テレビ東京系、2019年の深夜放送枠のドラマ25で放送の「ひとりキャンプで食って寝る」
そのタイトル通り、ひとりでキャンプをして美味しいものを食べて寝る男女それぞれの姿を描いたドラマで、奇数回の主人公・大木健人を三浦貴大さんが、偶数回の主人公・七子を夏帆さんが演じています。
奇数回と偶数回では、脚本・監督も異なるので(奇数回は脚本:保坂大輔さん / 飯塚花笑さん・監督:横浜聡子さんで、偶数回は脚本・監督:冨永昌敬さん)、それぞれに異なる世界観があるのも特徴です。
その第6話に出てくるロケ地や食べ物のレシピ・使われているグッズなどを、感想も交えてお伝えします!
「ひとりキャンプで食って寝る」の第6話のタイトルは、「ダブル味噌に猫も集う」。
プロ釣り師の久保野考太郎さん(本人出演)の釣り番組に感化され、磯釣りでメジナを釣りたい!と思い立った七子が、釣具屋で揃えた道具を持って海へ出かけます。
向かった先は、神奈川県三浦市の城ヶ島、長津呂の磯(ながつろのいそ)です。
釣り場へ向かうところに、食事処「潮風」が写り込んでいますが、この先を下りると長津呂の磯です。
三浦市から、城ヶ島大橋を渡った先の島にある入り江で、磯釣りの名所でもある景勝地ですね。
東京都内からは1時間半ほどの距離にあります。
釣り道具を揃え、メジナを釣る気満々で城ヶ島へ来た七子でしたが、初心者であることと道具をケチったせいもあって、全然メジナが釣れません。
そこへ通りかかったのが、ゲスト俳優・青山和也さん演じる、地元の釣り少年の宗太です。
宗太が「ひっこくり」でカニを捕るのを見て衝撃を受け、「アホでも捕れる」という言葉を信じて七子もチャレンジ!
カニを捕ることができました〜。
メジナを食べられるとばかり思っていた七子ですが、カニで味噌汁を作ることに。
6話のタイトルは「ダブルの味噌に猫も集う」ですが、このダブルの味噌というのは「カニ味噌」と「味噌汁の味噌」のことなんですね。
材料
作り方
出汁用に煮干しを持参していた七子ですが、カニから美味しい出汁がでるので煮干しは使いませんでした。
(そのかわり、集まってきた猫ちゃんにあげてましたね)
ちなみに「ひっこくり」というのは伊豆半島の伝統的な猟法で、イワシの頭など匂いの強い魚を竿の先にくくりつけ、その先に糸を輪っか状にしてしかけを作り、カニがその輪に足を入れたら糸を引っ張って捕まえる、というもの。
(出典:ntv.co.jp)
(出典:ntv.co.jp)
鉄腕Dashでも紹介されていた方法で、カニをメインに狙うなら効果的な猟法です!
しかけも安価に手作りできるのがまたいいですね。
七子が身につけていたり、使っていたりするとついつい真似したくなるのがアウトドアグッズ。
今回は第6話に出てきたグッズをいくつか紹介します!
明るい時間からずっと首に下げているので、どうしても気になるヘッドライト。
milestoneというメーカーのLEDヘッドライト MS-B4 アドバンスモデル(色:ティールブルー)です。
(出典:amazon.co.jp)
カッコいいのでファッションのアクセントみたいに装備できますね。
オレンジ色が可愛らしい七子の愛用テント。
ひとりキャンプ用に購入したものと思われ、第4話にも登場します。
このテントは、ARAI TENTのライペン ONI DOME 1 (色:オレンジ)。
(出典:arai-tent.co.jp)
小さいながらも前室があり、軽量、そしてペグダウンできない場所でも使えるというスグレモノ。
鬼の角のような突起のあるデザインなので「オニドーム」、可愛いですよね。
七子がラジオを聴いたのは第1話の時だけでしたが、その後も毎回キャンプのお供にしているので、紹介します。
National Panasonic RF-1120 クーガ112 3バンドポータブルラジオです。
(出典:amazon.co.jp)
FMやAMだけでなくTVも受信できる3バンドポータブルラジオで、レトロで存在感のあるラジオですよね。
お味噌汁を美味しそうに食べるシーンで登場する、ステンレス製のシェラカップ。
軽量もでき、コップとしても使えるのでキャンプでは定番のグッズですよね。
七子が愛用しているのは、底に天体望遠鏡と月・惑星・星のエンボス加工の入ったVixenのスターパーティシエラカップです。
(出典:amazon.co.jp)
女の子らしいセレクトですね。
「ひとりキャンプで食って寝る」の第6話、「ダブル味噌に猫も集う」の感想は、ひとことで言うと、釣りを舐めちゃいけないな、ですね。
プロ釣り師の動画を見ていたら、自分もできる気がしてきて、釣具屋さんでも「すぐ釣れます!」なんて言われて、すっかり釣る気満々だった七子。
ドラマを見ていた方も、「わたしも釣りしてみたい〜なるほどなるほど〜」なんて思いながら見ていたんではないでしょうか。
わたしも「そんな簡単に釣れるんならやってみようかな〜」なんて思いかけてました(笑)
でも、七子は「釣り道具をケチる」という大きな過ちを犯してしまった上に、動画でも大事だと言われていた「タモ」を買わずに釣りを始めてしまった・・・ここが重要なポイントですね。
定員さんなり、釣り師さんなり、やっぱりプロの言うことは聞くべきなんですね。
ラジオやテントなどグッズにはかなりこだわっている七子なのに、釣具にこだわれなかったところが残念な点であり、七子が反省しているところではないでしょうか。
確かに釣具屋さんに行ったらいろんな種類の道具が、値段もピンキリであるので、「初心者だし安いのでいいや・・・」となりがちですが・・・店員さんにもアドバイスをもらいながら選ぶのが重要ですね。
そして今回のゲスト俳優・青山和也さん。
中学生という設定で、実際の年齢も15歳ということですが、存在感のある演技を見せてくれていました。本当に地元の釣り少年に見えました・・・!
この「ひとりキャンプで食って寝る」は毎回のゲスト俳優さんたちが本当にいい味を出していますね〜。次回も楽しみです。
「ひとりキャンプで食って寝る」の第6話「ダブル味噌に猫も集う」は、思ったように釣りができずに終わってしまいました。
でも、「ひっこくり」というカニを捕る技を知ったり、カニの味噌汁を堪能したりとそれはそれで楽しそうでしたね。
ロケ地や登場したグッズなど、参考にしていただければ幸いです!