手軽に快適なアウトドア体験ができることで人気のグランピング。
日本各地に、その土地の利や自然を活かし、趣向を凝らしたグランピング施設が続々とオープンしています。
今回ご紹介するのは、横浜市民からも身近なキャンプ場として親しまれている上郷・森の家。
個人や家族でのキャンプから、研修や林間学校など幅広く対応している大型キャンプ場で楽しめる、グランピングや手ぶらキャンプについて利用料金プランや口コミをまとめました。
上郷・森の家があるのは、神奈川県横浜市栄区。
横浜自然観察の森や、金沢市民の森、金沢動物園に隣接した自然豊かな研修・宿泊施設で、横浜市民の方々や神奈川県の小中学校など自然観察や林間学校などでも馴染みの深い市営のキャンプ場です。
元々、国内合宿向けの宿泊施設として長く愛されてきた上郷・森の家ですが、2019年に一般の宿泊客やファミリーキャンプも受け入れられるよう大幅リニューアルし、大人数で泊まれるお部屋にもベッドを設置したり、露天風呂のある大浴場を増設したりとより快適に宿泊ができるアウトドアリゾート施設となりました。
また、横浜市内では珍しい、宿泊できるキャンプ場やグランピングサイトを整備。キャンプに必要な道具が全て揃った「手ぶらキャンプ」が楽しめ、気軽にアウトドア泊ができる施設として注目されています。
東京都内から車で1時間弱、横浜駅からは車で30分、最寄りの高速IC(朝比奈IC)を降りて5分というアクセスの良さ。
公共交通機関でも、JR大船駅・京浜急行金沢八景駅から神奈川中央交通バスが出ていて、最寄りのバス停「森の家前」から徒歩7分。横浜市内から気軽にバスで行けるキャンプ場ということも人気となっています。
*施設情報*
※プランや料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
(出典:kamigo-morinoie.com)
上郷・森の家には、4名〜14名と幅広い人数に対応できる洋室の客室が20室あまり設けてあり、それぞれベッドも完備、アメニティーも充実していて、自然を体感しながらもホテルのように快適に過ごすことができます。
一方、「より自然を身近に感じたい」「アウトドア泊を楽しみたい」という方向けのグランピングサイトも2019年リニューアルを機にオープン。
ロケーションとサイズの異なる2タイプのテントが用意してあります。
(出典:kamigo-morinoie.com)
横浜の街が一望できる、グランピングサイトA。
見晴らしの良いウッドデッキの上に、Ogawaテント「グロッケ12」が設置してあり、定員は最大4名。
テント泊に必要なもの、BBQをするのに必要な機材が用意してあるので、身軽にグランピングが楽しめます。
(出典:kamigo-morinoie.com)
横浜の自然を満喫できる、森の中のグランピングサイトB。
春には山桜が咲く展望サイトで、清々しい木々の香りや四季折々の自然の変化を味わうことができます。
グランピングサイトAよりもひとまわり大きな「グロッケ24」が設置してあり、定員は最大6名。
グランピングサイトA・B共に、テント泊をするために必要なもの、BBQを楽しむための機材などは用意してあります。
敷地内に無料のシャワールームがある他、宿泊棟の大浴場(露天風呂付き)も利用可能(大人¥500円 / 未就学児¥200 / 2歳以下無料)。
クーラーボックスもあるので、食材を買うときに氷を一緒にもらっておくと保冷にも便利ですね。
焚き火台がついているというのも嬉しいポイントです。
ただ、グランピングサイトにはAC電源がないため、スマホの充電など必要な場合は携帯タイプの充電器を用意しておきましょう!
グランピングサイトの利用料金は、利用人数によって異なります。
また、小学生未満の子供は人数に数えず、無料となっています。
グランピング利用料金(税込)
大人1名利用 | 大人2名利用 | 大人3名利用 | 大人4名利用 | 大人5名利用 | 大人6名利用 | |
サイトA | ¥18,000 / 名 | ¥18,000 / 名 | ¥11,000 / 名 | ¥8,500 / 名 | ||
サイトB | ¥18,000 / 名 | ¥18,000 / 名 | ¥15,000 / 名 | ¥12,000 / 名 | ¥10,000 / 名 | ¥8,500 / 名 |
※プランや料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
このように、3名以上の利用から割安になるということで、小学生以上の子供のいる家族連れも嬉しいですね。
車で向かう場合には、駐車場代金¥200 / 泊がかかります。
(出典:kamigo-morinoie.com)
上郷・森の家では、一般的な区画サイトやオートサイトのあるキャンプ場とは異なり、ウッドデッキ上にテントなど備品がセットになっている「手ぶらキャンプ」が楽しめます。
テントやタープなどを持ち込むタイプのキャンプ場ではなく、「手ぶらキャンプ」のみが楽しめるという、少し変わった特徴となっていますが、その分「身軽にキャンプを楽しみたい」という方から人気となっています。
「手ぶらキャンプ」も、グランピング同様にテントはもちろんテント泊に必要なもの、調理器具などがセットになっています。
テントの大きさはグランピングサイトよりもひとまわり小さく、横300cm×奥行220cm×高さ200cm。定員は最大4名です。
テントは事前にスタッフさんが設営をしておいてくれる、とのことで、ほとんどグランピングと同じような雰囲気ですね。
違いというと、BBQグリルや薪・炭・着火剤などがセットに含まれていないこと。
必要な場合は、別途購入する必要があります(購入・レンタル品リスト)。
自前でBBQグリルを持参できる人、2名など少人数の場合はこの「手ぶらキャンプ」がオススメ。これからキャンプを始めてみたい・・・という人の初キャンプにもぴったりです。
キャンプサイトにはAC電源がないため、スマホの充電など必要な場合は携帯タイプの充電器を用意しておきましょう!
テントサイズがグランピングサイトAよりも小さく、BBQグリルや薪などがセットになっていない分、手ぶらキャンプの方がよりリーズナブルに利用できます。
手ぶらキャンプ利用料金(税込)
大人1名利用 | 大人2名利用 | 大人3名利用 | 大人4名利用 |
¥12,000 / 名 | ¥6,000 / 名 | ¥4,000 / 名 | ¥4,000 / 名 |
※プランや料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
車で向かう場合には、駐車場代金¥200 / 泊がかかります。
「キャンプデビューしてみたいけど、どんな感じか体験してみたい・・・」という方、「キャンプにどんな道具が必要なのか試
してみたい・・・」という方などにもオススメですね!
実際に上郷・森の家を利用した方の声を、予約サイト・Googleレビューから抜粋しました。
リニューアルしたてということもあり、管理も行き届いていて清潔感がある、という意見も多いです。
また、キャンプ初心者の方がお試しキャンプ的に利用することも多いため、火起こしなどをスタッフさんが丁寧に教えてくれるのだとか。
横浜市街からも近いのに、自然に囲まれているということで何度もリピートしている方も多いようですね。
以上、東京都心から1時間弱、横浜市でキャンプ体験ができる施設「上郷・森の家」のグランピングと手ぶらキャンプについてご紹介しました。
関東近郊でも、遠くまで移動する時間や手間もなくキャンプができるということで人気の施設、早めの予約をオススメします。
参考にしていただけたら幸いです!