キャンピングカーに代わって、最近注目を集めているのが、軽自動車をカスタマイズした「軽キャンカー」。
バンやワゴンをカスタマイズし、ソーラーパネルや居住空間に加え、ルーフテントを乗せて快適な宿泊もできるようにカスタムされている車両もあります。
フルカスタマイズされた状態で購入できるほか、所有している自動車に好みのパーツでカスタマイズを加えることでオリジナリティーのある軽キャンカーができることで人気が高まっていますね。
もともとアウトドアブームで注目を集め、「いつかは所有して旅をしたい!」という憧れの的のキャンピングカーですが、いかんせん高額な上、駐車場の確保やメンテナンスなど少しハードルが高い部分もありました。
ロンブーの田村淳さんもしばらくの間「キャンピングカーで娘と日本全国を周りたい」という夢からキャンピングカーの購入を考えていましたが、最終的にスズキのエブリイをカスタマイズして軽キャンカーにすることに落ち着いた模様。
そんな「車で自由に旅行をして、快適に車中泊もしたい」という希望を叶えてくれる軽キャンカーですが、やっぱり欠かせないのはルーフテント。
そこで今回は、ロンブー淳さんの軽キャンカープロジェクトでも候補に上がった、ジェームス・バロウドのルーフテントについて料金やスペックをご紹介します!もちろん、軽自動車でなくても取り付け可能ですよ!
ジェームス・バロウドは1997年にポルトガルで創業されたブランドです。
イタリアのルーフテントブランドのフランス代理店で働いていた氏は、「よりクオリティーの高いものを作りたい」という願いでポルトガルで創業し、主に車の横に取り付けるオーニングやルーフテントの製造・販売をしています。
20年ほど前から本格的に製造を始めたルーフテントの品質では世界トップレベルとされていて、日本で取り扱いが始まったのが2年前(ジェームス・バロウドの公式サイト)。
そのデザイン性の良さ、機能性、品質の良さから日本でも人気が高まっています。
ジェームス・バロウドのルーフテントには2タイプ(ハード・シェル・テントとソフト・シェル・テント)があり、日本向けには特別な日本仕様の「軽自動車にも乗せられるコンパクトタイプ」も製造。
その2タイプについてスペックやお値段を見てみましょう!
閉じた状態でもすっきりとカッコ良いハード・シェルタイプのルーフテント。
ロックを開けて持ち上げるとダンパーで力を加えなくても持ち上がります。
さらにワンタッチの支柱があるため風を受けても揺れることなく安心。
テントに使われている生地はNASAとの共同開発という、通気性に優れているのに防水性の高い高品質のもので、窓を開けるとほぼ全面がメッシュ窓になるのでパノラマの景色を楽しむことができます。
(出典:jamesbaroud.jp)
ソーラーファンの換気機能で内部に湿気がこもりにくかったり、
(出典:jamesbaroud.jp)
室内灯のLEDライトは取り外して懐中電灯として利用できたり、
(出典:jamesbaroud.jp)
そして床面は心地よい良質のクッションマットで快適に眠れ、寝返りも打てるという優れもの。
さらに、たたむ時にはテントの生地が自動的に内側に折れ曲がるギャザー設計で、収納ストレスもなし。
もちろん、ハシゴなどもセットになっています。
このハード・シェル・テントには外側上部がフラットなタイプと、窪みがあって荷物が乗せられるようになった「天井荷台付きタイプ」があり、それぞれ大きさのラインナップがあります。
(出典:jamesbaroud.com)
片方だけ持ち上がるタイプのDISCOVERY(ディスカバリー)。
大人2名+子供1名向けのレギュラーサイズと、大人2名+子供2名向けのXXLサイズの2サイズ展開です。
レギュラーサイズ
XXLサイズ
(出典:jamesbaroud.com)
より室内に高さのあるタイプのSPACE(スペース)。
(出典:jamesbaroud.com)
こちらは日本限定、軽自動車にも乗せられるコンパクトサイズもあります。
コンパクトサイズ
レギュラーサイズ
XXLサイズ
(出典:jamesbaroud.com)
両側が持ち上がり、より広々と空間が使えるEVASION(エヴァション)。
こちらもコンパクトサイズがあるので軽自動車もOK!
コンパクトサイズ
レギュラーサイズ
XXLサイズ
(出典:jamesbaroud.com)
ディスカバリーとサイズ感は同じですが、外側天井部分が荷台として使えるような形状になっているEXTREME(エクストリーム)。
標準装備のラゲッジバッグに荷物を詰めて乗せたり、スペアタイアを乗せたりとあると便利な機能ですね。
(出典:jamesbaroud.com)
レギュラーサイズとXXLサイズのみ展開しています。
レギュラーサイズ
XXLサイズ
(出典:jamesbaroud.com)
両側が持ち上がるタイプのEVASION(エヴァション)にさらに荷台がついたEXPLORER(エクスプローラー)。
レギュラーサイズのみです。
レギュラーサイズ
(出典:jamesbaroud.com)
より横幅の広いタイプ。
車種を選びそうですが、大きな車に乗っている方なら乗せられそうですね。
レギュラーサイズとXXLサイズのみ展開しています。
レギュラーサイズ
XXLサイズ
ハードシェルに比べて、より小さく収納できて小型の車のルーフにも乗せられるのに、広げた時にはハードシェルのXXLサイズにも匹敵できることが特徴の、ソフト・シェル・テント。
(出典:jamesbaroud.com)
2つのサイズから選べます。
紫外線をはじき、室内の温度が上昇するのを防いでくれる素材で作られたテント、VISION(ヴィジョン)。
大きなメッシュ窓と快適なクッションフロアマットで、よりキャンプ気分を味わいつつも快適に過ごせます。
地面から離れているので虫の侵入や湿気も防げて良いですね。
(出典:jamesbaroud.com)
ハシゴや骨組みと一体型で簡単・コンパクトに収納でき、広げるとロフトのような広いテントに早変わり。
(出典:jamesbaroud.com)
150と180の2つのサイズがあります。
150サイズ
180サイズ
以上、軽自動車をキャンピングカー仕様にするのに便利に使えるルーフテントの中でも、高品質で機能的なルーフテントを製造しているジェームス・バロウドのルーフテントラインナップ(料金&スペック)をご紹介しました。
宿泊だけでなく、ちょっとしたドライブなんかでも、ちょっと車を停めてルーフテントでゴロゴロ・・・なんて使い方もできるし、災害時に備えて購入する人も増えているのだとか。
キャンピングカーに比べたら、もちろん家電もトイレもシャワーもないですが、横になって寝れてしかも寝返りも打てるし、景色も楽しめる。魅力的ですよね・・・!
参考にして頂けたら幸いです!