手軽で快適に、アウトドア・キャンプ体験ができることから人気の高まっているグランピング。
夏は避暑地として、冬は雪のレジャーが盛んな長野県には、多くのグランピング施設があります。
今回は、長野県伊那市でグランピングもできるキャンプ場・小黒川(おぐろがわ)渓谷キャンプ場のアクセスや料金プラン、周辺アクティビティーに口コミも紹介します!
(※本記事の内容は、2019年度のプランを参考に記載しています。2020年度以降変更になる場合がありますのでHPなどでチェックしてみてください)
小黒川渓谷キャンプ場は、長野県の南信エリア、県の中央からやや南の伊那市にあります。
中央アルプスと南アルプスに囲まれた雄大な自然の中に位置するキャンプ場で、その名の通り小黒川渓谷を有する小黒川からほど近い場所です。
中央道の小黒川スマートICから車で8分と、自然あふれる場所にありながらも長く山道を走らなくても良いというのも、子供連れなどに嬉しい点です。
車でのアクセス
バス・電車でのアクセス
公共交通機関で向かう場合は、電車の乗り継ぎが多くなる場合があるので、伊那市駅までの高速バスが出ていればそちらを利用する方が楽かもしれないですね。
また、車で向かう場合、台風や凍結などで道路が通行止になることもあるので、事前にHPやGoogleマップなどでチェックをお勧めします。
*施設情報*
※2019年度データより。宿泊プランや宿泊料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
小黒川渓谷キャンプ場は、グランピング専門の施設ではなく、オートサイトやペットと泊まれるペットサイト、テントサイト、キャビン泊など様々な宿泊スタイルに対応している施設です。
(出典:nap-camp.com)
ドッグラン付きのペットサイトやAC電源付きのオートサイトはキャンパーにも人気で、テントやシュラフなどがセットになった「宿泊セット」などのレンタルも充実・食材販売もしているので、手ぶらでキャンプも可能。
施設内に、共用のトイレとシャワールーム、ランドリーなども設置してあります。
さらに充実しているのが、テントと内容で選べるグランピングプラン。
そこで小黒川渓谷キャンプ場のグランピングプランの内容と料金プランを詳しくご紹介します!
(※掲載の内容は、2019年度のものです。2020年度変更の可能性がありますのでHPなどチェックをお願いします)
小黒川渓谷キャンプ場のグランピングでは、利用人数や用途に応じてテントを4種類から選ぶことができます。
それぞれのテントの特徴は以下のようになっています。
(出典:nap-camp.com)
最大16人がごろ寝できるほどのスペースを持つ、大人数で利用できるテント。
しっかりとした生地のワンポール・ティピテントで、カッコ良さと可愛さを兼ね揃えた高級テントです。
1張限定なので、ご希望の方はお早めの予約をお勧めします。
(出典:nap-camp.com)
自然に馴染むコットンテントで、柔らかい印象のノルディスクテント。
シロクマのマークが可愛い、グランピングの王道テントですね。
(出典:nap-camp.com)
室内と前室が広々としていて、テント内で快適に過ごせることを重視して作られた、SnowPeakの代表的なテント。
広い出入り口やメッシュインナー、通気口など細部にこだわって快適さを追求したテントです。
(出典:hinata-item.me)
ワンポールテントでありながら、前室の狭さを克服したColemanの画期的なティピテント。
広い室内にはランタンフックもあるので夜も安心、専用のヘキサタープ付きでのんびりくつろげます。
これらの4つのテントから、人数や用途、または「泊まってみたい、使ってみたい」の気持ちに応じて選べる仕組みになっています。
大型のテントを少人数で借りることもできますよ!
小黒川渓谷キャンプ場で採用されているノルディスクなど、人気のテントメーカーについての記事がありますので良かったら読んでみてくださいね!
小黒川渓谷キャンプ場では、グランピングのプランでは、以下の付属品・サービスの組み合わせを選ぶことができます。
この4つのうち、A+B+C+食事の全てそろったものがパーフェクトパック、A+Bの組み合わせがフルパックと名付けられています。
内容は以下のようになっています。
A:メインの備品に含まれるもの
(出典:nap-camp.com)
B:サブの備品に含まれるもの
C:アメニティー類に含まれるもの
食事
(※メインの備品は選ぶテントによって若干の違いがあります。またメニュー内容などは変更になる場合がありますので、HPなどでチェックしてみてください。)
大まかにいうと、
フルパック(A+B):食材は持ち込みでBBQをしたり自由に食べ、キッチンペーパーやタオル、シャンプーなどある程度必要なものは持参できるから大丈夫、という場合
パーフェクトパック(A+B+C+食事):食事内容もあらかじめある程度決めて、必要なものもできるだけ用意してもらって最小限の手荷物で身軽に向かいたいという場合
に向いているかなと思います。
必要な道具などは、やりたいグランピングスタイルに応じてスタッフの方が提案したりレンタルしたりしてくれるそうなので、事前に相談してみるといいですね!
(出典:nap-camp.com)
小黒川渓谷キャンプ場のグランピングプランでは、常設してあるテントに宿泊するのではなく、泊まりたいサイトを自由に選んで設営しておいてもらうことができます。
好みのサイトをあらかじめ予約時に選ぶシステムで、サイト使用料とグランピング利用料は別になっています。
サイト使用料
ノーマルシーズン | ハイシーズン | |
オートサイトA | ¥3,200 / 泊 | ¥3,800 / 泊 |
オートサイトB | ¥3,200 / 泊 | ¥3,800 / 泊 |
ペットサイト | ¥4,500 / 泊 | ¥5,400 / 泊 |
テントサイト | ¥1,050 / 泊 | ¥1,200 / 泊 |
テントの大きさの関係から、Tentipi Zirkon 15CPまたはNordisk Asgard 19.6に宿泊希望の場合は、オートサイト・ペットサイトのみ可能。
テントサイト希望の場合は、SnowPeakもしくはColemanのテントでの宿泊です。
つまり、大人数でTentipiに1泊する場合で、ペットサイトに泊まりたい場合は、グランピングの利用料金に+¥4,500(ハイシーズンだと¥5,400)という計算になりますね。
Snowpeakのテントでテントサイトでグランピングの場合には、+¥1,050(ハイシーズンだと¥1200)です。
魅力的なテントや、充実のグランピングプランを見ると、気になるのはお値段ですよね。
小黒川渓谷キャンプ場のグランピングプランの利用料金は以下のようになっています。
Tentipi Zirkon 15CPまたはNordisk Asgard 19.6の利用料金
人数 | フルパック(A+B) | パーフェクトパック(A+B+C+食事) |
1 | ¥25,000 | ¥28,000 |
2 | ¥30,000 | ¥36,000 |
3 | ¥35,000 | ¥44,000 |
4 | ¥40,000 | ¥52,000 |
5 | ¥45,000 | ¥60,000 |
6 | ¥50,000 | ¥68,000 |
7 | ¥55,000 | ¥76,000 |
8 | ¥60,000 | ¥84,000 |
9 | ¥65,000 | ¥92,000 |
10 | ¥70,000 | ¥100,000 |
11 | ¥75,000 | ¥108,000 |
12 | ¥80,000 | ¥116,000 |
13 | ¥85,000 | ¥124,000 |
14 | ¥90,000 | ¥132,000 |
SnowPeak Amenity domeの利用料金
人数 | フルパック(A+B) | パーフェクトパック(A+B+C+食事) | テントのみ (セルフ設営) |
1 | ¥16,000 | ¥19,000 | ¥6,000 |
2 | ¥19,000 | ¥25,000 | |
3 | ¥22,000 | ¥31,000 | |
4 | ¥25,000 | ¥37,000 | |
5 | ¥28,000 | ¥43,000 | |
6 | ¥31,000 | ¥49,000 |
Coleman winds light tepeeの利用料金
人数 | フルパック(A+B) | パーフェクトパック(A+B+C+食事) | テントのみ (セルフ設営) |
1 | ¥11,000 | ¥14,000 | ¥5,000 |
2 | ¥14,000 | ¥20,000 | |
3 | ¥17,000 | ¥26,000 | |
4 | ¥20,000 | ¥32,000 |
※2019年度データ。宿泊プランや利用料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
上記の価格は、サイト使用料・環境保全費が含まれていません。
環境保全費はひとり¥210 / 泊で、サイト使用料は前の項の表「サイト使用料」を参考にしてください。
例えば、ノーマルシーズンに10名でTentipi Zirkon 15CPにオートサイトでグランピング(パーフェクトパック)をする場合:
となります。人数で割ると、サイト使用料や環境保全費は気にならないレベルで、夕食・朝食付きでひとり1万円ちょっとなのでかなり良心的な価格設定ですね。
小黒川渓谷キャンプ場で楽しめるアクティビティーを紹介します
(出典:nap-camp.com)
小黒川渓谷キャンプ場でのアクティビティーといったら、釣り。
キャンプ場内にある釣り堀で、釣った魚をその場でさばいて、BBQなどで味わうことができます。
専用の焼き場では、囲炉裏の火でじっくり焼けてホクホク香ばしく格別です。
(出典:nap-camp.com)
小黒川渓谷キャンプ場に泊まったら、ぜひ釣りにチャレンジしてみてくださいね。
釣り堀の利用時間・料金
(出典:nap-camp.com)
ゲートボールのスティックとボールを使って、森の中で楽しむマケットゴルフ。
自然の中を探索しながらゲームが楽しめて、子供から大人まで人気です。
用具は1組¥100でレンタルできます。
外遊びの定番とも言える、トランポリンが¥550で利用できるほか、森の中にはスラックラインが設置してあります。
体幹も鍛えられて運動にもなるトランポリンやスラックラインで、いい汗かいてリフレッシュできそうですね!
(出典:kinokoookoku.com)
小黒川渓谷キャンプ場から車で15分ほどの場所にある、長野・伊那 きのこ王国は、キノコ狩りなど1日中遊べる観光きのこ農園。
手ぶらで楽しめるキノコ狩りやきのこ料理、子供が遊べるそり広場やアトラクションのあるキッズパーク、展望台など盛りだくさんです。
開園期間も4月下旬〜11月上旬と、ほぼ小黒川渓谷キャンプ場と同じなので、時間があれば立ち寄って伊那のきのこを堪能してみてくださいね。
実際に小黒川渓谷キャンプ場を利用した方の声を、Googleレビューや予約サイト「なっぷ」から抜粋しました。
最後の方のコメントにもあるように、至れり尽くせりの高級ホテルのようなグランピングではなく、「キャンプ寄りのグランピング」ということですが、キャンプ初心者の方も楽しめ、スタッフさんの対応も優しくて喜ばれていますね。
さすがリピーターの多い人気のキャンプ場なだけありますね。
自然が多く結構虫も多いようなので虫が苦手な方は対策をされた方がいいと思います。
今回は、長野県伊那市にある、グランピングもできるキャンプ場・小黒川渓谷キャンプ場のアクセス、グランピングプラン紹介、アクティビティーや口コミについてまとめてみました。
オートサイトやテントサイト、ペットサイトなどサイトを選べてグランピングできることや、高スペックのテントを選んで宿泊できるというのが特徴的なキャンプ場です。
参考にしていただけたら幸いです!
(※本記事の内容は、2019年度のプランを参考に記載しています。2020年度以降変更になる場合がありますのでHPなどでチェックしてみてください)