手軽に快適なアウトドア体験ができることで人気のグランピング。
都心から2時間以内で、富士山や自然を身近に感じることのできる山梨県は、週末ののんびりリフレッシュしたい人にも人気のリゾート地が多くあり、グランピング施設も年々増加しています。
今回は、富士五湖の中でも最も透明度が高い本栖湖(もとすこ)近くのキャンプ場・SUMIKA CAMP FIELDのアクセスやプラン料金、アクティビティー、口コミなどをご紹介します!
SUMIKA CAMP FIELDがあるのは、富士五湖の中でも最も西に位置し、最も透明度が高いと言われている本栖湖の近くです。
施設自体は本栖湖の湖畔すぐではなく、歩いて毛無山の麓方面に5分ほど入ったところにある林間サイト。
残念ながら施設から富士山を見ることはできませんが、樹海近くの森でのキャンプやグランピングが楽しめ、歩いてすぐの本栖湖も満喫できます。車で東京都内からちょうど2時間ほど、程よいアクセスで週末リフレッシュに良さそうです。
(出典:nap-camp.com)
車でのアクセス
公共交通機関を利用する場合には、最寄りの駅は富士急行の河口湖駅。
河口湖駅から、路線バスで「本栖湖観光案内所」のバス停まで行き、そこから徒歩で15分ほどです(河口湖駅からの所要時間約1時間)。
河口湖駅までのバス・電車でのアクセス
河口湖駅までは、富士急行線のほか高速バスも各地から出ています。
元々はポーツとアウトドアが楽しめる本栖湖スポーツセンターのキャンプサイトとして親しまれていた場所で、2017年にリニューアルし、「ずっと大切にしたくなる“すみか”にしてもらいたい」との願いから「SUMIKA」と名付けられています。
*施設情報*
※宿泊プランや宿泊料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
SUMIKA CAMP FIELDは、フリーサイトや区画サイトなどが主なキャンプ場ですが、キャンプ初心者でも楽しめる「手ぶらキャンププラン」や、テントをあらかじめ設置してある「グランピングプラン」も充実しています。
それぞれのプランについてレンタル品や設備・料金を紹介します。
(出典:sumikacamp.com)
高級アウトドアブランド・Snow Peakのキャンプグッズがセットでレンタルできる、「Snow Peak 手ぶらセット」。大人2名+子供3名ほどの人数に対応しています。
(出典:nap-camp.com)
まだキャンプグッズは持っていないけど、Snow Peakのテントやギアがどんな感じが使って試してみたいという方にもオススメです。
Snow Peak 手ぶらセットのセット内容
レンタルなので、設営や撤収は自分で行わなくてはなりませんが、スタッフさんが設営や撤収の方法や調理器具の使い方などのアドバイスをしてくれるので、初心者でも安心。
これからキャンプを始めてみたい!という方にオススメです。
(出典:sumikacamp.com)
こちらもキャンパーに人気の定番Colemanのテントやギアがセットになった「Coleman 手ぶらセット」。
(出典:sumikacamp.com)
テントやギアなどの使い心地も試せ、手ぶらでキャンプができるセットで4名まで利用可能です。
Coleman 手ぶらセットのセット内容
こちらのセットには、BBQコンロセットや食器、焚き火台は付属していませんが、別途レンタルを追加することも可能。
どんなスタイルでキャンプするかによって、各々オプションでレンタル品を増やせます。
区画なしの林間サイトで設営・撤収は自分で行いますが、分からない事があればスタッフさんが教えてくれます☆
(出典:sumikacamp.com)
老舗アウトドアブランド「ogawa」とキャンプ場予約サイト「なっぷ」がコラボして作った大型テント「グロッケ24(床面積24㎡)」にキャンプに必要な道具がセットになった「Ogawa グロッケ24プラン」。
最大6名までのギアがセットになっていますが、広々としているので寝袋などを追加レンタルすれば6名以上でも宿泊可能です。
(出典:sumikacamp.com)
Ogawa グロッケ24プランのセット内容
常設型のテントなため、設営・撤収の手間もなく、すぐにグランピングが始められます。
一般発売していないテントなので、試せるのは「なっぷ」と提携している施設のみ。広々としたOgawaのテントを体感できるチャンスです。
(出典:sumikacamp.com)
グロッケ24のほぼ半分のサイズのOgawa グロッケ12 T/Cに、キャンプギアがセットになった「Ogawa手ぶらセット」。
定員は4名で、宿泊のための基本セットになっています。
(出典:sumikacamp.com)
Ogawa手ぶらセットのセット内容
こちらのセットは、焚き火台やBBQコンロセットなどが付属していませんが、必要な場合には別途レンタル追加もできます。
テントは設営してある状態なので、設営・撤収の手間がなくすぐにグランピングが始められますよ!
トイレとシャワーは施設内のものが利用できます。
食事は持ち込みで、炭・薪はセットに含まれないので注意。
大型ショッピングセンターが車で30分ほどの距離にあるので、車の場合先に買い出しを済ませるのがオススメです。
電車とバスで向かう場合にも、途中の河口湖駅周辺などで食材を仕入れておく方が安心です!
AC電源がないので、必要な方は充電器を持参しましょう☆
ペット(犬)は要リード、レンタルテント内はNGとなっていますが、キャンプサイトやテント外で宿泊できるのであれば一緒に利用できます。
(出典:nap-camp.com)
SUMIKA CAMP FIELDでグランピングをするなら、ぜひ満喫したいのが本栖湖。
富士五湖の中でもっとも透明度が高いだけでなく、日本でも8番目に美しいと言われている本栖湖でのアクティビティーを紹介します!
本栖湖に浮かぶ潜水艦型遊覧船、もぐらん。
(出典:fujigokokisen.jp)
潜水艦のような可愛い形をしているのに、実際には水の中に潜らないという事で「もぐらん」という名前だそう。
水の中にこそ潜りませんが、船底にある窓から本栖湖に生息するお魚(鯉、ヒメマス、ニジマス、ウグイ等)を観察する事ができ、晴れている日は後ろのデッキから湖と富士山の絶景が望めます。
(出典:fujigokokisen.jp)
本栖湖で人気のアクティビティーのひとつ、ブラックバス・フィッシングやヒメマス釣り。
(出典:motosuko.com)
特に、痛むのが早いので釣ってすぐにしか食べられないとも言われているヒメマスをBBQや燻製、お刺身などで食べられるかも!となるとチャレンジしたくなりますよね。
(出典:motosuko.com)
ヒメマスは毎年3月下旬〜4月下旬と、10月下旬〜11月下旬に解禁になるのでヒメマス目当てで訪れてみるのもオススメです。
バス釣りのベストシーズンは5月〜9月。
ボートをレンタルしてのんびり釣りを楽しんでみてください。
透明度の高い本栖湖では、水の中を泳ぐ魚と、湖に映り込む富士山の両方を満喫できます。
釣りにも利用されるレンタルボートですが、遊漁券とボートレンタル料は別になっているので、ボートだけレンタルして湖上のお散歩もオススメです。
実際にSUMIKA CAMP FIELDを利用した方の声を、Googleレビューや予約サイト「なっぷ」から抜粋しました。
施設としては設備も整っているし、レンタル品も充実しているのですが、「富士山も本栖湖も近いのにどちらも見えない」という点を残念に思っている人も多いようです。
それでも本栖湖にとても近い場所で手ぶらキャンプやグランピングが楽しめる便利な点での評価も高い施設ですね。
今回は、富士五湖の中でも最も美しい本栖湖から近くにあるキャンプ場・SUMIKA CAMP FIELDでの手ぶらキャンププランやグランピングプランとアクセスやアクティビティー、口コミなどをご紹介しました。
キャンプには憧れがあって始めてみたいけど、どんなギアを揃えてみたら良いのか迷っているという方や、中途半端に道具を揃えるならその都度レンタルして色々試せた方がいい、手軽にグランピングがしたい、という方にオススメの施設です。
参考にして頂けたら幸いです!