テレビ東京系、2019年の深夜放送枠のドラマ25で放送の「ひとりキャンプで食って寝る」
そのタイトル通り、ひとりでキャンプをして美味しいものを食べて寝る男女それぞれの姿を描いたドラマで、奇数回の主人公・大木健人を三浦貴大さんが、偶数回の主人公・七子を夏帆さんが演じています。
その第5話に出てくる食べ物のレシピ、主人公・大木健人が口ずさむ歌や登場するグッズや漫画の紹介を、感想も交えてお伝えします!
「ひとりキャンプで食って寝る」の第5話のタイトルは、「家キャンプでサバ缶づくし」。
家キャンプということは・・・そうです、この回ではキャンプ場でのキャンプは行われませんでした。
台風のせいでキャンプに行くことのできなかった、三浦大貴さん演じる主人公の大木健人は、仕方なく部屋の片付けをしたりして過ごし、気晴らしにアウトドアグッズを買いに出かけるのでした。
健人が向かった先は、L.Breathお茶の水店。
テントから細かいギアまで、アウトドアに関する色んなグッズが揃っています。
首都圏に住んでいて、これからキャンプを始めてみようかなという方にオススメのお店です!
ちなみにこの日健人は、別れた恋人・理恵子が置いっていったテントから新しいテントへ買い替えました。
「2人用で軽量2.3kg(トイプードルの仔犬くらい)」「防水性が高い」「月の明かりでも組み立てられる」と定員さんから進められて購入したのが、NEMOのギャラクシーストーム 2P NM-GXST-2P-CYというテント。
(出典:amazon.co.jp)
このテントは第1話のキャンプ時から使われているので、この第5話はそれより以前のプロローグ的なお話のようですね。
第5話のタイトル「家キャンプでサバ缶づくし」のとおり、今回は家の中でサバ缶を使った料理を楽しんだ主人公の健人。
鯖の缶詰をアレンジしたレシピが登場しました。
冒頭おもむろに登場したのが、サバの味噌煮のホットサンド。
材料
ホットサンドメーカで、チーズと大葉・サバの味噌煮を挟んだ食パンを焼くだけです。
とろけたチーズにまみれてハフハフ食べるの、美味しそうですよね〜。
ポイントは、サバ缶は水煮ではなく味噌煮を使うことと、大葉のアクセントですね!
台風で出かけられず、買ったばかりのNEMOのテントを部屋の中で組み立てていると、ゲスト俳優・福士誠治さん演じる友達の武志がやってきました。
「なにかツマミないの?」と武志に言われ、在庫整理を兼ねていろんな種類のサバ缶を出してきた健人。
最初は「サバばっかじゃん!しかも水煮!」と文句を言った武志でしたが、ビールにも日本酒にも合うサバの水煮に感動し、色んなメーカーのものを食べ比べながら味わいました。
マヨネーズや七味唐辛子でアクセントを付けたりして楽しんでいましたね。
健康にもいいということで、サバの水煮缶はいろんなメーカーのものがだいたいどのスーパーにもあるので、食べ比べ、やってみたいなと思いました!
食べ比べた後の、いろんな種類のサバ缶の残りでグラタンを作った健人。
材料
作り方
サバの水煮缶のアレンジ料理としてかなり完成度の高い1品ですね〜。
そんなに難しくないし、深夜でもコンビニで揃う材料なので、ドラマを観て衝動的に作ってしまったという人もいるのでは?
サバ水煮缶+チーズの組み合わせならキャンプでもおつまみとして作れそうですよね(第4話の七子がやってたみたいにバーナー使って)。
ちなみに、健人の家のキッチンの隅、冷蔵庫の横に鎮座しているジャグ、気になりますよね。
これは、MINTAGEというメーカーのウォータージャグ、Hot&Cold Water Pot innovaです。
(出典:amazon.co.jp)
10リットルの容量があって、冷たい水でも温かいお茶でも持ち運べ、蛇口から注げるジャグで、レトロ感があってオシャレなのでキャンプやBBQなどアウトドアで使ってみたいアイテムですね!
今回も、三浦大貴さんの歌が出てきました。
一緒にキャンプを楽しみ、靴やテントなどキャンプ用品を置いたまま出ていってしまった元恋人の理恵子のことがまだ忘れられない健人が、友達の武志が帰った後でひとり熱唱していましたね・・・。
「銀河鉄道の夜〜」のフレーズが印象的なこの歌は、銀杏BOYZの「銀河鉄道の夜」です。
作詞・作曲は峯田和伸さんで、銀杏BOYZの2枚目のアルバム「DOOR」(2005年)に収録されています。
(出典:amazon.co.jp)
ちなみにこの曲は、銀杏BOYZの前のバンドGOING STEADY時代のアルバム「さくらの唄」(2001年)にも収録されています。
(出典:amazon.co.jp)
三浦大貴さん演じる主人公の大木健人は、無性ににCDを聴きたくなって探すのですが、前の恋人理恵子が持っていってしまったことに気が付きます。
理恵子が持っていったのは、銀杏BOYZのアルバムなのか、それともGOING STEADYか・・・、ちらっと気になるところですね。
三浦大貴さん演じる大木健人が主人公の奇数回では、本がフィーチャリングされているのに気づいた人も多いと思います。
1話目は秋本治さんの漫画「こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)」、3話目は水木しげるさんのエッセイ「ゲゲゲのゲーテ」でした。
そして今回5話では、福士誠治さん演じる友人の武志が、帰り際に健人の本棚から借りていく漫画。
ハロルド作石さんの漫画、「ストッパー毒島」です。
(出典:amazon.co.jp)
1996年〜1998年に週刊ヤングマガジンで連載された漫画で、武志が「懐かしいな〜!」と思わず手に取っていましたね。
ふたりの会話から、古くからの友達(幼馴染?)という感じでしたが、もしかしたら野球部つながりとかかも知れません。
ドラマを観て、「ストッパー毒島」読み返したい衝動に駆られた方も多いのでは?
今回の「ひとりキャンプで食って寝る」は、家キャンプということで、外でキャンプをするシーンが見られずちょっと残念でしたが、健人が愛用しているテントのメーカーが明らかになるなど参考になる点も多かったですね。
サバ缶を使ったアレンジレシピも参考になりました。
キャンプでなく家でもチャレンジしてみたいです。
個人的には、ゲスト俳優の福士誠治さんが良かったですね〜!
一瞬誰か分からないくらい、別人のイメージになっていて、武志のちょっとワイルドでちょっとチャラそうなキャラを上手く演じてらっしゃいました。
役者さんて化けるんですね〜・・・。
前の彼女が出ていった傷心から抜け出せない健人の気持ちを楽にするために、雨がもう止んでいるのに理恵子が置いていった傘を持って帰ったシーンは、男の友情を感じました!
今回は「ひとりキャンプで食って寝る」の第5話のロケ地やレシピ、主人公健人が歌う曲、登場する漫画を紹介しました。
改めていろんな要素が散りばめられたドラマですね〜、続きも楽しみです。