人気漫画で実写化もされた「ゆるキャン△」やドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」などの影響で、ソロキャンプをやってみたい・・・憧れる・・・という女性が増えているそう。
でも、キャンプ場でひとりテントを張って寝るなんて、危険なんじゃない?と思ってしまいますよね。
一応ゲートがあるとはいえ、入ろうと思えば誰でもサイト内に入って来れそうだし、テントには簡単に入れそうだし・・・、ただでさえ夜間共用のトイレに行くのも怖いのに、ひとりで寝るなんて本当に大丈夫なの?!と二の足を踏んでしまう人も多いと思います。
そこで今回は、そんな初心者女子がソロキャンプをするのは危険なのかどうか?そして安全に過ごすために用意したいグッズは?について調べてみました!
初心者女子のソロキャンプは危険?
ゆるキャン△の主人公や、ドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」の夏帆さんのように、自由気ままにソロキャンプを楽しんでみたい・・・!と思う女子が増えています。
ひとり旅や、ひとり焼肉、ひとりカラオケ的な自由気まま感はありますが、ズバリ言うと女子のひとりキャンプはある程度の自己防衛をしなければ危険になり得ます。
そもそも、キャンプというスタイルは、大空の下の同じ大地を複数の人々が共有して、星空の下眠るもの。
女子だから、とか、初心者だから、とか、ソロキャンだから、とかは関係なく、危険な目に合う可能性はあります。
例えば・・・
- 酔っ払いに絡まれる
- 喧嘩に巻き込まれる
- 熊に襲われる
- 蛇に噛まれる
- 盗難にあう
- 山崩れなど自然災害 ect…
こういったトラブルや犯罪、災害などから身を守る、または遭遇した時に対処できるよう用意をしておくということは初心者女子ソロキャンプに限らず大切なことですよね。
では、中でもやっぱり不安要素の多い初心者女子ソロキャンパーが気をつけるべきこと、持っていくべき装備はどんなものでしょう?
初心者女子のソロキャンプを安心・安全に楽しむために気をつけたいこと
初心者女子だけどソロキャンプをしてみたい・・・という人が気をつけたい項目は大きく分けて2つ。
キャンプ場の選び方と、キャンプ場での自分の振る舞い方です。
初心者女子のソロキャンプで気をつけること①:キャンプ場選び
できるだけ安心・安全なソロキャンプをしたい場合は、キャンプ場選びが大切です。
行ってみたいなというキャンプ場が決まったら、そのキャンプ場が以下に挙げる項目に該当しているかどうか、チェックしてみてくださいね。
スマホの電波が入る
これは絶対にチェックが必要です。
何かあった時に、連絡ができないと大変!
デジタルデトックスなんて言ってる場合ではありません。
最近はどこに行っても大抵電話がつながりますが、それでも念の為にあらかじめ問い合わせるなどしておくと安心です。
管理人さんが24時間常駐している
(出典:nap-camp.com)
管理人さんがきちんと管理してくれているキャンプ場なら、何かあった時に助けを求めたり力を貸してもらうことができます。
24時間管理人さんが施設内に常駐していることを確認し、できれば管理棟から近い場所でキャンプをするようにしましょう。
有料のオートキャンプ場
(出典:nap-camp.com)
有料のオートキャンプ場は、無料または一般の有料キャンプ場に比べて常駐の管理人さんがいる場合が多く、利用者もファミリー層が多い傾向にあります。
チェックイン時に記名をし連絡先を記入するなどのシステムが整っている有料のオートキャンプ場にすればなお安心。
区画サイトがある
(出典:nap-camp.com)
自由に場所を選んでひとりキャンプができるフリーサイトには魅力がありますが、1組ごとに区画割りされている区画サイトの方がプライバシーを守ることができます。
区画サイトなら自分の区画内に他の人がテントを張ることは決してありませんが、フリーサイトなら強引にすぐ隣にテントを張られてしまうなんてことも。
空いていれば、管理棟に近めの区画を選びましょう。
ファミリー層に人気のキャンプ場
(出典:nap-camp.com)
静かで自然と自分しかないような場所でソロキャンプをしたい・・・と憧れている人には少し賑やかになってしまうかもしれませんが、ファミリー層に人気のキャンプ場の方が安心感があります。
トイレなどの設備も整っている場合が多く、人の目もある程度届く場所だとトラブルや犯罪にも巻き込まれにくくなります。
初心者女子のソロキャンプで気をつけること②:キャンプ場での振る舞い
初心者であることをアピールしない
初めてソロキャンをしに出かけると、つい「今日デビューなんです!」なんて言ってしまいそうになりますが、そう聞くとつい「助けてあげようかな」「アドバイスしてあげようかな」「出会いを求めて来たのかな」・・・なんて余計な気持ちを相手に与えてしまいがちです。
せっかく好意で手伝ってくれているのに、「ひとりを楽しみたいのにウザい!」と感じて気まずくなってしまっても嫌だし、手伝ってもらっている間に勝手に好意を持たれてしまっても面倒・・・。
なのでとりあえず初心者なことは隠し、できるだけ手慣れた感じで振る舞ったほうが安心です。
気を許しすぎない、きちんと断る
ソロキャンプをしていると、一緒に飲もうよ!とか、一緒に焚き火しようよ!なんて誘われることもあるかもしれません。
もちろんたわいもない会話をしたり、一緒にお酒を飲んだりと楽しい時間を過ごすのはいいのですが、安易に連絡先を交換したり、相手のペースに合わせすぎたりしない方がいいです。
飲みすぎて記憶をなくす・・・なんてもってのほか。きちんとセーブして自制心を失わないようにしましょう。
また、海外からのキャンパーにフレンドリーに誘われることもあるかもしれません。海外の人には日本人の曖昧な遠慮や辞意が伝わらないことも多々あります。曖昧な態度を取らず、「じゃぁ、もう私は自分のテントに戻るね、キャンプ楽しんでね!」と伝えてその場を離れることも大切です。
ソロキャンプをしている場所をSNSに書き込まない
「初めてのソロキャン♪」なんてSNSに書き込みたい気持ちは分かりますが・・・場所が特定できるような写真や書き込みはNGです。
どうしても伝えたいときは、リアルタイムにではなく後日UPするといいですね。ただし頻繁に利用するキャンプ場だと教えない方が無難です。
テントを離れる時には鍵をかける
ソロキャンプだと、トイレやシャワー、炊事場を利用する時など、テントが無人になってしまう時間がどうしてもできてしまいます。
そういう時は、テントの入り口のファスナー金具を南京錠でロックし、隙がないよう防犯対策しましょう。
「ちゃんと防犯を考えて行動している」と周囲に見せることで犯罪を寄せ付けない効果もあります。
複数人で来ていることをアピールする
例えば通りがかりに「ソロですか?」と聞かれた場合に、「あとで友達が来るんです」と言っておくと変に目をつけられにくくなります。
テントの入り口に複数の靴やサンダルをダミーで置いておくなどし、「ひとりで来ている訳ではない」とさり気なくアピールするのもGOOD。
食べ残しや食器・使用済み調理器具を片付ける
これは対・野生動物のための対策ですが、食事が終わったら食べ残しやお肉などが入っていたトレーなどのゴミ、使用済みの食器などはきちんと片付けましょう。
匂いに誘われて猿や鹿、熊などがやってきてしまうと大変です。
初心者女子のソロキャンプを安心・安全に楽しむためのグッズ
初心者女子が安心・安全にソロキャンプを楽しむために用意したいグッズ・ギアをまとめました。
スマホの充電コード・モバイルバッテリー
(出典:amazon.co.jp)
AC電源があるサイトであれば充電コード(+延長コード)を、ない場合はモバイルバッテリーを用意しましょう。
南京錠
テント入り口のファスナー金具部分に取り付けるための南京錠。
手軽なダイヤルロック式や、暗くても大丈夫な指紋認証方式のものなど色々あります。
(出典:amazon.co.jp)
トイレなどでテントを離れる場合は外側から、就寝時は内側から鍵をかけておきましょう。
防犯ブザー
いざという時のために持っておきたい防犯ブザー。
(出典:amazon.co.jp)
防水性のものや、ライト付きなど色々あります。
催涙スプレー
自分の身は自分で守れるよう用意しておきたい催涙スプレー。
(出典:amazon.co.jp)
夜間トイレに行く際など、念の為お守りがわりに携帯を。
LEDランタン
オイルランタンにこだわりたい!という人も念の為に用意したいLEDランタン。
(出典:amazon.co.jp)
夜中のトイレや不審な物音がした時にすぐ使えます。
寝ている間も付けたままにしておくと他人が近寄りにくくなります。
熊よけ鈴
(出典:amazon.co.jp)
ひとりで山歩きや山菜採りなどを楽しむ場合、リュックなどにつけておきたい熊よけの鈴。
ドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」にも登場しました。
ひとりキャンプで食って寝るのドラマ第3話ネタバレ感想とロケ地の場所からレシピや本に劇中曲まで緊急用ホイッスル
(出典:amazon.co.jp)
こちらも山歩きの際など、緊急時に吹きならす、首からぶら下げるホイッスル。
「ひとりキャンプで食って寝る」の七子(夏帆さん演)も身につけてましたね。
虫除け・虫刺され
(出典:amazon.co.jp)
蚊はもちろん、アブも防げるアウトドア用のより強力な防虫剤もあります。
ゴミ袋
ゴミを入れるためはもちろん、急な雨などで濡らしたくないものを守るためにも数枚余分に持っていくと安心。
救急セット
ソロキャンプで外歩きをしたり、薪拾いをしたりして軽いけがをした時に応急処置ができる程度の救急セットは持参しましょう。
防寒具・雨具
山の天気は変わりやすく、夏でも夜は冷え込んだり急に雨が降ったりします。
薄くて軽いものでも最低限の防寒具・雨具は用意しておくと安心です。
まとめ
以上、初心者の女子が安全・安心にソロキャンプを楽しむために気をつけたいことや持っていきたいグッズをご紹介しました。
楽しいソロキャンプのために、参考にしてみてくださいね!
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