1月から放送のテレビドラマ「ゆるキャン△」。
あfろさん原作の漫画の実写版として注目が集まっています。
福原遥さん演じる主人公・志摩リンを中心に、5人の女子高生たちが登場し、毎回キャンプの小ネタや楽しみ方が知れて「キャンプに行かなくても行った気分になれる」「ソロキャンプしたことがないけどしてみたくなる」と評判ですよね。
ロンブーの田村淳さんが「ゆるキャン△を観て、キャンプの仕方を勉強する」と話したり、最上もがさんが夜中に「ゆるキャン△を観ていたら無性にキャンプしたくなった!」とツイートするなど、芸能界にもじんわりとファンが広がっています。
ゆるキャン△の魅力というと、可愛い女子高生たちが楽しくゆるくソロキャンや女子キャンを楽しむ姿や、キャンプ場へ向かうまでの道すがらの様子。
目的地までゆるーく移動しながらキャンプをする様子が、「水曜どうでしょう」みたい!と評する声もありますね。
今回は、ロンブー淳さんも思わず参考にしたくなるという、ゆるキャン△で紹介されるキャンプ術をまとめてみました!
福原遥さん演じる、主人公・リンはオフシーズンのキャンプ専門。
寒い中、自転車やスクーターでソロキャンプに出かけます。
その理由は、
確かに、冬の美しい星空を眺められたり、冷え切った体を温泉でほぐしたり・・・、冬のキャンプは夏に味わえない良さがありますね!
冬キャンプを楽しむためには、リンのように寝袋や防寒具などの装備を整える必要がありますが、寒さ対策さえできれば夏のキャンプよりも快適に過ごせそうです。
ゆるキャン△第1話で登場した裏技、松ぼっくりでの火種作り。
乾燥している(開いている)松ぼっくりを集めて火を付けると、簡単に火種を作ることができます。
松ぼっくりを拾うついでに乾いている枝を拾って使えば、薪代の節約にもなって一石二鳥。
松ぼっくり拾いなら子供も喜んで手伝ってくれそうですね!
キャンプで美味しいキャンプ飯を楽しむのは、アウトドアの醍醐味ですよね。
でも、ゆるキャン△ではキャンプ飯にそこまで固執してません。
実際、主人公・リンはキャンプ場に行く道すがら、カフェや温泉に立ち寄って食事も済ませ、キャンプ場では簡単な食事のみ、という場合もよくあります。
第10話・陣馬形山キャンプスペースに向かった回では、途中で買った肉まんをホットサンドメーカーに挟んで焼いただけ、それでも十分美味しそうでした。
もともと、「肌が乾燥する」「服に火が飛んで穴が開く」などの理由で、あまり積極的に焚き火をしないリン。
それでも寒さをしのぐために、たまに焚き火を起こしますが、基本的に料理などはガスコンロを利用しています。
ソロキャンプにちょうどいいサイズのクッカーと、折りたためてコンパクトになるガスコンロ。
焚き火を使ってお湯を沸かしたりすると、鍋の底がススで汚れるという理由から、焚き火をしている時も料理はコンロで。
シンプルかつ汚れも少なくキャンプができるちょっとしたこだわりですね。
キャンプで焼肉を楽しむために、焚き火グリルを買ったリン。
折りたたむと厚さ1.8cm、重さ500gという超コンパクト仕様で、ツーリングやハイキングにぴったりの製品です。
さらに、クリスマスキャンプ用に焚き火台を購入したのは、リンが通う本栖高校の野外活動サークル(通称:野クル)の3人。
こちらも、脚が3分割できて収納サイズは長さ25cm、重さも730gと超軽量・コンパクトです。
電車や自転車・スクーターなどで移動すること前提でギアを選んでいるという理由もありますが、コンパクトで軽量かつ使いやすく、しかも高額すぎないキャンプ用品は色々あるので、ひとつひとつの道具もきちんと吟味して揃えたいですね。
高台など風が強い場所でテントを張る場合、先に骨組みを取り付けるとそのまま吹き飛ばされてしまう恐れが。
突風でテントの骨組みが折れちゃった・・・なんてことになったら大変です。
風が強い時は、先にテントの底面を地面にペグダウンしてから、広げるようにしましょう!(第10話に登場)
ドラマ「ゆるキャン△」の第7話で登場した、成形炭。
焚き火グリルを買ったので、焼肉キャンプをしようと張り切って四尾連湖へやってきたリンとなでしこでしたが、用意した備長炭に全く火がつかず・・・、近くに居合わせた鳥羽姉妹の妹に成形炭を分けてもらいました。
着火剤と炭だけではうまく火がつかないこともあるので、BBQやグリルをする場合には成形炭も用意した方がいいですね!
キャンプ場に行って帰る、だけじゃなくて、キャンプ場に着くまでの道のりも楽しむのがゆるキャン△流。
温泉や、喫茶店、お寺など、寄り道を楽しみながら目的地まで向かいます。
ゆるキャン△に登場するのは、本栖高校や自宅をのぞいて全て実際に存在する施設やお店、キャンプ場なので、実際にゆるキャン△に登場するルートを辿りながらキャンプ場へ向かう「ゆるキャン△聖地巡り」もファンには人気です。
この、「寄り道を楽しみながら旅をする感じ」が「水曜どうでしょう」に似ているゆるくていい面ですね。
立ち寄ったお店のメニューも実在します☆
ゆるキャン△の原作者あfろさんが甲府在住ということもあり、山梨県内や長野県など山梨からアクセス可能な場所が主に登場していて、原作の取材力が素晴らしいのでアニメ・ドラマ共に原作漫画を忠実に再現している構成となっています。
冬キャンプで外せないのは、温泉。
ゆるキャン△でも、キャンプ場へ向かう途中に温泉に立ち寄るパターンが多いです。
ついついのんびりしちゃって、キャンプ場到着が遅くなりがち・・・というのはありますが・・・、行きと帰りと、1回づつ温泉に寄って満喫したいですね!
ゆるキャン△で、主人公・リンがわりと頻繁に遭遇するのが、「通行止」。
冬キャンプばかりしているので、道が凍結していて通れなかったり、ショートカットするはずがマイカー規制で通れなかったり・・・(たまたま工事の人が忘れていった看板だったり)。
気を取り直して引き返すしかないのですが、一人ならまだしも家族で移動していたりしたら気まずい気分になってしまいそうですよね。
とうわけで、反面教師で学びたいのは、通行止やチェーン規制などの交通情報をあらかじめチェックしておくこと。
不安な場合は、当日目的のキャンプ場に問い合わせてみると安心ですよ〜。
これからキャンプを始めてみたい人にも参考になるポイントがたくさんのゆるキャン△に出てくる、過ごし方や裏技、便利グッズなどをまとめてみました。
参考にしていただけると幸いです!