お出かけ時、特に夏場などは冷たい飲み物を持ち運びすることが多いですよね。
お茶やスポーツドリンクは真空耐熱ボトル(水筒・魔法瓶)に入れて持ち歩ける・・・、でも炭酸飲料やビールなどは別途保冷剤を入れたクーラーバッグなどに入れて持ち運ぶことがほとんどで、それでも「イマイチぬるい」状態になりがち。
かといって、大量の保冷剤や氷を用意するのも手間だし荷物になってしまうことが残念でした。
そんな悩みを解決してくれる画期的な製品が、2022年1月21日にタイガーから発売されるとのことで、ご紹介します。
これまでの真空耐熱ボトルは、ビールやコーラなどの炭酸飲料を入れると中の圧力が上がってしまい、破損してしまう可能性があることから「炭酸飲料はNG」とされていました。
それが可能になったタイガーの真空耐熱ボトル「真空断熱炭酸ボトル MTA-Tシリーズ」には新しい3つの技術が使われています。
(参照:yodobashi.com)
従来の真空耐熱ボトルだと、中の炭酸ガスが膨らんでどんどん膨張し、それに容器が耐えられずに破損してしまう危険がありました。
しかし新しい真空耐熱ボトルには、ボトル内の圧力が高まると自動で炭酸ガスを抜く安全弁を備えた新しい栓構造が採用されているので安心です。
(参照:yodobashi.com)
冷蔵庫にしまっておいたビールや炭酸飲料ならいざしらず、出先に持ち歩いている容器だと、キャップを開けた時に吹きこぼれてしまう心配がありますよね。
新しい真空耐熱ボトルは、ゆっくりキャップを回して開けることで中のガスが抜ける機構が使われているので、せっかくの飲み物が吹きこぼれてなくなってしまったり、周囲を汚してしまうことがありません。
(参照:yodobashi.com)
スーパークリーンPlusという新しい加工方法で、ボトルの内側の表面を滑らかに仕上げてあります。
これによって液体が泡立つことを防ぎ、気化して炭酸が抜けることを防いでくれる仕組みです。
これらの新しく画期的なシステムで、炭酸も持ち運べる真空耐熱ボトルが誕生したというわけです。
これまで炭酸飲料を真空耐熱容器などマイボトルで持ち運べるという習慣がありませんでしたが、それが可能な場合にはいろんなメリットや楽しみ方があることを発見しました。
まずは、大量の氷や保冷剤を入れたクーラーバッグを用意しなくても良いという点。
氷の場合は溶けてしまって結局もったいないし、保冷剤も使った後は冷やすこともできないただのお荷物になってしまうので、それがなくなるのは嬉しいです。
冷たい飲み物を持ち運ぼうと思うと、まわりに結露が発生して荷物が濡れてしまうことがありますよね。
特に冷たい飲み物が欲しくなる暑い季節であればなおさら、多くの結露が発生して大変。
でも真空耐熱ボトルならその心配はありません。
アウトドアにビールやコーラなど炭酸飲料を持って出た場合、最初のうちは冷たくても持っている間にどんどんぬるくなってしまいますよね。
冷たいまま持ち運べる真空耐熱ボトルなら、飲むときに開けたらまた閉めて、冷たい状態が長持ちします。
ビールに限らずもちろんチューハイやハイボールなどの炭酸飲料もOKなので、いろんなシーンで活躍しそう。
(参照:yodobashi.com)
例えば普通の炭酸水、ジムでちょっとした休憩にちょっとだけ飲みたい、なんて時に、自動販売機に買いに行ったりする手間もなくマイボトルで楽しめます。
冷たいまま味わいたいロゼワインやシャンパンももちろん大丈夫。
冷たいまま保管できるので保冷剤も要らず手軽ですね。
(参照:yodobashi.com)
手軽に持ち運べるボトルなので、出がけに冷蔵庫から出して入れ替えるだけでOK。
お花見や花火大会、運動会やお祭りなど、様々なシーンに持って出かけることができますよね。
ボトル容量は0.5L、0.8L、1.2L、1.5Lの4種類。
容量が大きいボトルはクラフトビールのテイクアウトなども想定して開発されたとのことで、口広(約4.8cm)の容器はビールサーバーからも注ぎやすくなっています。
1.5Lのマイボトルにクラフトビールをお持ち帰りってかっこいいですよね・・・!
新しい炭酸OKの真空耐熱ボトルは、3色のカラーラインナップで販売されます。
(参照:yodobashi.com)
カッパー(銅色)、エメラルド(緑)、スチール(黒)の3色で、大人向けのすっきりとしたデザインですね。
まだ発売前ということで正確な価格は発表されていませんが、オープンプライスで店頭では6000円から7500円前後(税込)で販売される見込みとのこと。
ちなみにヨドバシカメラ(yodobashi.com)では1.5Lで7,500円で予約販売されています。
お出かけに持って出られる飲み物の幅がグッと広がる新しい真空耐熱ボトル、楽しみですね・・・!