手軽に快適なアウトドア体験ができることで人気のグランピング。
日本各地に、その土地の利や自然を活かし、趣向を凝らしたグランピング施設が続々とオープンしています。
コロナ禍でも密を避けながら楽しめるレジャーとして勢いはどんどん増していますよね。
今回ご紹介するのは、2022年3月、静岡県にオープンしたGlamping&Port 結(ゆい)。
静岡県島田市で、創立から148年を経た2021年3月に学校統合のため閉校となってしまった島田市立湯日(ゆい)小学校の跡地にできたグランピング施設で、小学校ならではのノスタルジーを感じられることからも注目が集まっています。
そんなGlamping&Port 結のグランピング利用料金プランや、宿泊棟、小学校跡地ならではのアクティビティ、設備などについてまとめました!
Glamping&Port 結があるのは、静岡県島田市。
静岡県中部、ちょうど静岡市と浜松市の間あたりに位置する自然に恵まれた地域で、静岡らしいお茶畑の風景が広がる日本有数のお茶処としても知られています。
マイカーで向かう場合は、静岡市から40分、東京・横浜、名古屋方面からは新東名高速道路「島田金谷IC」で降りて約15分で、東京都内からだと3時間弱のドライブです。
公共交通機関を利用する場合は、JR東海道本線「島田駅」からタクシーで約15分。
近くに富士山静岡空港もあるので、北海道や九州、沖縄からでもアクセスOK、空港からタクシーで約10分です。
フジエアラインズなど静岡発着の飛行機は新幹線よりもずっと格安に利用できたりするので、ちょっとしたリフレッシュ旅にもオススメです☆
*施設情報*
Glamping&Port 結の最大の特徴は、やっぱり「もともと小学校だったところをリノベーション」しているというところですよね。
(出典:glamping-shizuoka.com)
必要なところはしっかりとリノベーション・リニューアルしつつも、ノスタルジーを感じられる小学校のいいところを感じられるように残してある、バランスがとても良い施設です。
校舎のエントランスを入ったところのホールには、校章や校歌がそのまま残っていたり・・・
(出典:shizuoka.hellonavi.jp)
通っていた子供たちの卒業制作などがそのまま掲示してあったり・・・
(出典:shizuoka.hellonavi.jp)
湯日小学校の同窓生はもちろん、訪れる人はみんな、小学校の頃の思い出話に花が咲きそうですね。
そんなGlamping&Port 結では、小学校に元々あった設備や教室を利用したアクティビティや共有スペースも、遊び心いっぱいに提案しています。
元々は校長室だったお部屋を、なんと共有の大浴場にリニューアル。
(出典:glamping-shizuoka.com)
内湯と外湯、そしてバレルサウナも楽しめます。
(出典:glamping-shizuoka.com)
小学校の校長室・・・、小学校の頃にはなかなか入る機会もなかった場所ですが、その場所で代々小学校を見守ってきた校長先生に思いを馳せたり、自分の小学校時代のことを思い出したり・・・ノスタルジーにひたりながらの入浴ができそうですね。
パウダールームもちゃんと併設されています。
(出典:glamping-shizuoka.com)
小学校といえば体育館!
宿泊中、体育館でバスケなどボール遊びができます。
(出典:shizuoka.hellonavi.jp)
体育館で走り回るなんて何年ぶり・・・!
大人も童心に帰っていい汗を流したいですね。
5月〜10月の間は、小学校のプールが利用できます!
しかも5月〜9月の夜はラグジュアリーなナイトプールにも変身。
(出典:glamping-shizuoka.com)
朝から晩まで、遊び尽くせそうですね・・・!
校舎の一角には、ダーツやビリヤードが楽しめるプレイルームが。
(出典:shizuoka.hellonavi.jp)
さらに小学校から譲り受けたグラウンドピアノが奥に鎮座していて、誰でもストリートピアノ感覚で演奏できます(15:00~20:00)。
長い小学校の歴史を見つめ続けてきたグラウンドピアノの音色を聴きながらのビリヤード、いいですね・・・!
校舎内には、リモートワークやミーティングにも使えるコワーキングスペースも。
(出典:glamping-shizuoka.com)
施設内はテントでもWifiが使えますが、仕事スペースがあればワーケーション利用もしやすいですよね。
Web会議ができる個室やセミナールームも別途あるとのこと、お仕事のあとはBBQにプール!なんて最高ですね。
家庭科室では、アクティビティ「家庭科」としてポップコーン作り体験をしたり、「社会科」として静岡ならではの「美味しいお茶の入れ方」を無料で学べたりします。
(出典:shizuoka.hellonavi.jp)
こちらもノスタルジックでいいですよね・・・!
夜は、校庭の真ん中にある透明ドームテント がナイトバーに変身。
(出典:glamping-shizuoka.com)
生ビールやレモンサワー、ハイボール、ワインのサーバーを自由に使える他、アルコール・ソフトドリンクともに各種用意してあります。
家族やお友達と焚き火台を囲んで、小学校の思い出を語り合えば、忘れられない夜になりそうですね。
施設内だけでも十分楽しいですが、せっかくなら静岡のお茶畑など風景も見にいきたい・・・!
そんな方には、電動アシスト付きのスポーツバイク「e-Bike」のレンタルがオススメ。
(出典:glamping-shizuoka.com)
事前予約制で、2時間まで¥1,100円)/台、2~4時間 ¥2,200/台です。
元学校という利点を利用した空間作りやアクティビティだけでも、行ってみたくなるGlamping&Port 結、次の項でゲストルーム(宿泊棟)をご紹介していきます。
Glamping&Port 結は、全部で21棟もの宿泊用テントが立ち並んだ、大型のグランピング施設です。
(出典:shizuoka.hellonavi.jp)
テントの種類も5タイプあり、人数や好みで選ぶことができる上に、ペットの犬と一緒に宿泊できるテントもあって、カップル・ファミリー、お友達同士と、何度でも楽しめるのが嬉しいですね。
5タイプのテントを簡単にご紹介していきます☆
日本初導入という、天井の高いオペラテント。
(出典:glamping-shizuoka.com)
わんちゃんと一緒に泊まれる専用のオペラテントが3棟あります。
インテリアもとってもオシャレで、もちろん冷暖房完備。
(出典:glamping-shizuoka.com)
専用ドッグラン・ペットシート・フードボール・ケージなど、わんちゃん用の設備も整えてあるので、ペットの犬も一緒にグランピングを満喫できちゃいます。
(出典:glamping-shizuoka.com)
最大定員は4名で、2棟はクイーンベッド2台、1棟はシングルベッド4台となっているそうなので、予約時に希望があれば伝えておきましょう。
ペットがいなくても、ちゃんとオペラテントに泊まれます!
オーストラリアのオペラハウスをイメージしているというオペラテント、天井が高くて開放感抜群。
(出典:glamping-shizuoka.com)
冷暖房完備で、お部屋でまったりくつろぎたくなっちゃいますね・・・!
(出典:glamping-shizuoka.com)
日本初導入のオリジナルテントということで、ぜひ体験しに行ってみたいです。
(出典:glamping-shizuoka.com)
前の部分がアウトドアリビングになっていて、さらに風の強い日や寒い日などは閉められるようにもなっていて、お洒落と快適を兼ね揃えたテントですね〜!
(出典:glamping-shizuoka.com)
こちらも最大定員は4名、クイーンベッド2台かシングルベッド4台を予約時に希望があれば伝えておきましょう。
ドーム型のテントをふたつ連結させた、ツインドーム。
(出典:glamping-shizuoka.com)
中がより広くなっていて、最大定員6名と、大人数向けのテントです。
ドームがふたつつながっている、非日常的な空間も視覚的に面白くてワクワクしますね。
(出典:glamping-shizuoka.com)
セミダブルベッドが4台設置してあって、グループや大人数家族にオススメです。
(出典:glamping-shizuoka.com)
グランピングというと、このロータスベルテントに泊まってみたい〜!という人も多いですよね。
(出典:glamping-shizuoka.com)
ナチュラルテイストのコットンテントで、可愛い見た目ながらも意外と広々としていて、よりアウトドア感覚を味わえるオーソドックスなグランピングテントです。
最大定員4名で、こちらもクイーンベッド2台かシングルベッド4台、予約時に希望を備考欄から書き込めます。
(出典:glamping-shizuoka.com)
自然光がコットン越しに差し込んで、気持ちよさそう。
(出典:glamping-shizuoka.com)
エアコン完備なので、こちらも季節を問わず快適に過ごせますね。
(出典:glamping-shizuoka.com)
後ろの校舎と合わせてみると、なんともノスタルジックな雰囲気・・・いいですね〜。
コットンテントに代わって、グランピングでは定番となりつつあるドームテント。
(出典:glamping-shizuoka.com)
天井が高く、非日常的でオシャレな空間と、快適な居住空間が保たれることから高い人気を誇っています。
Glamping&Port 結でも、一番多い7棟がドームテントです。
(出典:glamping-shizuoka.com)
中はもちろんエアコン完備、ドーム横には専用のBBQスペースもあって、プライベート感もしっかりと保たれます。
(出典:glamping-shizuoka.com)
それぞれのドームによってインテリアのテーマも変えてあるそうなので、何度泊まっても新しい気持ちで利用できそうですね。
最大定員は4名、こちらもクイーンサイズベッド2台かシングルベッド4台、希望があれば予約時に伝えておくと安心です。
ちなみに、タオルや歯ブラシなど宿泊に必要なアメニティももちろん用意してあるので、お手軽にグランピングを体験できます。
以上、静岡県島田市に2022年3月にオープンしたグランピング施設「Glamping&Port 結」のグランピング利用料金プランや、宿泊棟、小学校跡地ならではのアクティビティ、設備などについてまとめました。
廃校を利用したグランピング施設ということで、その小学校の同窓会での利用なんかも楽しそうだな・・・と思ったのですが、同窓生でなくてもそれぞれの小学校の頃の記憶を呼び起こしてくれるような、ノスタルジックで素敵な施設です。
参考にしていただけたら幸いです!