アウトドアブームの影響もあり、キャンプやアウトドアが得意な芸能人や芸人さんが脚光を浴びています。
芸人のヒロシさんをはじめ、キャンプ好きな芸人さんが集まった「焚火会」やBBQが得意な芸人さんなどが、続々とテレビでも紹介されるようになりました。
2019年にメ〜テレで放送が始まった深夜バラエティー「おぎやはぎのハピキャン」では、毎回キャンプやアウトドアに詳しいタレントさんをゲストに、おぎやはぎがキャンプ体験をするという番組。
そこまでキャンプが大好きなわけでもなさそうなおぎやはぎの2人に、いかにキャンプやアウトドアの楽しさを伝えられるか、という感じで毎回ゲストの方が趣向を凝らしたプレゼンを行っています。
その「おぎやはぎのハピキャン」のシーズン10に登場したのが、芸人のタケトさん。
DIYを得意とし、Howto本を出すほどの腕前ということで、DIYで作ったキャンプ道具を駆使しながらアウトドアクッキングを披露していました。
さらに2019年11月には、自分でキャンプ場をゼロからDIYする!とのことで土地を購入。
これからさらに注目が集まりそうなタケトさんのプロフィールや、DIY以外に力を注いでいる「育児関係の資格」について調べてみました!
本名 | 中村 岳人(なかむら たけと) |
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生年月日 | 1976年3月2日(48歳) |
出身地 | 千葉県千葉市中央区 |
身長 | 165cm |
血液型 | B型 |
所属事務所 | よしもとクリエイティブ・エージェンシー |
特技 | DIY・スノーボード・テニス・保育士資格取得 |
吉本に所属の芸人さんである、タケトさん。
2012年までは、ナベさん(赤ネクタイ)・ハブ(黄ネクタイ)さんと共に「Bコース」というお笑いトリオとして活動、NHKの「爆笑オンエアバトル」にも6年に渡って出演していました。
(出典:natalie.mu)
トリオ解散後、それぞれピン芸人として活動を始めましたが、ナベさんは2015年に芸能界を引退しています。
タケトさんはトリオ時代の2006年に一般人のゆかりさんと結婚。
2012年には愛娘のこのはちゃんが誕生し、一家の大黒柱として、多方面で活動されています。
DIYの腕前がすごい!ということで注目されているタケトさん。
2018年には、購入した築30年の一軒家を予算20万円でセルフリノベーションし、その様子を自身のYoutubeチャンネル「タケトDIY」で紹介しています。
2019年には、同じく芸能界きってのDIYマスター、バッドボーイズの佐田正樹さんとインテリアDIYの雑誌で特集されました。
(出典:ameblo.jp)
タケトさんのDIYの特徴は、安い材料費でおしゃれにカッコ良く仕上げること。
単に自分で作って満足するというだけでなく、「こんな部屋なら素敵だな」「こんな家具を使いたいな」というイメージを作り上げているのがすごいですよね。
木の素材をうまく使い、塗装やダメージ感にこだわってすっきりとおしゃれに仕上がっています。いかにも「自分で作りました」ではなく、程よい手作り感と高い完成度でバランスが素晴らしいです。
Youtubeでは、賃貸など壁や窓枠に釘を打ったり塗装を変えたりできないお部屋でもできるDIYも紹介してあって、とっても参考になりますよ。
2019年11月、「自分でキャンプ場をDIYする!」ということで土地を購入したことを明かしたタケトさん。
空き地になっている場所で、草を刈り、木を切り、8000円の小屋キットで小さな秘密基地を作る様子を「タケト家秘密基地作り」として段階的にYoutubeにUPしています。
整地をして、小屋を建て、ソーラーパネルを設置し、自給自足のできるキャンプ場を作ることを目標にしているそうで、芸人仲間たちも手伝いながら少しづつ進んでいますね。
ひとつのプロジェクトが進んで行く様子って、TOKIOのDASH村とかもそうですが、観ていてワクワクします。テレビと違ってYoutubeで気軽にいつでも観られるし、しかもテレビ並みにしっかり編集してあるので面白い。
これからどんな風にキャンプ場ができていくのか、楽しみです。
DIYよりも以前から、タケトさんが力を入れているのが「育児関係の資格」。
12歳の娘さんの育児はもちろん、資格取得のために得たいろんな知識やスキルを活かして東京学芸大学で講師をするなどの活動も行なっています。2015年には、毎日個性的なお弁当を作るお母さんをモチーフにした絵本「きょうもいやがらせべんとう」をの監修も担当するなど、子育て関連でも活躍中。
(出典:amazon.co.jp)
全部で8つの育児関連資格を所有しているタケトさん(2020年現在)。
どんな資格なのかサクッと紹介してみますね!
ベビーサインとは、まだ話すことのできない赤ちゃんと、ジェスチャーを使ってコミュニケーションをはかること。
ベビーサインアドバイザーとは、日本ベビーサイン協会が主催している育成プログラムで、他の受講者に講師としてベビーサインを教えることができます。
元々は女性(ママ)向けに考案されたものですが、赤ちゃんと上手に接したいパパも取得できるようになり、タケトさんは日本人第一号としてベビーサインパパアドバイザーを取得されました。
1日5時間の講習と、¥30,000(税別)の受講費で取得可能。詳しくは日本ベビーサイン協会の公式ページへ。
ベビーダンスアドバイザーは、日本ベビーダンス協会が主催するプログラムで、赤ちゃんを抱っこ紐に入れた状態でダンスをすることで赤ちゃんがリラックスして眠れるよう促したり、赤ちゃんとのスキンシップがはかれるというもの。
小児科医監修のプログラムで、アドバイザー資格を取得すれば自治体の子育て支援や医療施設、保育園への出張講座など活躍の場があります。
DVDやCDとテキストを使い、養成期間は最短2ヶ月〜最長1年。
受講料は¥298,000(税別)で、別途準会員年会費¥12,000が必要です。(受講料は特別価格設定の場合もあり、またコロナ対策期間はデータ教材のみ)
合格後は、ライセンス年会費¥54,000を支払えば、インストラクターとして活動できる他、万が一の事故やクレーム対応などのサポートや保険料、ベビーダンス協会の著作物・商標の利用、研修費など、インストラクター活動を行う上で重要なサポートや特典を得ることができます。
資格として決して安くはありませんが、赤ちゃんが大好き、教室を開きたい、など将来のビジョンがあればチャレンジする価値はありそうですね。
ちなみにタケトさんは、このベビーダンスアドバイザーの資格を日本人第一号として取得しています(すごい)。
(出典:c-c-j.com)
赤ちゃんの体を優しくほぐして、パパやママとのスキンシップもはかれるベビーマッサージ。
通信講座での資格取得も可能で、資格があれば教室で教えたり子育て支援の場で活かしたりすることができます。
資格取得ができる講座は複数あり、例えば資格のキャリアカレッジジャパンでは、ベビーマッサージとベビーヨガをセットにした講座を¥48,000(税別)で提供しています。
(出典:lilayoga.jp)
ヨガのインストラクターの中でも、3歳〜小学生の子供向けヨガのインストラクター資格、キッズヨガ。
ヨガの呼吸法やヨガ哲学などヨガの基本から、子供の成長に合わせたヨガの取り入れ方などを学部ことができ、保育士や子供向け運動教室などで教えることができるようになります。
キッズヨガインストラクターを養成している教室も複数ありますが、例えば東京自由が丘にあるリラヨガでは、全32時間(週1回4時間を8回)の講習を¥65,000で行なっています。
プリネイタル講師、聞きなれない言葉ですが・・・、プリネイタイルとは妊婦さんとパートナーが「赤ちゃんを迎える」事を共有する大切さを実感ことができるよう、妊婦さんにマッサージをしてあげたり、一緒に出産を迎えるために旦那さんが身につけると良いスキルを、自分はもちろん他の人にも教えることができるようになる資格です。
子育てって、子供が生まれてからではなくて、お母さんのお腹にいる時から始まっていて、その段階から一緒に関わることでお父さんの意識も高まるという考え方なのですね。
タケトさんはピーター・ウォーカー氏が提唱している英国式マタニティーマッサージ&ストレッチの講師養成プログラムを受け、2013年に資格を取得しました。
(出典:news.yoshimoto.co.jp)
世界共通で通用する資格で、ベビーマッサージ協会が主催しています。
2日間の講習で、受講料は¥180,000(税別)。
最近は出産前の親子教室を夫婦で受講する人も増えていますし、自治体などでも講師としての活躍の場がありそうですね。
赤ちゃんや子供がお昼寝しているところをちょっとデコレーションしてアートにしちゃう、お昼寝アート。
日本おひるねアート協会が主催している、おひるねアート講師養成プログラムがあります。
赤ちゃんや子供を主人公に、どんな風に小物をセッティングしたり、背景を作ったりすると効果的で可愛く仕上がるかなどを学び、実際にセットを用意して撮影会や講習会を開催することで事業主としても活躍できる資格です。
養成プログラムは自宅に届けられるテキストとオンラインでの講義・試験・面接などで、受講料は¥120,000(税別)。講師として活動する場合には、講師サポートや保険料や年会費などが別途必要となります。
子育て中のお母さんが楽しく癒されて、一生の記念にもなる写真やアルバム作りのお手伝いができるおひるねアート講師、いろんなお母さんと出会うきっかけにもなりそうですね。
「こどもパートナー」は、東京学芸大学を始めとする18大学と1団体で構成された 「一般社団法人教育支援人材認証協会」が発行する認証で、子供との関わり方を学ぶ講座です。
保育士や学校関係者、福祉従事者など、これまでも子供に接しているけどこれでいいのかな?と不安に思う人や、子供の支援活動をしたい人などが、「子供と関われる力」を培い、より良い子育てや子供が過ごしやすい環境づくりを目指しています。
自由学園や学芸大学の教授などによる「支援者とは」「子どもを取り巻く環境」「子供の理解」「子供との接し方」の4つの講座をそれぞれ1回以上受講し(1講座あたり¥2,500)、¥2,000の認定料を支払って資格取得となります。
子供や育児に関する資格をたくさん取得しているタケトさん、2019年にはついに国家資格である保育士の試験にチャレンジしました。
9科目ある筆記試験の準備のためタケトさんが選んだのは、四谷学院の保育士コース。
筆記試験と実技試験のテキスト教材・動画教材のセットで¥79,800(税込)です(別途受験料が¥12,950必要)。
国家試験で特に受験資格もないため、独学で受験することも可能なのですが、全部で9科目ある筆記試験のために勉強しなくてはならないことはかなりの量。
タケトさんは「一発合格を目指す!」とのことで通信教育を選び、真面目に勉強を重ねた結果・・・、見事筆記も実技も一発で合格、2020年早々に保育士資格を取得されました。
これで8つ目の育児に関する資格ですが・・・、これだけの資格があればもうどんな保育園でも幼稚園でも、そして講師としてでも、働けそうですよね・・・!
DIYのスキルも活かして、子供が林間学校みたいにキャンプやクラフトを楽しめるワークショップの開催とか・・・夢が広がります。
今回は、DIYキャンプ芸人として、そしてイクメン芸人としても活躍中のタケトさんのプロフィールやDIY術、取得している資格などをご紹介しました。
多才で、努力家で、発信力もあるタケトさん。これからどんな風に活躍を広げていくのか、楽しみです。