テレビ東京系、2019年の深夜放送枠のドラマ25で放送の「ひとりキャンプで食って寝る」
そのタイトル通り、ひとりでキャンプをして美味しいものを食べて寝る男女それぞれの姿を描いたドラマで、奇数回の主人公・大木健人を三浦貴大さんが、偶数回の主人公・七子を夏帆さんが演じています。
その第3話に出てくるロケ地や食べ物のレシピ、主人公・大木健人の鼻歌で登場する歌や登場するグッズや本の紹介を、感想も交えてお伝えします!
ひとりキャンプで食って寝るの第3話のタイトルは、「嬬恋で焼き鳥ペペロンチーノ」です。
ということは、ロケ地はずばり群馬県の嬬恋村、そして主人公の健人が今回キャンプを行ったキャンプ場は無印良品がプロデュースしているカンパーニャ嬬恋キャンプ場です!
標高1,300mの高原にあるこのキャンプ場は、日本百名山に選ばれている浅間山・四阿山・草津白根山の3つの山を一望でき、周囲2kmのバラギ湖や自然の起伏を活かした、自然あふれるキャンプ場です。
(出典:www.muji.net)
湖畔のキャンプサイトは特に家族連れなどに人気で、ドラマの中では最初は湖畔にテントを張っていた健人は、より静けさを求めて湖畔から少し離れた場所に移動していましたね。
ドラマでは、管理等で薪3束と一人料金を支払っていて、料金は3,960円でした。
カンパーニャ嬬恋キャンプ場は全サイトがオートキャンプエリアになっていて、利用料金もシンプルです。
大人 | ¥2,160 |
こども(小学生以上) | ¥1,080 |
未就学児 | ¥0 |
薪が1束¥600×3 と¥2,160の利用料=¥3,960 というわけですね。リーズナブルな価格設定です。
健人の住む世田谷からは車で3時半ほどの距離にあるカンパーニャ嬬恋キャンプ場、母体が無印良品なので管理もしっかりしていて、環境も良いということで、クチコミもとても良いキャンプ場です。
無印のキャンプ用品ももちろん販売している上に、テントや寝具、全てセットになったキャンプの「ベーシックセット」レンタルもあって、手ぶらで行っても大丈夫というのも嬉しいサービスですね!
(出典:www.muji.net)
ドラマを見てキャンプをしてみたくなった・・・という人も、これなら安心して出かけられます。
詳しくはカンパーニャ嬬恋キャンプ場のHPで
→カンパーニャ嬬恋キャンプ場公式HP
ちなみに、受付で熊よけのベルを渡されているシーンがありました。
主人公の健人も実際に熊よけとして使っていましたが、これはCAPTAIN STAGのベアー クマすずだそうです!
(出典:captainstag.net)
ひとりキャンプで食って寝るの第3話のタイトルは「嬬恋で焼き鳥ペペロンチーノ」です。
三浦貴大さん演じる主人公の大木健人は、ひとりキャンプで缶詰を使った料理を食べるのを楽しみにしていて、毎回いくつか料理が登場します。
第3話に登場した食べ物とレシピをおさらいしてみましょう。
今回の主人公健人の食のテーマは「焼き鳥缶詰」。
調理済缶詰のなかでは最もメジャーと思われる、「ホテイフーズの焼き鳥缶」の登場です。
今回のキャンプで健人が楽しみにしていたのが、「焼き鳥缶全種類制覇」。
手始めに、焼き鳥缶を使ったおつまみを作ってビールと一緒に食べ始めました。
材料は、
作り方はいたってシンプル。
ネギと焼き鳥のいい香りが想像できますね〜!
小枝を拾いに山に入って、今回もちょっと変わったキャンパーに出会うことになる健人。
第3回目のゲスト俳優・北香那さん演じる、狩猟ガールの井上あかりです。
ニンニク農家の娘で、8人もきょうだいがいるというあかりは、たまに山に来て狩猟をし、ひとりでキャンプをするのだとか。
そんなあかりが作ったのが、ニンニクのごま油ホイル煮です。
材料
BBQ用の網の上に、ニンニクとごま油をホイルで包んだものを置いておき、ニンニクに火が通ればOK。お好みで塩をかけて頂きます。
火が強いと焦げてしまうので、横の方に置いておくといいですね。
これぞアウトドアという感じのシンプルで美味しそうな1品です!
狩猟ガール・あかりが仕留めた猪肉を、たっぷりのニンニクと一緒に炒めた1品。
材料
作り方
これもキャンプらしいシンプルな料理ですが、なかなか仕留めたての猪肉はハードルが高いですよね。
豚バラとかラムとか、他の肉でももちろん応用可能です。
第3話のタイトルにある「焼き鳥ペペロンチーノ」が登場するのは、翌朝でした。
本当は「焼き鳥カルボナーラ」を夜のメインに食べようと、水で戻したパスタとオーマイの「濃厚カルボナーラソース」を用意していた健人。
でも、帰りがけにニンニク農家のあかりがニンニクをくれたので、急遽ペペロンチーノに変更しました。
材料
水戻しパスタは、茹で時間短縮と、小さな鍋でも調理しやすくするためにキャンパーさんの間で実践されている方法。
ジップロックに水と塩をひとつまみ入れて持参すると、柔らかくなっているので小さな鍋でも入れることができ、1分ほど茹でるだけで食べられるという裏技です。
作り方
三浦貴大さんが、鍋から美味しそうにすすって食べる姿はたまりませんね〜。
キャンプ飯として紹介されていますが、家庭でも作ってみたくなる1品です。
第3話でも、三浦貴大さんが口ずさむ歌、出てきましたね〜。
今回は、沢田研二さんのTOKIO。
(出典:amazon.co.jp)
1980年に発売された、沢田研二さんの29枚目の(!)シングル曲で、若い世代の人でも一度は聴いたことのある曲ですよね。
今回の第3話では、狩猟ガールの井上あかり(北香那さん)に、「お兄さん、東京から?東京も空気薄いっしょ、だからみんなボーッとした顔してる」と言われるシーンがあり、ドラマを東京で深夜観ている方たちの心にも訴えかけるものがあったのではないかと思います。
とにかく休みが取れたら東京から離れてキャンプに行くんだ!そんな衝動に駆られる第3話です。
ひとりキャンプで食って寝るのドラマでは、奇数回(第1話・第3話・・・)に三浦貴大さん演じる大木健人が主人公となって登場します。
第1話では、寡黙なソロキャンパーに燻製と火打ち石での火起こしを教わった健人でしたが、その際渋川清彦さん演じる寡黙なひとりキャンパーが読んでいたのは、漫画「こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)」でした。
今回は、健人がひとりで本を読むシーンが登場します。
ここで読んでいるのは、水木しげるさんの「ゲゲゲのゲーテ」。
(出典:amazon.co.jp)
水木しげるさんの遺作となってしまった本で、水木さんが人生の中で尊敬し、大切にしてきたゲーテの言葉を紹介している本です。
東京の喧騒を離れ、静かな自然の中で自分と向き合うのに健人が選んだ本という設定ですね。
キャンプに持っていく本のリストに加えてみたい1冊です。
ちなみに、三浦貴大さんが着用しているジャケットは、tilakというブランドのOdin Jacket(色はCinnamon シナモン)、キャップはNEW ERAのWM-01 デニム地ワークミリタリーキャップ(色はブラックデニム)です。
1話と同じ装いなので、キャンプのときはコレって決めてる感じですね。
1話の燻製好きで火打ち石で火を起こすこだわりのソロキャンパーに続き、3話では狩猟ガールが登場しました。
狩猟ガールの井上あかりを演じたのは北香那さん。
完璧で自然な方言と、本当にニンニク農家できょうだいがいっぱいいて、狩猟もしていそうな雰囲気を見事に演じきってましたね。
朝、別れの時には観ているこっちもちょっと寂しくなりました。
ちなみに、翌朝の別れの時に健人があかりにニンニクのお礼として渡したのは、摩周湖の霧の缶詰。
(出典:matome.naver,jp)
焼き鳥の缶詰と混じって何故か持ってきてしまったみたいですね。
「開けていい?」ともらってすぐに開けようとしたあかりに、「えっ!もう開けるの?!」と心の中で突っ込んだ視聴者の方も多いと思いますが、「うん」と答える健人、優しいじゃん!と思ってしまいました。
あかりも結局開けることなく、下のきょうだいにかがせてやると言っていたのがまた優しいいい子だな〜って、ほっこりでしたね。
「ひとりキャンプで食って寝る」という割には、ひとりっきりの時ばかりじゃないんだなという印象で、ひとりキャンプに憧れる人には参考になるし、すでにひとりキャンパーのマスターでも「狩猟かぁ〜!」とさらに上級を目指してみたくなる内容かなと思います。
健人の回(奇数回)は缶詰を応用したレシピなので、夜中にドラマを観て食べたくなってもコンビニで買ってこれる!というのがまた憎いですね〜。
ドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」第3話のロケ地や食べ物のレシピ、劇中に登場する曲や本などについて、感想も交えてお伝えしました。
見逃してしまった方や、どんなレシピだったか思い出せない・・・という方の参考になりましたら幸いです!