手ぶらでワンランク上のキャンプ体験ができることから人気のグランピング。
旅行のついでにグランピング施設に泊まってみたいなと思っている人も増えています。
日本の真ん中に位置し、温泉とスキー場で有名な群馬県は、関東圏からも少ない移動距離で旅行した気分が存分に味わえる自然の多い県。そこで今回は、都会の喧騒からちょっと離れ、週末をのんびりすごしたい方にオススメのグランピングができる施設全9箇所をエリア別で紹介します!
群馬県西部、長野県に突き出したような形の吾妻地域。
草津白根山と浅間山の間を吾妻川が流れる、山間の自然が多い地域です。
この吾妻地域にはグランピングができる施設が3箇所あります。
美しい四万川沿いの温泉地、四万温泉の中でひときわ目立つモダンな建物、温泉グランピング シマブルー。
(出典:shimablue.jp)
四万川に面した施設には7種類のキャビンが立ち並び、そのうち2つは建物内部にドーム型テントが格納されているという遊び心を感じる施設です。
(出典:shimablue.jp)
シマブルーの大きな特徴は、全てのキャビンに温泉の露天風呂がついていること。
(出典:shimablue.jp)
自然を感じられるグランピングでありながら、お部屋で温泉にも入れるというのは嬉しいポイントですね。
それぞれのキャビンには屋根付きのウッドデッキスペースが設けてあり、夕食のBBQを頂くことができます。
(出典:shimablue.jp)
プランは夕食・朝食付きや、朝食のないプランなどバリエーションがあり、宿泊キャビンの指定がなければお得に泊まれるプランがあるのも特徴のひとつ。
温泉グランピング シマブルーについては、こちらの詳しい記事も参考にしてみてくださいね!
クチコミをもっと見る→温泉グランピング シマブルーのGoogleレビュー
*施設情報*
※宿泊プランや宿泊料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
長野県との県境、浅間山からほど近い場所にある、北軽井沢スウィートグラス。
(出典:sweetgrass.jp)
”「浅間山」北麓の豊かな自然をもっとたくさんの人に知ってもらい、この豊かな自然環境を100年先の子供たちにも残してゆきたい”というオーナー夫婦の思いが詰まった施設で、「人と自然の調和」をテーマとしたオートキャンプ場で、様々な広さやコンセプトの16種類のキャンプサイトに加え、8種類のコテージ、15種類のキャビンと様々な宿泊形態が選べます(冬季はキャンプサイト8種類)。
通常のキャンプのようにテントやBBQセットを持ち込めるサイトですが、テントを始めキャンプに必要な道具は有料でレンタルもできるため、「手ぶらでキャンプ」を楽しむこともできます。
キャンプサイトで特にオススメなのは、焚き火台や直火炉のある「狼煙サイト」。
(出典:sweetgrass.jp)
薪を自由に使い放題なので、薪の心配をすることなく思う存分焚き火や直火料理を楽しむことができます。
(出典:sweetgrass.jp)
また、全てのコテージ・キャビンに薪ストーブが設置されているので、お部屋の中でも炎に癒やされながら暖を取ることができます。
子供連れにオススメなのが、なんとトランポリンが設置してある「ポリンポリンサイト」。
テント2張と車2台が置ける広々サイトで、思う存分トランポリンを楽しめます。
(出典:sweetgrass.jp)
食事は持ち込みでBBQなどが楽しめる他、BBQセットやスモークセットなどバリエーション豊かな食材を事前に予約することができます。
(出典:sweetgrass.jp)
お風呂はコテージのみ建物の中に設置してあり、キャビンとテントの場合は共用のシャワールームがある他、貸切制で薪ボイラーのセルフ風呂を予約することができます(有料)。
ペットの犬と泊まることができるのも北軽井沢スウィートグラスの特徴のひとつ。
全ての宿泊施設でゲージに入れて一緒に泊まれるほか、ノーゲージ・ノーリードでも泊まれる「フリードッグサイト」やコテージ・キャビンもあり、ドッグランが併設されていてワンちゃん連れにも嬉しいですね。
(出典:sweetgrass.jp)
施設内には、多目的広場、アスレチック、マッシュルームランドなど子供が喜ぶ設備があり、クラフト体験や雪歩きなどのイベントも随時開催されているので、HPをチェックしてみてくださいね!
(出典:sweetgrass.jp)
クチコミをもっと見る→北軽井沢スウィートグラスのGoogleレビュー
*施設情報*
※宿泊プランや宿泊料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
こちらも軽井沢からほど近い、長野県との県境付近にあるアウトドア施設・outside BASE。
(出典:nap-camp.com)
快適生活研究家として数々のアウトドアのプロジェクトやイベントのプロデューサーを務める田中ケン氏がプロデュースしている、「自然との共存」をコンセプトとした施設で、14棟の様々なタイプのコテージ、ヴィラをはじめ、 1日45組限定のキャンプサイトで構成されています。
(出典:camphack.nap-camp.com)
自然をより身近に感じられるよう、あえて手付かずの林をフリーサイトとして開放してあるので、自由に場所を選んでキャンプをすることができる開放的な場所。
テントを始め、BBQセットやシュラフなどキャンプに必要なものは全て有料でレンタルしてくれるので、手ぶらでキャンプもOK、必要なものがセットになった「手ぶらセット」は4名で¥10,000なのでアレコレ揃えたり持っていく手間を考えるとお得です。
(出典:outsidebase.com)
ドッグランもあり、ペットのわんちゃんと一緒に利用できるというのも嬉しいポイントですね。
コテージは寝具あり / なしや定員数から選ぶことができ、最大定員は6名。
(出典:outsidebase.com)
食事は、持ち込みBBQの他、BBQセットやソーセージセット、ダッチオーブン鍋セットなどの食材が事前予約可能。生ビールサーバーのレンタルもあるので夏場は重宝しそうですね。
(出典:outsidebase.com)
お風呂は男女別の内風呂・露天風呂完備。
(出典:outsidebase.com)
アウトドアは「みんなで遊んで楽しく快適なもの」という信念を持っていらっしゃるという、田中ケンさん。さすが快適生活研究家のプロデュースだけあって、自然を満喫しながらもしっかりと快適に過ごせそうな施設です。
クチコミをもっと見る→outside BASEのGoogleレビュー
*施設情報*
※宿泊プランや宿泊料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
世界遺産に登録された、富岡製糸場や恐竜でおなじみの群馬自然史博物館、群馬サファリパークのある富岡市にほど近い、高崎・藤岡地域。
群馬県の南側に位置し、埼玉県と長野県に接しています。
首都圏からより近い群馬県の高崎・藤岡地域にある2施設の紹介です。
都心から車で2時間弱、富岡製糸場や群馬自然史博物館から車で20分ほどの距離で、日本三大奇勝としてしられる妙義山を一望できる高台にある妙義グリーンホテル&テラス。
(出典:Myogi Green Hotel & Terrace)
日本のホテル100選にも選ばれているホテルに、「テラスサイド」と呼ばれるグランピングサイトがあります。
広々と開放的な空間が広がるグランピングサイトには、トレーラーハウス・エアストリーム2台と、個性的なドーム型のテントが5棟配置されています。
(出典:Myogi Green Hotel & Terrace)
(出典:Myogi Green Hotel & Terrace)
(出典:Myogi Green Hotel & Terrace)
(出典:Myogi Green Hotel & Terrace)
ドームテントの中には、ペットと泊まれる「ペットテント」もあり、12㎏までの中型室内犬2頭まで一緒に宿泊ができます(予防接種証明などが必要)。
(出典:Myogi Green Hotel & Terrace)
それぞれ夕・朝食付きのグランピングプランで、夕食は豪華BBQ、朝食は特製の朝食BOXを用意してくれます。
(出典:Myogi Green Hotel & Terrace)
(出典:Myogi Green Hotel & Terrace)
妙義カントリークラブが併設されているので、豊かな自然と妙義山の壮大な景色を眺めながらゴルフを楽しむのも良さそう。
(出典:Myogi Green Hotel & Terrace)
そしてこの妙義グリーンホテル&テラスで利用できるのが、ホテル内にある温泉「長寿の湯」。
テラスサイドから徒歩15分ほどで、シャトルバスも運行しています(19時半〜21時半)。
(出典:Myogi Green Hotel & Terrace)
地下2,000mから湧き出ている炭酸水素塩泉は、「美人の湯」とも呼ばれ、神経痛や冷え性、疲労回復の効能があります。なんと6,000年前の太古の海のエキスが含まれているという源泉は肌にまとわりつくようなトロトロ感で、ここでしか体験することのできなり温泉体験のために足を運ぶお客さんもいる、知る人ぞ知る秘湯なのだそう。
妙義山を一望できる露天風呂からの眺めは絶景です。
(出典:Myogi Green Hotel & Terrace)
ゴルフに食事に温泉と、ワンランク上の休日グランピングを過ごせること間違いなしですね。
クチコミをもっと見る→ 妙義グリーンホテル&テラスのGoogleレビュー
*施設情報*
※宿泊プランや宿泊料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
南軽井沢の和美湖の辺にある「愛犬と行く軽井沢」がテーマのドッグスクール&リゾート・RITA’S RANCH(リタズ ランチ) 南軽井沢。
(出典:www.ikyu.com)
ドッグスクールを運営している犬のプロフェッショナルなオーナーさんによる、犬と一緒に泊まれる施設です。
(出典:www.ikyu.com)
通年営業で、冬場には幻想的なイルミネーションで全体が包まれます。
(出典:www.ikyu.com)
敷地内に建てられた2棟のロータスベルテントでの宿泊で、1棟あたりの定員は3名。広々と中を使うことができます。
(出典:ritas-ranch.com)
食事は、朝食が付いているTent Life plan(テント1棟のみの予約)と、テント2棟貸し切り(最大定員6名)で夕食・朝食のついたCharter planの2種類。
夕食は、季節野菜と上州赤城牛、福豚、上州地鶏のBBQで、1棟のみの予約の場合も事前に申し込めばBBQセットを楽しむことができます。
(出典:www.ikyu.com)
朝食もオシャレでヘルシー。
(出典:www.ikyu.com)
お風呂は、施設内にシャワールームがあるほか、車で10分程度の距離に温浴施設があります。
近くにはゴルフ場や食事処もあり、出かけている間犬を預かってくれたり、グルーミングのサービスもあるなど、人も犬も至れり尽くせり(有料)。
わんちゃんと一緒にグランピングを楽しみたい方にオススメの施設です。
(出典:www.ikyu.com)
不定期で、「犬種別パーティー」や「愛犬とハイキング」など愛犬と楽しめるイベントも色々企画されているので、RITA’S RANCH 南軽井沢のHPを是非チェックしてみてくださいね。
RITA’S RANCHで使われているロータスベルテントはグランピング施設でも人気のモデルです。
グランピング施設で人気のテントについての記事もありますので、良かったら読んでみてくださいね!
クチコミをもっと見る→RITA’S RANCH 南軽井沢のGoogleレビュー
*施設情報*
※宿泊プランや宿泊料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
群馬県北部、利根川上流の利根・沼田地域。
尾瀬に代表される、自然の多いこの地域にあるグランピング施設4箇所の紹介です。
水芭蕉が原生することで知られる景勝地、尾瀬の麓の群馬県片品村にあるキャンプ場・HOTAKANE BASE。
(出典:nap-camp.com)
2016年廃校になった武尊根小学校の校庭を再利用した、レトロ好きにはたまらない雰囲気たっぷりの施設で、グランピング、テント、オートキャンプの3つのスタイルでキャンプができます。
(出典:nap-camp.com)
ウッドデッキサイトと芝サイトの2区画を使って作られているグランピングサイトでは、グランピング用のコットンテントを始め、有名アウトドアメーカーのテーブル・チェア、BBQグリルに、ハンモックなどがレンタルで利用できます。
(出典:nap-camp.com)
(出典:nap-camp.com)
食事は持ち込みBBQで、リードを付けていればペット(犬)の同伴も可能です(予約時に伝えること)。
子供向けの体験アクティビティーも豊富で、運営元の武尊根BASEが行っている「森のようちえん」に飛び入りで参加する自然体験プログラムや、農業・収穫体験など都会の生活ではなかなか味わうことのできない体験をすることができます。
また、校庭を囲むように桜の木が生えているので、春は満開の桜を満喫しながらのお花見キャンプも魅力的です。
お風呂は車で10分弱のところにある近隣の温泉施設を利用、トイレは学校校舎のトイレが使用できます。
何と言っても廃校になった小学校の校庭で泊まれるというのがワクワクしますよね。
(出典:nap-camp.com)
ちなみに、小学校の校舎内のスペース利用も別途申し込みででき、教室で会議をしたり、音楽室でバンドの練習をしたり、教室でパーティーをすることもできるそう。
片品村ならではのゆっくりとした時の流れや自然との関わりを感じられそうなノスタルジックな場所です。
クチコミをもっと見る→HOTAKANE BASEのなっぷクチコミ
*施設情報*
※宿泊プランや宿泊料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
都心から車で120分、沼田ICからは9分の、薄根川沿いにあるかわばの田園リゾート地にある、手ぶらで遊べる体験型のキャンプ場・Akari かわば田園キャンプ場。
(出典:nap-camp.com)
テントの設営や片付けも全てスタッフの方が行ってくれ、初心者でも手ぶらで本格的なキャンプが楽しめる「手ぶらでキャンプ」プランが楽しめます。
(出典:akari-camp.com)
ワンポールテントや2ルームテント、ロッジ型テントなど、テントの種類で選べるプランで、テントはもちろんマットレス・寝袋・BBQコンロ・テーブルなど全てセットになっています。
(出典:akari-camp.com)
食事は持ち込みのBBQ形式で、+αでダッチオーブンで作るローストチキンや燻製体験セット、ピザ作り体験やホットサンドの朝食が予約時に注文できます。
(出典:akari-camp.com)
お風呂はすぐ隣にある温浴施設が利用できるのでゆっくりお湯につかって休めそうですね。
近くには道の駅や釣り堀などもあり、夜は満天の星空に季節によってはホタルの鑑賞もできるとか。
山道を長く移動することなく到着するので、車酔いが心配な子供連れにもオススメですね!
小学生以下は無料で宿泊できることもあり、ファミリー層に人気の施設です。
クチコミをもっと見る→ Akari かわば田園キャンプ場のGoogleレビュー
*施設情報*
※宿泊プランや宿泊料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
ユネスコエコパークに登録された、自然が多く癒やされる土地・群馬県みなかみ町赤谷地区の木の神様を祀る「伊太祁曽神社」境内に1日1組限定の完全貸切型として誕生したグランピング施設・AKAYA GLAMPING HOUSE。
(出典:akayaglampinghouse.com)
広い敷地に建つ空き倉庫だった施設をリノベーションし、宿泊施設として提供している隠家的な施設で、周りを塀で囲まれたウッドデッキスペースは周囲の目からも遮られ、落ち着いて過ごすことができます。
(出典:akayaglampinghouse.com)(出典:akayaglampinghouse.com)
1日1組限定の完全プライベート空間で標高700mの星空をひとりじめできる贅沢が味わえ、ひのきの露天風呂や内風呂も完備でのんびりと快適な時間を楽しめます。
(出典:akayaglampinghouse.com)
夏には避暑地として、冬には一面の銀世界での雪遊びと様々なアクティビティーが楽しめ、それぞれの季節で違った楽しみ方ができるのも特徴のひとつ。
雪のない夏の季節(グリーンシーズン)にはグランピング用のテントも設置してあり、テントでの宿泊も可能です。
(出典:akayaglampinghouse.com)
施設内では24時間焚き火やBBQができ、食材・飲物・薪・炭を持ち込んであとはのんびり仲間や家族だけの時間を満喫できます。
(出典:akayaglampinghouse.com)
別途ケータリングで食材や調理などを含めて注文もできるそうなので、予約時に相談してみましょう。
1日1組限定という特別感がなんといっても贅沢な施設です。
クチコミをもっと見る→AKAYA GLAMPING HOUSEのGoogleレビュー
*施設情報*
※宿泊プランや宿泊料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
日本一の大きさを誇る利根川上流のほとりにある全面芝の快適なキャンプフィールド ・TONETO キャンピングフィールド水上。
(出典:toneto.jp)
たくさんの緑に囲まれた広々とした敷地は、フリーサイト、区画オートサイト、テントサイト、グランピングサイトやドッグラン付きのサイトなどで構成されています。
(出典:toneto.jp)
コットンベルテントを使用したグランピングサイトは、シングルベッドが2台設置された定員3名の「グランピング」、ドッグラン付きの「グランピングwithドッグ」と、大型ベルテントにシモンズ製セミダブルベッドが4台設置された定員4名でゆったり泊まれる「グランピングスイート」があり、それぞれソファーやアウトドアダイニングセットが付属しています。
(出典:toneto.jp)
トイレとシャワールームがサニタリー棟にあり、車で10分の温泉施設「湯テルメ谷川」も利用できます(有料)。
食事は持ち込みのBBQのほか、予約時に食材を注文することも可能。
(出典:toneto.jp)
川遊びやラフティングなど利根川でのアクティビティも楽しめ、秋には紅葉も楽しめる自然あふれる施設です。
※プレオープン期間が2019年末で終了し、2020年の予定計画中とのことです。
クチコミをもっと見る→TONETO キャンピングフィールド水上のなっぷクチコミ
*施設情報*
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群馬県でグランピングのできる全9施設を紹介しました。
群馬県のグランピングは、あれこれ整いすぎたレジャー食の強いグランピングではなく、自然とのふれあいを大切にしつつも快適さも提供するような施設が多く、ハイクオリティだと感じました。
これからもどんどんグランピング施設が増える予感がします・・・!
楽しみですね〜!