手軽に快適なアウトドア体験ができることで人気のグランピング。
ここ数年で一気に有名になり、今ではグランピングをしたことはなくとも、その名前を聞いたことがあるというひとはかなり多いのではないでしょうか。
アウトドアブームも続く中、コロナ禍でもさらに需要を伸ばして、日本各地にその土地の利や自然を活かして趣向を凝らしたグランピング施設が続々とオープンしています。
今回ご紹介するのは、2022年3月15日にオープンした「inn the park 福岡」。
球体テントで有名なグランピング施設・泊まれる公園 inn the park(静岡県沼津市)の2号店としてコンセプトを継承しつつも、さらに進化を遂げているinn the park 福岡のグランピング料金プランやお食事、設備アメニティなどをまとめました!
inn the park 福岡があるのは、福岡市東区の「海の中道海浜公園」の中央から少し西側、光と風の広場内です。
(参照:innthepark.jp)
海の中道海浜公園は東西に約6km、面積約350ヘクタールとという広大な敷地の国営公園で、ふたつの海に囲まれた砂州状の地形をしています。
公園内には、九州最大級の水族館「マリンワールド」やカピバラやカンガルーとふれあえる「動物の森」、ゴーカートなど楽しい遊具がある「ワンダーワールド」、巨大トランポリン、巨大アスレチックなどなど・・・大人も子供も1日じゃ足りない!っていうくらいの楽しい施設がもりだくさん。
(参照:nikkei.com)
さらに夏にはスライダーのあるプール「サンシャインプール」や幼児用のプール「じゃぶじゃぶ池」もオープンして、おもいっきり遊べます。
(参照:uminaka-park.jp)
レンタルサイクルや電動キックボードのレンタルもあるので、公園内を移動したり、少し足を伸ばして陸続きの島「志賀島」にサイクリングも。
(参照:innthepark.jp)
公園内では四季の花々を楽しめることでも知られていて、特に一面のネモフィラ(春)の美しさは圧巻です。
(参照:uminaka-park.jp)
とにかく遊びは盛り沢山なこの海の中道海浜公園でグランピングができる、というのがinn the park 福岡なのです。まさに「泊まれる公園」のコンセプトにぴったりですよね。
海の中海浜公園は入場料を払って入る公園(大人¥450 / 日、中学生以下無料)なので、中にいるのは公園を本当に楽しみたい人だけ!というのも安心できますね。
公共交通機関で向かう場合、電車だと「JR海の中道駅」が最寄りの駅ですが、徒歩で35分以上かかるので、歩くのが好きな人向け。
バスだと福岡市中心部にある「天神中央郵便局前」(18Aのりば)から約40分、「カモ池前(光と風の広場前)」で下車、徒歩4分ですが、1時間に1本しかないバスなので、あらかじめ時間をチェックしておいた方が良さそうですね。
(にしてつバスのHPで、「天神中央郵便局前(18:東向き)」と「光と風の広場前(旧:カモ池前)」を選択して検索)
レンタカーやマイカーで向かう場合は、博多駅から車で20分、九州自動車道「古賀」ICから約35分、福岡空港から約25分ですが、公園が混み合う時期には渋滞もあるとのこと。
移動時間が短く、さらに旅気分が味わえるのが渡船での移動。
「博多ふ頭」から船に乗って15分の「西戸崎」で下船、「西戸崎駅前」でバスに乗り換え。「カモ池前(光と風の広場前)」で
下車して徒歩4分というコースもオススメです。
ただ車は一緒に乗れないため(港に駐車場あり)、荷物をまとめておく必要はありそうですね。
最寄りのコンビニやスーパー、ドラッグストアへは徒歩ではちょっと厳しい距離にあるので、必要なものは忘れずに持参しましょう☆
*施設情報*
inn the parkの宿泊棟でひときわ目を引くのが、球体テント。
(参照:open-a.co.jp)
同じくゲストルームとしてはキャビン・テラスハウスと3種類のお部屋があります。
それぞれの特徴を簡単にまとめました。
inn the parkのアイコンともいえる、球体テント。
より非日常を感じたい、アウトドア感覚を感じたい、という方にオススメなのが、この球体テントです。
(参照:open-a.co.jp)
グランピングで人気のある半球型のドームテントとはまた異なる、球体のテントが並ぶ様子はまるでアート作品のよう。
(参照:open-a.co.jp)
直径6m、床面積は28m2で、最大定員は大人3名。
(参照:open-a.co.jp)
セミダブルベッドが2台設置してあって、小学生以下の子供は2名まで添い寝で泊まれ、大人3名の場合はエキストラベッドとなります。
夜は中の光が透けて、とても幻想的・・・!
(参照:innthepark.jp)
【球体テントの設備・アメニティ】
面積はおよそ12m2(およそ7畳弱)とコンパクトながら、ガラス越しに見える景色のおかげで狭苦しさを感じずに滞在できる、キャビン。
(参照:open-a.co.jp)
目の前には海、美しい夕日のあと日が暮れると、博多の町の夜景が美しく望めます。
(参照:open-a.co.jp)
最大定員は大人2名で、こちらも小学生以下の子供2名まで添い寝で宿泊が可能です。
室内はエアコン完備で、冷蔵庫も備えてあり、コンパクトながら快適に過ごせるのが特徴。
球体テントよりも海に近く、波の音をすぐそばで感じながら眠ることができます。
【キャビンの設備・アメニティ】
面積は約49.5㎡、海沿いの少し離れた静かな場所に佇むテラスハウスは、お風呂付きのスイートルーム。
(参照:open-a.co.jp)
専用のテラスがあって、お天気の良い日はテラスでお料理をいただくこともできます。
セミダブルベッドが2台設置してあり、最大定員は大人4名(3名以上はエキストラベッド)+添い寝で子供2名まで。
(参照:innthepark.jp)
リビングスペースもあるので、万一お天気が悪くても室内でまったりと過ごせますね。
室内にお風呂とトイレがあることも大きな違い。
(参照:innthepark.jp)
小さな子供がいる家庭や、逆に年配家族が一緒の場合など、お風呂やトイレのために屋外に出なくても良いというのは嬉しいポイントですね。
アウトドア感覚というよりは、別荘のような感覚で利用できるテラスハウス、もちろんエアコンや冷蔵庫も備えてあります。
【テラスハウスの設備・アメニティ】
続いて、inn the park 福岡の共用設備をご紹介していきます〜!
お洒落な白い建物のお風呂棟、「ゆ」の文字がまたいいですよね・・・!
(参照:open-a.co.jp)
天井が高くて開放的なお風呂、明るくて気持ち良さそう。スパのプールみたいでお洒落です。
(参照:open-a.co.jp)
このお風呂は、宿泊の人だけでなく一般のお客さんも立ち寄りで使用できるので、海浜公園でたくさん遊んだ後にすっきりして帰りたい人にもオススメです(大人:¥700、小人:¥500円)。
お風呂棟には、以下の設備・アメニティも用意してあります☆
BBQスタイルの夕食付きプランにした場合や、素泊まりでBBQのみ注文する場合、また日帰りでBBQを楽しみたいといった場合に利用できるのが、BBQエリアです。
(参照:open-a.co.jp)
こちらも存在感抜群の白いドーム型スクリーンで覆われていて、雨の日でも安心。
夕食にフレンチのコース料理プランを選んだ場合、球体テントやキャビン泊はレストランでの夕食です。
(参照:innthepark.jp)
宿泊しなくても、食事のみの利用も可能。
お洒落なレストランでのフレンチコース、特別な日のディナーにも良さそうですね。
inn the park 福岡にはいくつかの食事パターンがあり、お食事の内容によって料金プランも異なります。
※プランや料金は時期等により変動する場合があります。公式HPや予約ページでご確認ください。
食事は別で軽く済ませ、公園内でのアクティビティやグランピング泊をシンプルに楽しみたい!という方向けの、素泊まりプラン。
宿泊棟および公園での飲食は持ち込みOKということなので、食事の時間を気にすることなく、のんびりマイペースに過ごしたい方にもオススメです(BBQ食材などの持ち込みはできません)。
素泊まりプランは球体テント・キャビンのみで、1日3組限定とのこと。
【素泊まりの料金(大人2名1泊 税込)】
球体テント | ¥29,700〜 / 室 |
キャビン | ¥17,600〜 / 室 |
お泊まりする時、夕食はこだわらなくてもいいけど、やっぱり朝食はあったらいいな〜という方にお勧めの朝食付きプラン。
inn the park 福岡では、焼き立てのホットサンドが楽しめます。
(参照:innthepark.jp)
ローストポーク、チーズ、ピクルスが挟んである、ちょっと大人なホットサンド。
レストランで食べるもよし、朝の爽やかな空気を感じながら公園内の好きな場所で食べるもよし、その日のお天気や気分で選べるのも嬉しいですね。
卵サンドの子供メニューもちゃんとあるので子供連れでも安心です。
【朝食付きの料金(大人2名1泊 税込)】
球体テント | ¥33,300〜 / 室 |
キャビン | ¥21,200〜 / 室 |
テラスハウス | ¥43,200〜 / 室 |
グランピングでの楽しみのひとつは、食事、せっかくならBBQを楽しみたい!という方におすすめなのが、「トルコ風ケバブスタイルBBQディナー」付きのプラン。
(参照:innthepark.jp)
単に食材を焼くだけのBBQではなく、シェフがしっかりと下処理・下ごしらえをしてくれているから、美味しくてオリジナリティのあるBBQを楽しめます!
【BBQディナーメニュー 一例】
・牛フィレ肉 ・骨つきとりもも肉のケバブ風コンフィ
・志賀島よりサバのドゥミセック
・ジャガイモのロースト
・人参のラペ
・紫キャベツのマリネ
・彩野菜サラダ
・ひよこ豆の煮込み
・バスティライスサラダ
・トルティーヤ
・3種ソース(ヨーグルト・ニンニク・チリケバブ)
・焼きパイナップル
ドリンクはアルコール飲み放題またはソフトドリンク飲み放題を予約時に選ぶシステム。
追加の飲み物代を気にしないでいいのは嬉しいですね・・・!
小学校低学年の子供メニューはこちら↓
【朝食・夕食(BBQ)付きの料金(大人2名1泊 税込)】
球体テント | ¥47,300〜 / 室 |
キャビン | ¥35,200〜 / 室 |
テラスハウス | ¥57,200〜 / 室 |
グランピングでアウトドア気分を味わいつつも、食事はゆっくりと贅沢に過ごしたい・・・!という方におすすめなのが、本格フレンチフルコースの夕食付きプラン。
(参照:innthepark.jp)
志賀島で採れた新鮮なお魚を使ったお料理を始め、上質なフレンチのフルコースをレストランでゆったりと頂きます。
(参照:innthepark.jp)
【本格フレンチ降るコースディナーメニュー 一例】
小学校低学年の子供用には、お子様プレート。
グランピングで本格フレンチのフルコースが座って食べられるというのが、inn the parkの醍醐味でもあります。
特別な夜の素敵な思い出になりそうですね。
【朝食・夕食(フレンチフルコース)付きの料金(大人2名1泊 税込)】
球体テント | ¥51,700〜 / 室 |
キャビン | ¥39,600〜 / 室 |
テラスハウス | ¥61,600〜 / 室 |
フレンチのディナーは気になるけど、そんなにたくさんは食べられないかも・・・、という方にオススメなのが、「気軽に楽しむフレンチハーフコースディナー」。
フルコースが魚・肉それぞれのメインがあるのに比べ、ハーフコースでは前菜の盛り合わせ、シャロレー牛ハラミを使ったメイン、デザートの構成になっています。
(参照:innthepark.jp)
シャロレー牛というのは、ブルゴーニュ地方原産の白牛で、フランスの人が「本当に美味しい」と称するお肉なのだそう。
和牛とは異なり、赤身のおいしさが際立つお肉の、ヘルシーなハラミ部分ということで、気になる方も多いのでは。
このシャロレー牛ハラミのお料理が食べられるレストランも日本では限られているので、お肉が好きな人にはぜひ味わってもらいたいです。
【朝食・夕食(フレンチハーフコース)付きの料金(大人2名1泊 税込)】
球体テント | ¥45,100〜 / 室 |
キャビン | ¥33,000〜 / 室 |
テラスハウス | ¥55,000〜 / 室 |
※プランや料金は時期等により変動する場合があります。公式HPなどでご確認ください。
以上、2022年3月15日にオープンした「inn the park 福岡」グランピング料金プランやお食事、設備アメニティなどをまとめました!
参考にしていただけると幸いです!