手軽に快適なアウトドア体験ができることで人気のグランピング。
日本各地に、その土地の利や自然を活かし、趣向を凝らしたグランピング施設が続々とオープンしています。
コロナ禍でも密を避けながら楽しめるレジャーとして勢いはどんどん増していますよね。
今回ご紹介するのは、北海道の上川郡清水町に2022年9月10日オープンした、十勝ワッカの森キャンプ場。
北海道の大自然を体感できる、森の中のグランビング施設・十勝ワッカの森キャンプ場のグランピング料金プランや食事、設備・アメニティなどをまとめました!
十勝ワッカの森キャンプ場があるのは、北海道の上川郡清水町。
・・・といっても、北海道以外の人にとってはあまりピンとこないかもしれませんが、十勝というとなんとなくイメージが湧きますよね。
チーズのCMなどでもよく耳にする「十勝」、実は市町村の名称ではなく、”北海道の南東部に位置する広域行政区の総称”だって、知ってました?
この十勝地域は、北海道の約13%を占めるそうですが、岐阜県(日本で7番目に大きな県)と同じ大きさの地域ということで、北海道の広さを物語っていますね。
帯広市を中心に、1市・16町・2村が含まれるこの十勝地域に十勝ワッカの森キャンプ場があります。
北海道の中の位置的には、北海道のへそ(まんなか)とも呼ばれる富良野から南に車で2時間ほど。
新千歳空港からも高速道路で2時間ほどなので、ドライブにちょうどいい距離ですね。
十勝といえば、十勝平野。
目の前に広がる農園風景や、車窓から見える牛さん、馬さんの姿が、北海道を実感させてくれる、そんな場所です。
ワッカの森キャンプ場は、帯広市から程近い、日高山脈の麓に位置していて、ほとんど手付かずの森の中での滞在が楽しめるそう。
ワッカというのはアイヌ語で「きれいな水」という意味で、日高山脈から流れる清流によって育まれた森の中でのグランピングを提供しています。
(参照:obihiro-glamping.com)
東京ドーム3.5個分の広大な敷地内にはキャンプサイトも点在しているので、よりアウトドアを満喫したい人にもオススメです☆
*施設情報*
(参照:wakka-camp.com)
十勝ワッカの森キャンプ場のグランピングサイトでゲストルームとして使われているのは、快適な滞在ができることから今やグランピングのスタンダードにもなりつつある、ドームテント。
横には、ダイニングスペースのスクリーンハウスが併設されていて、雨や風を気にせずゆったりと食事を楽しめます。
多くの施設で採用されているドームテントですが、ワッカの森キャンプ場のドームテントは「日本初の極寒冷地仕様」なのだそう。
多層構造の断熱材を使用していて、厳しい寒さの北海道でもドームの中は暖かく、快適に過ごすことができます。
(参照:obihiro-glamping.com)
可愛らしいインテリアが配置された室内にはダブルベッドが2台設置してあり、定員は2名〜5名(5名での宿泊の場合、1名はソファーベッド使用)。
直径7mのドームテントは広々としていて、窓の外に広がる森の風景も非日常感いっぱいで素敵ですね・・・!
広い敷地を贅沢に使ってグランピングサイトを配置してあるので、お隣の気配を気にすることもなく、プライベート空間を満喫できそうです。
(参照:obihiro-glamping.com)
十勝ワッカの森キャンプ場のグランピングサイトには、以下の備品・アメニティが用意してあります。
【備品】
【貸出備品】
(※貸出備品は管理棟で貸してもらえます)
【アメニティ】
また、十勝ワッカの森キャンプ場では、宿泊棟であるドームテント、ダイニングスペースのスクリーンハウスがそれぞれのサイトにあり、管理棟にはシャワールーム・男女別トイレが設置してあります。
(参照:wakka-camp.com)
また、自然の中で「整う」体験ができる人気のテントサウナ(有料)も設置予定とのこと。
ロウリュのサウナで汗をかいたら、川でクールダウンして、森の外気でリフレッシュ・・・、最高ですね〜!
(参照:obihiro-glamping.com)
十勝ワッカの森キャンプ場のグランピングプランは、食事あり(夕食・朝食つき)と素泊まり(飲食物を自由に持ち込み)から選べます。
プラン料金は時期や曜日によっても異なりますが、以下のようになっています。
1泊4名利用の場合 | |
夕・朝食つき | ¥17,000〜 / 名 |
素泊まり | ¥9,000〜 / 名 |
※プランや料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。子供料金あり、幼児(0〜3歳無料)
食事付きプランでも、素泊まりでも、飲食物の持ち込みは自由。
素泊まりプラン利用で、持ち込んだ食材でBBQをする場合は、炭火のBBQコンロ+炭3kgも+¥3,500で追加できます(火器の持ち込みは禁止)。
(参照:obihiro-glamping.com)
気ままにまったりと好きな食材を楽しみたい方や、北海道のラムや海産物など道すがらで調達してBBQにしたい方は、素泊まりプランもいいですね〜。
北海道に他県から旅行に行く場合は特に、飛行機→レンタカーのパターンも多いと思うので、コンロの貸し出しは嬉しいです。
そしてさらに手軽に美味しい食材をBBQで楽しみたい!という方には、食事付きプランがオススメ。
(参照:obihiro-glamping.com)
【夕食メニュー一例】
トヨニシファームの豊西牛も、十勝育ちのブランド牛で、味わい豊かな赤身と脂身の少ない肉質が特徴とのこと。
せっかく十勝に来たからには、是非とも味ってみたい地元ならではのお肉です。
そして気になるのが・・・エルパソ豚牧場の”どろぶた”。
調べてみたところ、十勝の農場「エルパソ豚牧場」のオリジナル放牧豚で、その名の通り、大好きな泥遊びを自由に楽しみながら育った豚なのだそう。
参考:エルパソ豚牧場HP
泥にはビタミンやミネラルが豊富に含まれていて、それを食べて大きくなった豚さんも、味わい深くなるのだとか。
全国でも食べられる場所はかなり少なく、滅多に食べることの出来なさそうなオリジナルの放牧豚、いちど味わってみたいです・・・!
他にも十勝のパン屋さん「トカトカ」のバゲット、十勝の季節の焼き野菜、カマンベールのアヒージョ・・・、まさに十勝を食べ尽くせる内容になってます。
さらに、食事付きプランのお客さんには、あいざわ農園の北海道十勝山ぶどうジャムとぶどう塩もプレゼント。
じつはこのあいざわ農園というのは、このワッカの森キャンプ場をプロデュースしているところなのですが、「農薬・化学肥料を使わず、できるだけ自然に近い状態で」ぶどうを育て、さらに相澤ワイナリーとして、ワインの醸造や販売も行っているのだそう。
もちろんこのワッカの森キャンプ場でも購入可能。
グランピングの際には是非、食事と一緒に味わいたいですね。
ちなみに、子供連れのグランピングに、キッズメニューも用意してあります。
(参照:obihiro-glamping.com)
【夕食キッズメニュー例】
キッズメニューとはいえ、贅沢なラインナップですね〜。
翌朝の朝食メニューは、美味しいコーヒーとホットサンド。
(参照:obihiro-glamping.com)
森で迎える朝、清々しい空気とコーヒー、そしてホットサンド、最高です。
【朝食メニュー例】
ちなみに、「あすなろファーミング」はワッカの森キャンプ場から30分ほどの場所にある牧場。
農薬や化学肥料を一切使わない広い農場で、のびのびと生活する牛から搾った新鮮な牛乳で作られる、乳製品やデザートを販売しています。
牧場には直売所もあるとのことなので、北海道旅行の際に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
参考:あすなろファーミングHP
以上、2022年9月に北海道・十勝に新しくオープンした十勝ワッカの森キャンプ場のグランピング料金プランや食事、設備・アメニティなどをまとめました!
北海道の自然を感じながらグランピング・・・、北海道旅も新しい形で楽しめそうですね。
参考にしていただけると幸いです!