2020年の前半はコロナの感染防止で緊急事態宣言が出され、大型連休でもお出かけできない状態で過ごす家族がほとんどになってしまいました。
そんな中、少しでもストレス発散や気分転換にと新しくブームになっているのが、家のお庭やデッキ、ベランダで楽しむ「家キャン・庭キャン・ベラキャン」。
これまで定期的にキャンプに出かけていた家族はもちろん、実際にはキャンプをしたことがない家庭でも「ちょっとやってみようかな」と思える手軽さと、ちゃんと自粛しながらも子供に楽しんでもらえた、非日常を味わえた、という達成感が嬉しいですね。
そこで今回は、実際に家キャンプをしてみた実体験も含め、家キャン・庭キャン・ベラキャンを楽しむために揃えたい(最低限の)道具やキャンプ・ギアをリストにしました!
お家で楽しむ家キャン・庭キャン・ベラキャン、それぞれに使用できるスペースが異なるので一概にはいえませんが、「これだけは最低限あったら一応楽しめる」というものをリストにしました。
実際にキャンプに行く際にも必要なものばかりなので、これを機にキャンプへ行ける装備が整いますね。
キャンプといえばテント!
テントの中で過ごしたり、一晩をテントで寝るだけでかなり非日常が味わえます。
普段なかなか寝ようとしない子供が「早くテントで寝たい!」となるのだから不思議なものです。
さらに1日家で過ごしているとついついテレビを観たりしてしまいますが、テントには持って入れるものが限られているので、お気に入りの本やおもちゃを持って入って秘密基地感覚で遊べます。
テントを選ぶポイントは、サイズと使い勝手と自立できるかどうか。
家の中やお庭、ベランダのサイズを測って、そこに設置できるもの、家族なら2〜3人用、ひとりで使うならツーリングにも使える軽量のソロ用でもいいと思います。
ここで大事なのが、「自立できる」こと。
普通のキャンプではテントを地面にペグという杭で固定しますが、家の中やウッドデッキ、ベランダでは地面にペグ打ちすることができません。
なので、ワンポールテントなど幕を周囲で引っ張って建てるタイプではなく、ドーム型のような「フレームが湾曲して幕を引っ張る力で形が作れて、自立する」タイプを選ぶと良いです。
例えばColemanの2020モデル「スクリーンIGシェード+」は、底面が210cm×180cm、しっかりと日差しを遮りつつ開放的に使うこともでき、フレームを通すだけで自立できるオススメモデルです。
(出典:ec.coleman.co.jp)
前にタープや日よけ、全室のあるタイプのテントもありますが、その分場所を取ってしまうので、スペースが限られる場合はとりあえず寝室だけのコンパクトなもので十分。
予算は1万円前後でかなり良い感じのテントが選べると思います。
テントが用意できたら、次に用意したいのはフロアマット。
テントの床面は薄い防水のシートで覆われていることが多いですが、これだけだと流石に地面が硬くてくつろげません。
少しクッション性のあるフロアマットやラグを敷いて、居心地よくすると良いですね!
テント用の保温性に優れたものもありますが、レジャーシートとして売られている少しクッション性のあるものでも代用可能。
(出典:amazon.co.jp)
家キャンプ以外にもピクニックや公園でのレジャーに使えるので1枚あると便利です。
千円台から色々あります!
家の中でテントを張る「家キャンプ」では必要ないかも、ですが、ベランダやお庭でキャンプをする場合には虫除け(特に蚊対策)が必須です。
テント周りに蚊よけを吊るしたり、衣服に貼るタイプの虫除けなどを用意して、蚊に刺されないようにしましょう!
昼間にちょっとキャンプ体験をするだけなら特に必要ないかもですが、少し日が暮れてきたときのテントでランタンはキャンプ気分が味わえてオススメです。
(出典:amazon.co.jp)
防災対策としても1つは持っておきたいので、この際買っておくと良いですね!
電球色や光度を変えられるタイプがオススメ。
千円台前後から色々あります。
テントで一晩寝てみたい、という場合には、シュラフ(寝袋)が欲しいところ。
(出典:amazon.co.jp)
家のお布団や毛布でも代用できなくはないのですが・・・、一晩外で使うと湿気を吸ってしまったり、虫が紛れ込んでしまったりする恐れもあるので、もしテント泊を予定しているなら用意した方が良いです。
今までキャンプしたことない、これからもするか分からない・・・という場合には、そんなに高機能(対応気温など)のものでなくても大丈夫。
逆に、「これからキャンプ道具揃えてみたかったんだ・・・!」という人は、ちょっとこだわってみても。
五千円前後〜で購入可能です。
(出典:amazon.co.jp)
こちらも、たった一度のテント泊のために買うべき?と悩むところですが、実際シュラフだけで寝るといくらレジャーシートやフロアマットを敷いていても背中が痛いです。
シングルサイズ千円くらいから購入可能なので、テント泊を予定しているなら買うのがオススメ。
こちらも、この先もキャンプで使っていきたいと考えるなら断熱性や機能にこだわっても良いですが、とりあえず庭キャンプでしか使わないのであれば安いものでも大丈夫。
自宅がすぐそばにある状況でのキャンプということで、上に紹介した基本の道具・ギアでとりあえずは充実した家キャン・庭キャン・ベラキャンができると思います。
でももう少しアウトドア気分を追加したい!という場合にあると良いものを紹介します。
テントの中が楽しい家キャン・庭キャン・ベラキャンですが、ずっとテントの中にいるのも実際ちょっとしんどいです。
というわけで、テントの横にテーブルや椅子を配置して、くつろぎスペースを作るのも。
アウトドア用の椅子やテーブルがあればなお本格的ですが、そのために購入するのも大変なのでとりあえず家にあるものを移動して使うのでもOKです!
(出典:amazon.co.jp)
住宅街やアパートのベランダでは、煙の出るBBQなどあんまりオススメできませんが、外のガスコンロでお湯を沸かしてパスタを茹でたり、カップラーメンを食べたりってくらいでも、結構アウトドア気分が高まります。
すぐそばに家があるので、家で作ったご飯を外に持って出て食べるだけでもかなり開放感があって楽しいですが、せっかくのアウトドア気分を楽しみたいなら、レトルトのカレーや缶詰、インスタント食品などを利用するのも一興です。
自粛して家から出られない・・・と家の中にこもって食べるレトルトや缶詰とは全然違う、素敵なアウトドアフードに変身してくれますよ!
実際に庭キャンプをして感じたことですが、すぐそばに必要なものがあり、お風呂も入れ、食事もできて、なおかつテントで宿泊するという非日常が味わえる・・・、
これって、グランピング!?
このシチュエーションで、あとは満点の星空と、森の香りと、小鳥のさえずりがあればもう最高なのに・・・もしかしたら理想のグランピングってそういうことなのかもしれませんね。
家キャンや庭キャン・ベラキャンでよりグランピング気分を味わうために加えたら良さそうなものを紹介します!
(出典:amazon.co.jp)
普段はあんまり食べないような美味しくて特別感のあるものを食べると、グランピング気分もUP。
通販のお取り寄せ食材や、ちょっと高級なテイクアウト(オードブルセットとかデリカ系)で、お料理はお休みしてのんびり楽しむのも良いですね!
(出典:amazon.co.jp)
外でキリッと冷えたシャンパンやワインをお洒落に楽しむのもグランピングぽくて良いです。
ちょっと贅沢な時間を過ごせるクラフトビールもオススメ。
(出典:amazon.co.jp)
テントで寝る前に、ゆっくりお風呂でリラックスできるのもグランピングの醍醐味。
せっかくだから良い香りの入浴剤や、ワクワクする泡風呂などちょっとした非日常をアクセントで加えてみるとよりグランピング感がUPします。
他にも、いろんなちょっとした工夫でアレンジが可能な家キャンや庭キャン・ベラキャン。
自分好みのリラックスできる秘密基地で、お家ライフを楽しみましょう☆