手軽に快適なアウトドア体験ができることで人気のグランピング。
日本各地に、その土地の利や自然を活かし、趣向を凝らしたグランピング施設が続々とオープンしています。
グランピングの宿泊棟として、ここ数年主流となっているのが「ドームテント」。
天井が高く開放的な空間と、頑丈かつ快適な居住空間、そしてコットン素材のテントに比べてメンテナンスがしやすいという点から、新しくオープンしたグランピング施設の多くで導入されています。
今回ご紹介するのは、2023年に新しく販売開始となった「COMODO(コモド)」のドームテント。
従来のドームテントよりもさらに頑丈で、かつ高い断熱効果で省エネもできるというスグレモノのCOMODOのドームテントの仕様や価格についてまとめました!
COMODOのドームテントの特徴
COMODO(コモド)という名前は、スペイン語で「快適な、心地のよい」という意味だそう。
グランピングでドームテントが多く採用されているのも、この「快適で心地のよい居住空間」が重視されているからですよね。
(参照:co-mo-do.jp)
さっそくCOMODOのドームテントの特徴を紹介していきます!
4層の断熱構造で、エアコンの効率を高める
COMODOのドームテントのいちばんの特徴は、4層の断熱構造。
従来のドームテントでも、断熱材を使った内張の布(ドームの内側の壁に取り付けるインサーレーション)を取り付けている場合がほとんどですが、4層構造というのはなかなか聞いたことがありません。
ドームテントの外幕の素材は、一般的にターポリンや塩ビ、PVCといった素材で、それ自体に断熱効果がないため、内部は夏暑くて冬は寒い状態になってしまいます。
そのため断熱入りのインサーレーションの取り付けは必須ですが、その断熱効率を一般的なドームテントよりも高くしてあるのがCOMODOのドームテント。
「暑い夏も、寒い冬も、エアコンで1年中快適」というのがドームテントの良いところですが、そのエアコン効率を上げることで、省エネ=電気代の節約につながる、という宿泊利用者にとっても、運営施設にとっても、嬉しいドームとなっています。
厚さ2mm、直径32mmの丈夫なフレーム
COMODOのドームテントの特徴のなかで、もうひとつの大事な要素が、フレームです。
(参照:co-mo-do.jp)
厚さが2mm、直径32mmと一般的に日本で流通しているドームテントに比べて、より厚く太いことがわかります。
販売店 | フレームの厚み | フレームの太さ |
A社 | 不明 | 26mm |
B社 | 1.5mm | 26mm |
COMODO社 | 2mm | 32mm |
COMODOのドームテントは、ドームテントの中でも最も頑丈だと言われている「ジオデシック構造」を採用しています。
他にもジオデシック構造のドームテントは流通していますが、同じフレーム構造なら、肉厚で太さのあるフレームの方が風や雪にも強く、安心感ありますね!
実物展示を見て検討できる
グランピングがブームとなり、事業再構築補助金などで新しくグランピング施設をオープンする事業者が増える中、グランピング用のドームテントを販売する会社も増えました。
多くは中国からの輸入品で、「工場直送」だったりして、現物をみることができない場合も多いのが現状です。
その点、COMODOのドームテントは、静岡県静岡市で実際に実物を見ることができます。
グランピング施設で使う場合は、大事なお客様を泊めるゲストルームとなるドームテント、実際に自分の目で確認して、納得してから購入したいですね。
設営もおまかせ
流行のドームテント、ネット通販や個人輸入でも簡単に手に入る時代ですが、「自分で組み立てられる」と謳われていても実際に組み立てるとなると、けっこう大変です。
鉄のフレームは重さもあり、ドームテントは高さも3m以上はあるものがほとんどなので、「買ったはいいけど組み立てられない」というトラブルもあるのだとか。
その点、COMODOのドームテントは、ドームテントに精通したスタッフさんが日本全国どこでも(!)組み立てに来てくれるのだそう。
心強いですね。
COMODOのドームテントの仕様
COMODOのドームテントの仕様を簡単にご紹介します!
外幕
ドームテントの外側を覆う外幕は、PVCダブルコーティング(850g/sqm)。
耐水性は8000mmで、耐紫外線性、防カビ処理が施されています。
色は5色から選べます。
(参照:co-mo-do.jp)
フレーム
前項でもご紹介した、直径32mm、厚さ2mmのフレームは、錆びにくい溶融亜鉛メッキスチールで、ホワイトコート焼付塗装が施してあります。
ガラスドア
(参照:co-mo-do.jp)
強化すりガラスのガラスドアは、オートロック・カードキー仕様でスタイリッシュ。
断熱ライナー
ドームテントの内側の壁に取り付ける断熱ライナーは3色ラインナップです。
(参照:co-mo-do.jp)
断熱プラス
COMODOのドームテントの最大の特徴、「断熱プラス」は、4層構造(20mm厚)の特製断熱材。
外気温を遮断し、かつエアコンの効率も上げることから、省エネにつながります。
カーテン
遮光性のカーテンも、3色から選べます。
(参照:co-mo-do.jp)
グラウンドシート
ウッドデッキなどの土台と、ドームテント内部を遮断するためのグラウンドシートもオプションでつけられます。
(参照:co-mo-do.jp)
入り口の位置が選べる
ドームテントの入り口の場所が、左右から選べます。
(参照:co-mo-do.jp)
動線に合わせて選べるのでいいですね。
COMODOのドームテントの価格
COMODOのドームテントには、5つのサイズバリエーションがあり、それぞれの価格は以下のようになっています。
直径 | 5m | 6m | 7m | 8m | 9m |
面積 | 19.6㎡ (約11畳) | 28.3㎡ (約15畳) | 38.5㎡ (約21畳) | 50.2㎡ (約28畳) | 63.6㎡ (約35畳) |
高さ | 3m | 3.5m | 3.8m | 4m | 4.5m |
重量 | 380kg | 450kg | 550kg | 650kg | 750kg |
価格 | ¥880,000 ~ | ¥935,000 ~ | ¥1,056,000 ~ | ¥1,199,000 ~ | ¥1,540,000 ~ |
※)上記価格には、外幕・フレーム・ガラスドアが含まれます。
※)価格は2023.9月現在のものです。変更になる場合もありますので、公式サイトを参照ください。
以上、4層の断熱構造で省エネできる新しいドームテント「COMODO(コモド)」の特徴や仕様、価格についてまとめてみました。
参考にしていただけると幸いです!