アウトドアブームで注目を集めている、キャンプやグランピング。
手軽に快適なアウトドア体験ができることで人気のグランピングや、レンタル品などが充実していて手軽にキャンプができる施設が特に人気を集めていて、日本各地にその土地の利や自然を活かし、趣向を凝らしたキャンプ場・グランピング施設が続々とオープンしています。
今回ご紹介するのは、遊園地の敷地内で手軽に手ぶらキャンプやグランピング気分が楽しめるPICAさがみ湖。
遊園地で思い切り遊んで、テントで宿泊・・・子供から大人まで、日常をひととき忘れてリフレッシュできるPICAさがみ湖のお手軽キャンプ料金プランや食事メニュー・口コミなどをまとめました。
PICAさがみ湖があるのは、様々なアトラクションが楽しめる遊園地「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」から車で5分ほど上がった丘の上。
相模湖を一望する場所に作られた遊園地のさらに上の丘ということで、壮大な山々を見渡せる開放的かつ自然に包まれた場所です。
プレジャーフォレストといえば、タレントの有吉弘行さんの夏休み企画「有吉の夏休み2020」で有吉さんが仲間と訪れたことでも注目を集めましたよね。
番組で紹介された「マッスル モンスター」を始め、迷路系・アスレチック系・絶叫系など様々なアトラクションから、癒したっぷりの「パディントンタウン」まで、まさに子供から大人まで1日中楽しめるレジャー施設です。
東京都内からおよそ1時間、プレジャーフォレストの正面入口を通って丘を登った先にあるのがPICAさがみ湖で、車の場合は正面ゲートで駐車料金(¥1,000)を支払い駐車場へ向かいます。
カーナビの場合は、目的地を「プレジャーフォレスト」または旧名の「さがみ湖ピクニックランド」で設定すると良いそうです!
公共交通機関の場合はJR中央線・相模湖駅またはJR・京王線・橋本駅からバスで「プレジャーフォレスト前」下車、正面ゲートからキャンプ場フロントまではシャトルバスが往復運行しているので、それに乗ってPICAさがみ湖のフロントでチェックインを行うようになっています。
PICAさがみ湖の宿泊料金にはプレジャーフォレストの入場券2日分(1泊の場合)が含まれていて(大人¥3,600、子供¥2,200相当)、午前中に仮チェックインをして入場券を受け取ればそのまま遊園地で遊ぶことも可能。
丸々2日遊び尽くせるって嬉しいですね〜!
*施設情報*
※プランや料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
PICAさがみ湖では、様々なタイプや大きさのトレーラーハウスやログキャビンでの宿泊に加え、手ぶらでキャンプ気分が味わえる「セットアップテントサイト」と「常設テントサイト」があります。
今回は、この「セットアップテントサイト」と「常設テントサイト」についてご紹介していきますね。
いずれのサイトについても、トイレや無料温水シャワー室は施設内に共用のものがある他、すぐ隣に温浴施設・さがみ湖温泉「うるり」があるので、ゆっくり足を伸ばして温泉でくつろげます。
(出典:sagamiko-resort.jp)
「うるり」の利用には別途料金がかかりますが、「うるり」の受付でPICAさがみ湖の駐車代の領収書を提示すると駐車代(¥1,000)がキャッシュバックされる上、宿泊のレシートを提示すると宿泊割引料金で温泉が利用できますよ〜。
(出典:pica-resort.jp)
園内の東側、アウトドアゾーンにあるセットアップテントサイト。
山の傾斜を利用して作られた眺めの良いウッドデッキに、あらかじめテント(小川キャンパルのピルツ)が設置してあり、屋根のあるデッキテラスではテーブル付属のグリルでBBQも楽しめ、よりグランピング感も味わえるサイトです。
(出典:pica-resort.jp)
全部で20サイトあり、テントの大きさは270cm × 270cmで、2名から利用でき、最大定員は4名。
2歳までは無料で、3歳から人数に数えます。
キャンプをするために必要な道具が色々揃っているので、手ぶらでキャンプが楽しめます。
セットアップテントサイトの設備
ただし電源はないとのことなので、必要に応じてスマホ充電用のモバイルバッテリーなどを用意しておくと良さそうですね。
営業期間は4月~11月末で、冬季(12/1~3/31)はクローズとなっています。
(出典:pica-resort.jp)
セットアップテントサイトと同様、ウッドデッキの上にテントが設置してあるセットアップテントサイト キッチン。
大きな違いは、ウッドデッキ部分にアウトドアシンクがあってよりBBQをする際に快適な点と、サイトにAC電源がついていることです。
全部で35サイトあり、定員はセットアップテントサイトと同じく2名から利用でき、最大4名。
セットアップテントサイト キッチンの設備
冬季(1月中旬〜2月中旬)はクローズとなっています。
(出典:pica-resort.jp)
眺めの良い傾斜に設置された常設テントサイト。
通気の良いスノコの上に、テントが設置してあります。全部で50サイトあり、全て定員は2名から利用でき、最大4名。
営業期間は4月~11月で、冬季はクローズです。
セットアップテントサイトと異なる点は、プライベートサイトでBBQなど火器を使った料理ができない点。
BBQを楽しみたい場合には、施設内の「ワイルドクッキングガーデン」で本格的なWeber社のBBQグリルを使ったBBQが楽しめます。
常設テントサイトの設備
電源のないサイトのため、スマホ充電など用にモバイルバッテリーを持っておくと安心です。
(出典:pica-resort.jp)
どのテントも最大定員は4名・・・でも4名以上の家族や友達グループ向けに、大きなウッドデッキ上にテントが2張立ててあるのが常設テントサイト パーティーデッキ。
全部で4サイトあり、4名以上〜最大8人まで利用できます。
こちらもBBQをする場合は施設内の「ワイルドクッキングガーデン」で。
電源はなく、設備などは常設テントサイトと同じで、こちらも営業期間は4月~11月で、冬季はクローズとなっています。
PICAさがみ湖では、主に3パターンの宿泊プランが用意してあります
セットアップテント・セットアップテント キッチン・常設テントそれぞれについて、宿泊プラン別に料金や食事内容などをまとめました。
(出典:pica-resort.jp)
一般的に「素泊まり」というと食事は全く付いていないイメージですが、PICAさがみ湖では素泊まりでも朝食がついています。
素泊まりプランに含まれるもの
PICAの宿泊施設では、時期や曜日によってA〜Gの区分がしてあり、その区分によって利用料金が異なります。
宿泊希望日がどの区分になるか、予約時に確認してみてくださいね(料金区分カレンダーはこちら)。
素泊まりの利用料金(税込)|大人=中学生以上、子供=3歳以上〜小学生
BBQの食材と、サンドイッチの朝食がついた夕食・朝食付きのプラン。
こちらももちろんプレジャーフォレストの入場券2日分がついています。
BBQの内容はグレードによって選ぶことができ、セットアップテントサイトの場合はサイトのウッドデッキで、常設テントの場合は施設内の「ワイルドクッキングガーデン」のBBQグリルで楽しみます。
(出典:pica-resort.jp)
利用料金は時期や曜日によって異なるため、予約時に確認してみてくださいね。
夕食・朝食付きの利用料金(税込)|大人=中学生以上、子供=3歳以上〜小学生
(出典:sagamiko-resort.jp)
大人¥3,600、子供¥2,200相当のプレジャーフォレスト入場券2日分と夕・朝食に加え、1泊2日のうちのどちらか1日のフリーパス(大人¥4,300、子供¥3,500相当)もセットになったフリーパス付きプラン。
プレジャーフォレストを遊び尽くしたい!という方にオススメで、到着日に午前中仮チェックインをすれば1日目に、宿泊してチェックアウト後に使えば2日目に、と予定を組んで使えます。
プレジャーフォレストには「ピカソのタマゴ」という自分で考えながら進むアスレチックや、パディントンタウン、大型滑り台など、入場券があれば無料で楽しむことができるアトラクションもあるので、フリーパスを使う日には思い切り有料のアトラクションを楽しみ、もう1日はのんびり無料ゾーンで楽しむ、という使い方がオススメですね。
フリーパス付きのプランには夕・朝食もセットになっているので、余計な荷物や出費もなく遊ぶことに徹することができますよ!
夕・朝食・フリーパス付きの利用料金(税込)|大人=中学生以上、子供=3歳以上〜小学生
大人1名¥3,600相当の2日分入場券と、¥4,300相当のフリーパス(合計¥7,900相当)がセットになっていることを考えると、セットアップテントサイトでも実質¥2,900で宿泊+2食付きとなるので、かなりリーズナブルな価格設定と言えますね。
また、2日両日ともフリーパスを購入したい場合は、宿泊特典の割引もあるのでフロントで確認してみてください。
ちなみに、PICA さがみ湖では食材や飲み物の持ち込みもOK。素泊まりの場合はもちろん、食事付きプランでも追加で食材や飲み物を自由に持ち込めるのが嬉しいですね。
さらに、テント内はゲージにいれる、を守ればペットの犬も同伴可能(別料金¥1,600 / 匹・泊〜)。
体高50cm以下の中・小型犬であればプレジャーフォレスト内に一緒に入ることができるので、ワンちゃんも一緒に気分転換できそうですね(アトラクションには参加できません)。
実際にPICA さがみ湖のテント泊を利用した方の声を、Googleレビューや予約サイトから抜粋しました。
やはり、遊園地でたくさん遊んだ後に、さらに手軽にテント泊が楽しめるということで、特に家族層で評価が高いですね。
普段キャンプをしていてキャンプ慣れしている人でも、設営やBBQの道具の片付けなどを考えるとなかなか遊園地とセットにはしづらいところ。そこをうまくフォローしているプランだと思います。
ちなみに、PICA さがみ湖にはオートキャンプスペースもあり、テントを持ち込んでのキャンプももちろん可能。
冬場や夏暑い時期などはトレーラーやログキャビンに泊まるなど、色々とバリエーションも楽しめそうですね。
以上、今回は相模湖を見下ろす遊園地「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」内にある宿泊施設「PICA さがみ湖」のお手軽キャンプ料金プランや食事メニュー・口コミなどをまとめました。
参考にして頂けたら幸いです!