テレビ東京系の木ドラ25で2020年1月から放送のテレビドラマ「ゆるキャン△」。
あfろさん原作の漫画の実写版として注目が集まっています。
福原遥さん演じる主人公・志摩リンを中心に、5人の女子高生たちが登場し、毎回キャンプの小ネタや楽しみ方が知れて「キャンプに行かなくても行った気分になれる」「ソロキャンプしたことがないけどしてみたくなる」と評判ですよね。
漫画の原作を忠実に再現、毎回違うキャンプ場でロケが行われていることから、登場するキャンプ場や主人公たちの通う高校が「聖地」としてファンにも愛されています。
そこで今回は、原作の漫画やアニメは見たことがなかった、という視聴者にも好評のドラマ「ゆるキャン△」第1話に登場する聖地(キャンプ場など)や主人公・志摩リンが使っているギアなどを紹介します!
ドラマ「ゆるキャン△」の第1話に登場したロケ地を時系列に紹介していきます!
第1話の冒頭、自転車で家を出る志摩リン(演 :福原遥さん)の郵便ポストに、住所が書かれています。
〒409-3100
山梨県 南巨摩郡 身延町 古関817
当たり前ですが、実際にはこの番地の住所は存在しません。
が、古関というのは実際にある地名なので、この辺りに住んでいるっていう設定なんですね。
ちょうど国道300号にも面していて、リンが自転車を漕ぐルートとも合致してますね。
そのまま国道300号を進んで、本栖湖へ。
リンの自宅から本栖湖までおよそ12kmの距離です。
主人公・リンが第1話のソロキャンプ地として選んだのは、本栖湖の湖畔にある浩庵キャンプ場。
テントサイトと、キャビン泊のできるキャンプ場で、テントサイトのみ通年で利用できます(キャビンは冬季お休み)。
利用料金はこんな感じ。
大人(中学生以上) | 1人1泊 | ¥600 |
---|---|---|
小人(小学生) | 1人1泊 | ¥300 |
テント設営料 | 1張1泊 | ¥1,000 |
タープ設営料 | 1張1泊 | ¥500 |
駐車場 | 1台1泊 | ¥1,000 |
キャンピングカー | 1台1泊 | ¥2,000 |
バイク | 1台1泊 | ¥600 |
ドラマの中でも紹介されていましたが、1000円札に描かれている富士山は本栖湖からの富士山ということで、
美しい富士山と朝焼け、湖越しの星空など景観の素晴らしいキャンプ場。
ゆるキャン△の聖地としても知られているため訪れるキャンパーも多いですが、設備管理もしっかりされているため利用者の評価も高いキャンプ場です。
主人公・リンが通う高校・本栖高校。
実際に存在する高校ではなく、現在は閉校になった旧下部中学校をモデルにしていて、ロケも実際に旧下部中学校の校舎内にロケセット(野外活動サークルの部室、図書室)を再現し、実際に撮影で使用しています。
(出典:town.minobu.lg.jp)
リンの自宅・古関からはおよそ5kmほどの距離です。
リンが第1話中、浩庵キャンプ場で知り合ったなでしこ(演:大原優乃)も同じ高校だということが終盤に判明しますが、最近山梨に引っ越してきたばかりのなでしこの家は「南部あたり」と言っていました。
南部からだと、身延線を利用して甲斐常葉駅から徒歩10分ほど、片道1時間以上かかる距離を通っているということですね。
現在は閉校となってしまっている旧下部中学校ですが、ゆるキャン△の本栖高校のモデルということでファンからは聖地として知られていて、期間限定でドラマロケセットを「本栖高校自由参観日」として一般解放するなど町全体で盛り上がりを見せています。
漫画やドラマがきっかけで、ロケ地となった場所が活性化するのは良いことですよね!
ドラマ「ゆるキャン△」を見て、ソロキャンプを始めてみたいな・・・と思っている方も多いですよね。
ガッツリギアを揃えなくても自転車に乗るだけの荷物でキャンプができるって、なんだかとても自由な感じがして憧れます。
とは言っても、必要最低限のものは揃えなくては。
ドラマ「ゆるキャン△」の中で福原遥さん演じるリンが愛用しているグッズ・ギアをいくつか紹介するので、参考にしてみてくださいね!
第1話の冒頭で、主人公・リンが荷物を後ろに乗せて颯爽と走り出す自転車。
シンプルで乗り心地が良さそうで気になりますよね。
この自転車は、DAHON(ダホン)のフォールディングバイク(折りたたみ自転車)の2020年モデル・Speed Falco(スピードファルコ)です。
(出典:dahon.jp)
DAHON(ダホン)というメーカー、筆者はお恥ずかしながら知らなかったのですが、世界最大のフォールディングバイクブランドで、折り畳み自転車のパイオニアとも呼ばれているそう。
折りたたみ自転車はどれにしようかなと迷ったらとりあえずDAHONを選ぶと間違い無いそうです!
リンは、2020年モデルのSpeed Falcoのホワイトシルバーに、Ternのラック(Cargo Rack)を装着して荷物を載せています。耐荷重は25kgということなので、ソロキャンプに必要な道具はバッチリ載せられそうですね。
(出典:ternbicycles.com)
気になる価格は、Speed Falco:完成車価格 ¥83,000(税別)、Cargo Rack:¥12,000(税別)
自転車としては決して安くはありませんが、乗り心地や安心感、長く使えることなど考えると決して高すぎるということもなさそうです。
重さ12kgと手軽に持ち運べる折り畳み自転車、車での旅行のお供にも良さそうですね。
山梨に引っ越してきたばかりで、本栖湖の富士山見たさに自転車を漕いでやってきたは良いものの、疲れ果てて眠り込んでしまったなでしこ(演:大原優乃さん)。
寝ているなでしこの横に置かれている赤い自転車も気になりますよね。
こちらも、DAHON(ダホン)のフォールディングバイク(折りたたみ自転車)の2020年モデル・Boardwalk D7(ボードウォーク)の、カラーはボルドー。
(出典:dahon.jp)
女の子らしいデザインで、手ぶらで来たのかリアラックは付けていませんね。
ポップで可愛らしいカラーリングがあるのもDAHONの魅力。重さは12.3kgです。
(出典:dahon.jp)
お値段は、完成車価格¥60,000(税別)
なでしこが南部から来たというのが本当であれば、50km近い距離を漕いできたことになりますが、折り畳み自転車なのに安心して長距離走れるのはさすがDAHONですね〜!
主人公・リンがソロキャンプ用に愛用しているテントは、mont-bell(モンベル)のムーンライト3型(アイボリー)。
(出典:amazon.co.jp)
外側のフライシートの前部分が風除けのように使え、シルエットもかっこいいテントです。
Amazonでの価格は¥87,400。
重量はわずか3.6kg、2〜3人用ということなので、ソロキャンならかなり広々と使えそうですね。
設営シーンもありましたが女性ひとりでも簡単に設置できていました。
男女問わずオシャレに使えそうなカラーリングも良いですね!
イエローのアクセントカラーが印象的な、リンの折り畳みチェア。
こちらは、Helinox(ヘリノックス) というメーカーのグランドチェアで、色は「クラウドバースト」です。
(出典:amazon.co.jp)
お値段は、楽天で¥12,650(税込)。
座高が低くて座り心地も良さそう、重さも640gと軽いのに、120kgまで座れる丈夫なチェアです。
福原遥さん演じるリンが膨らませていたマット、こちらはイスカ(ISUKA) のコンフィライトマットレスです。
(出典:amazon.co.jp)
サイズが120(半身用)・165・180とあり、リンが使っていたのはサイズ165cm、ちょうど寝るのにぴったりサイズですね。
お値段はAmazonで¥9,000ほど。
ISUKAはシュラフや寝袋の専門メーカーなので信頼できますね!
赤い色が印象的なリン愛用のシュラフは、Deuter(ドイター)の Exosphere -4°、色はFIRE/Cranberry。
(出典:amazon.co.jp)
その名の通りマイナス4度まで大丈夫というシュラフですが、同じようなモデルで-8°、-10°というのもあります。
冬場のキャンプを想定するなら、-8°とか-10°の方がいいかも・・・
お値段はAmazonで¥40,000〜。
Deuterは元々ハイクオリティーなバックパックやリュックを製造しているドイツの会社、丈夫そうですね〜!
手軽に火を使えるガスバーナー。
元々「匂いがつくし、火の粉が飛んで服に穴が開きがち」ということで焚き火にあまり積極的ではないリンが愛用しているのが、SOTOのマイクロレギュレーターストーブ SOD-300S 。
(出典:amazon.co.jp)
折り畳め、コンパクトでシンプルなのに火力が強いことでキャンパーやアウトドア愛好家にも定評があります。
お値段はAmazonで¥7,000ほど。
赤い持ち手部分が可愛いクッカーセットは、キャンプグッズの定番・Coleman(コールマン)の パックアウェイ ソロクッカーセット。
(出典:amazon.co.jp)
900mlポットと400mlカップのセットで、ソロキャンプに必要十分、ちょっとした料理も作れます。
アルミ製で熱伝導も良く、コンパクトに持ち運べる点も人気ですね〜!
お値段はAmazonで¥4,000ほど。
リンがテントにぶら下げて使っているのが、GENTOS(ジェントス)の LED ランタン。
(出典:amazon.co.jp)
ハンガーフックでぶら下げることができ、連続14時間点灯可能、色味が3色ある、など機能的なランタンです。
リンのもの選びの傾向として、必要不可欠を機能的に解決してくれるシンプルなものを選ぶ、という感じがしますが、このランタンもそうですね。
ゆるキャン△のキャンプ自体はゆるそうに見えますが、ギアはかなりしっかりと選んでいるように思えるので、これからソロキャンを考える人にも参考にして頂けたらと思います!
これからも放送回ごとにギアやグッズを紹介していくので他の回の記事も参考にしてみてくださいね!
リンが読んでいた「超古代文明Xの謎」という本が気になったので調べてみたんですが・・・、
実際に販売されている本ではないようですね・・・。
高校の廊下を、リンが歩きながら読んでいた「はじめてのアウトドア飯」。
こちらも・・・実際に存在する本ではなさそうです。
先ほどの「超古代文明Xの謎」も実はそうなのですが、どちらもアニメ版の中に登場する本なのでした。
こういう細かいところにこだわって作られているのが面白いところでもありますね。
こういう小ネタがあると毎回ドラマがさらに楽しみになります!
漫画が原作で、アニメ化もされた作品の実写ドラマ化・・・ということで、賛否両論あるドラマかと思いますが、ネットの評価などを見ると「原作の再現度がすごい!」と原作へのリスペクトをかなり感じるドラマになっているようです。
漫画もアニメもまだ読んだことのない筆者ですが、ドラマを観て原作を読んでみたい!と思いました。
今回第1話を観た感想ですが・・・、主人公のリンが高校生と知らなかったので・・・、そこが一番驚きました。
途中で登場するなでしこ(演:大原優乃さん)がかなり幼い設定で、それでも高校生くらいかなぁ〜と思って見ていて、どう見てもリンはそれより年上に思えて。
リンを演じている福原遥さんのドラマ撮影時の実年齢は21歳ということなので仕方がない部分もあるんですが・・・それにしても大人っぽすぎる!
福原遥さんといえば「まいんちゃん」のイメージがまだ残っている方も多いかと思いますが、すっかり大人の女性になって・・・と驚いた人も多いのでは?さすがに高校生には見えませんでした・・・。
それはさておき、
などなど、キャンプをしたことがない人にとっていいヒントがいくつが出てきました。
いかにも「キャンプできます!」的な主人公ではなく、今どきの女子高生がゆるい感じでその時々を楽しみながらキャンプをする姿はなんとも言えない爽やかさがありますね〜!
これから徐々に仲間も増えていくようですし、楽しみです!
テレビ東京の木ドラ25「ゆるキャン△」の第1話に登場するロケ地(聖地)やグッズ・ギア、感想をお伝えしました。
人気の漫画の実写化ドラマということで、漫画の持つ世界観やストーリーと、ドラマの演出だからできるリアル感がこれからも楽しみです!
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当たり前ですが、実際にはこの番地の住所は存在しません。
が、小関というのは実際にある地名なので、この辺りに住んでいるっていう設定なんですね。
間違いですよ「小関」は(ふるせき)古関です。
ありがとうございます。訂正いたしました。