手軽で快適に、アウトドアが楽しめることで人気のグランピング。
年々人気が高まって、各地にグランピング施設ができていますが、中でも「グランピングのパイオニア」と言っても過言ではないのがFBI(First Class Backpackers Inn)。
ファーストクラス・バックパッカーズ・イン、バックパッカーのための最上級の宿泊所、なんてネーミングも夢があっていいですよね。
このFBIは、「アウトドアの神様」としても知られ、雑誌「Glamp」の編集長も務める吉村司氏が手がけるFBI AWAJI(兵庫県淡路島)に続いてオープンした本格グランピング施設です。
今回はこの大山の大自然に包まれた森のなかの施設、FBI DAISEN First Class Backpackers Innについて詳しくご紹介します!
鳥取県の西部、中国地方の最高峰「大山」のふもとにあり、大阪や広島から車でおよそ3時間、岡山から車でおよそ2時間の距離にあります。
大阪・神戸・京都からは高速バスで「大山パーキング」まで。FBI DAISENの送迎サービス(片道¥500 / 4名)が利用できるので(要予約)、車がなくても大丈夫です。
大山隠岐国立公園の大自然を感じる立地で、約28,000坪の敷地からは、雄大な大山を望め、眼下には海岸線が広がっています。
広大な敷地に広がるフリー・オートキャンプフィールドでは、区画がなく、基本的にはどこでもキャンプができるという自由さ。
手作りの遊具があったり、夏場はプールも楽しめます(有料)。
(出典:www.fbi-camping.com)
その施設の一画に、グランピング用のテントやキャビンが点在しています。
コンセプトは「大人の基地」。どこか違う国のような森のなかに来たような、そんな感覚を感じてもらいたいというオーナーの気持ちが詰まったオシャレでかっこいいグランピング施設です。
*施設情報*
FBI DAISENには、Tipiテント、3タイプのコットンテント、5タイプのキャビンとバリエーション豊かなゲストルームがあります。
それぞれ配置にもこだわって建てられているそれぞれのゲストルームについて、詳しく紹介します!
(出典:www.fbi-camping.com)
国内未発売、FBIが北欧スウェーデンから輸入したという、こだわりの18ウッドポールの本格Tipiテント。
外にはBBQを楽しむためのタープやテーブルも設置してあります。
(出典:www.fbi-camping.com)
三角の尖ったテントは天井が高く、とても広々としています。
(出典:www.fbi-camping.com)
内部はFBIこだわりのロースタイル。テーブルではなく中心に配置してある囲炉裏を囲んでラグが敷き詰めてあります(囲炉裏には火ではなくランタンが置いてあります)。
全部で4棟あり、グランピングサイトの奥からC-1PO、C-2PO、C-3PO、C-4POと名前がつけられているので、予約の際にはマップで位置を確認して希望の場所を予約するようにしましょう。
TIPI 6の詳細
※)表示金額は、1棟貸しの金額です。別途人数分の施設使用料金(中学生以上¥1,500、4歳~小学生¥750、ペット¥500)と駐車料金(¥1,000 / 台)がかかります。
(出典:www.fbi-camping.com)
施設の中で一番の高台にあるコットンテント、BARBA PAPAとBARBA MAMA(バーバパパとバーバママ)。
定員6名のテントで、中にはダブルベッドが2台設置してあります。
基本的に4名はベッドで休むことができ、あとの2名はレンタルのシュラフ等を使って寝る感じです。
(出典:www.fbi-camping.com)
ウッドデッキからは開放的な眺めを楽しめます。
(出典:www.fbi-camping.com)
ふたつのテントは比較的近い場所にあるので、大人数で2棟借りるにはオススメだそう。
(出典:www.fbi-camping.com)
グランピング・テントの中でも最も森エリアの奥にあるのが、BIG BEN。
(出典:www.fbi-camping.com)
最大6名のコットンテントで、大きさはBARBA PAPA / MAMAと同じですが、周りを森に囲まれているので、より”森のなかのグランピング感”が味わえます。
(出典:www.fbi-camping.com)
カフェ棟の裏の森のなかにあるテント、CAPTAIN。
BARBA PAPA / MAMAやBIG BENと同じ、最大6名用のコットンテントです。
カフェやシャワーからも近く、横に車が2台まで停められるので便利です。
最大6人用コットンテントの詳細
※)表示金額は、1棟貸しの金額です。別途人数分の施設使用料金(中学生以上¥1,500、4歳~小学生¥750、ペット¥500)と駐車料金(¥1,000 / 台)がかかります。
(出典:www.fbi-camping.com)
最大人数4名、森エリアに位置するコンパクトなサイズのテント、LOVELY。
横に設置されたツリーデッキでBBQが楽しめ、開放感とプライベート感満載。カップルにオススメです。
コットンテント LOVELYの詳細
※)表示金額は、1棟貸しの金額です。別途人数分の施設使用料金(中学生以上¥1,500、4歳~小学生¥750、ペット¥500)と駐車料金(¥1,000 / 台)がかかります。
(出典:www.fbi-camping.com)
シンボルツリーの近くにある、最大2名用のコットンテント、VERANDAH。
横に高見櫓(やぐら)が設置してあって、お天気の良い日には満点の星空を眺めながら櫓でまったり過ごせます。
(出典:www.fbi-camping.com)
櫓の下はハンモックコーナーになっていて、焚き火を眺めながらハンモックでゆらゆらできる極上スペースです。こちらもカップルや仲良し友達同士にオススメ。
ちょっと大きくなった息子と2人で、なんていうのも素敵ですよね。
コットンテントVERANDAHの詳細
※)表示金額は、1棟貸しの金額です。別途人数分の施設使用料金(中学生以上¥1,500、4歳~小学生¥750、ペット¥500)と駐車料金(¥1,000 / 台)がかかります。
(出典:www.fbi-camping.com)
真っ赤な三角屋根が個性的なキャビン、SANKAKU。
テントの中にいるようで、テントじゃない、どこか異国の民族のお家にでも泊まっているような感覚です。
赤をベースに整えられたインテリア・エクステリアもオシャレ。
(出典:www.fbi-camping.com)
(出典:www.fbi-camping.com)
定員は最大4名で、マットと三角枕が一体になっている「タイ枕」が4つ配置してあります。寝具はないのでシュラフを持参またはレンタルしてくださいね。
キャビン SANKAKUの詳細
※)表示金額は、1棟貸しの金額です。別途人数分の施設使用料金(中学生以上¥1,500、4歳~小学生¥750、ペット¥500)と駐車料金(¥1,000 / 台)がかかります。
FBI DAISENにはシャワー・トイレやエアコン、キッチンシンクなどを備えた、快適なキャビンにも宿泊できます。
普通のホテルや民宿ではなかなか経験できない、こだわりの詰まったオシャレなキャビン泊は、より快適さを求めるグランパーにも人気です。
まずは、屋根付きのウッドデッキコーナ、ロフト式のベッドを備えた、定員最大6名のCABIN A PHISH。
(出典:www.fbi-camping.com)
ダブルベッドが2台あるので、子供ひとり家族×2家族とかでも大丈夫ですね。
(出典:www.fbi-camping.com)
オシャレな内装はもちろん、必要な家電も揃っているので、自然の中の別荘みたいな感覚で滞在できそうです。
CABIN A PHISHの詳細
※)表示金額は、1棟貸しの金額です。別途人数分の施設使用料金(中学生以上¥1,500、4歳~小学生¥750、ペット¥500)と駐車料金(¥1,000 / 台)がかかります。
(出典:www.fbi-camping.com)
こちらも定員最大6名のキャビン、CABIN B MINK。
(出典:www.fbi-camping.com)
大人の雰囲気漂う内装で、外階段から上がると上に展望デッキがあり、開放的にBBQなどを楽しめます。
(出典:www.fbi-camping.com)
内装や世界観など、建築やインテリアの参考にもなりそうですね。
CABIN B MINKの詳細
※)表示金額は、1棟貸しの金額です。別途人数分の施設使用料金(中学生以上¥1,500、4歳~小学生¥750、ペット¥500)と駐車料金(¥1,000 / 台)がかかります。
(出典:www.fbi-camping.com)
定員最大10名の、大きめサイズのキャビンCABIN C WHITE BASE。
その名の通り、大きなガレージを改造したようなつくりで、広いウッドデッキの奥が居住スペースになっています。
(出典:www.fbi-camping.com)
ロフトタイプになっている寝室部分や色つきガラスの使い方など、遊び心とセンスの光るキャビンです。
(出典:www.fbi-camping.com)
最大10名のキャパがあるので、泊まりで同窓会やオフ会、サークルの宿泊、数家族での滞在などにも使えそうですね。
CABIN C WHITE BASEの詳細
※)表示金額は、1棟貸しの金額です。別途人数分の施設使用料金(中学生以上¥1,500、4歳~小学生¥750、ペット¥500)と駐車料金(¥1,000 / 台)がかかります。
(出典:www.fbi-camping.com)
最大定員2〜3名の可愛らしいキャビン、BROWNIE。
(出典:www.fbi-camping.com)
ギンガムチェックを配置した、カントリー感あふれる内装が可愛らしいです。
(出典:www.fbi-camping.com)
カップルや女子会にもオススメのチャーミングなキャビンです。
CABIN C WHITE BASEの詳細
※)表示金額は、1棟貸しの金額です。別途人数分の施設使用料金(中学生以上¥1,500、4歳~小学生¥750、ペット¥500)と駐車料金(¥1,000 / 台)がかかります。
いずれのゲストルームも、自然との調和を考え、インテリアなどにもこだわって作られていることがよく分かります。
どのタイプにするか迷ってしまいますが、人数や設置してある場所、それぞれのゲストルームの特徴を見て選んでみてくださいね。
グランピングでの楽しみのひとつは、やっぱり食事ですよね。
FBI DAISENでの食事についてご紹介します。
FBI DAISENのグランピング泊では全てのゲストルームにBBQの設備と器具が備えてあります。
自由に食材や飲み物を買ってきて、自然の中仲間や家族とBBQするのがやっぱりアウトドアの基本ですね。
車で10〜15分ほどの距離に22時まで開いているスーパーもがいくつかあるので食材を調達して向かいましょう!
クーラーボックスはFBI DAISENでレンタルすることもできます(¥1,000)。
また、コットンテントサイトとキャビン限定で、ポータブル生ビールサーバー(7Lのハートランド生樽)のレンタルもあります(要予約・有料)。
冷えた生ビールを仲間と楽しみたい!という場合には予約しておくといいですね!
(出典:www.fbi-camping.com)
2日前までの予約で、大山の食材を使ったBBQセットが楽しめます。
鶏肉・牛肉・魚介・ウィンナー・お野菜・おにぎりなどの盛り合わせで、季節によって内容は異なり、ひとり¥3,000 / ¥5,000の2種類から選ぶことができます。
買い出しの手間や荷物を考えると、BBQセットのほうがいいかな?という方にオススメです。
(出典:www.fbi-camping.com)
自然の中での滞在は楽しみたいけど、BBQとかは特にいいかな・・・という方には、とびきりオシャレなレストラン & BARもあります。
BBQした後にも気になってしまうFBIビッグハンバーガーやFBIプルドポークバーガーをはじめ、チキンプレートやハンバーグプレートなど、オシャレで美味しそうなメニューが充実しています。
カクテルなどのアルコール類も充実。冬場にはホットワインもありますよ〜。
夜は自然の中のレストラン & BARでまったり食事して、友達と語りながらお酒飲んで・・・なんていうのも大人のグランピングって感じでいいですよね。
ちなみにFBIビッグハンバーガーは翌日チェックアウト後に食べるのもアリです!
(出典:www.fbi-camping.com)
FBI DAISENの特徴のひとつが、レンタルアイテムの豊富さ。
フリーキャンプ場を使う人用に、テントの貸出はもちろん、Colemanのエアーマットや2WAYグリル、ランタン、ハンモックなど色々とレンタルできます。
今までちょっと気になっていたけど実際に使ってみたい、という方はお安くお試しできるチャンスでもありますね。
また、BBQに使う炭はもちろん、虫よけや軍手、各種調味料なども現地で購入可能。
FBI(First Class Backpackers Inn)=「バックパッカーのための最上級の宿泊所」の名の通り、バックパックでふらっと訪れても快適にキャンプやグランピングができる環境が整えられているのが嬉しいですね。(人気のため予約は必須ですが・・・)
レンタルできるもの・購入できるものは、FBI DAISENのHP内で紹介してありますので参考にしてみてくださいね。
→FBI DAISEN RENTAL & SELLING
FBI DAISENについて詳しくご紹介してきましたが、やっぱり実際に泊まった人の声は気になりますよね。
そこでFBI DAISENのクチコミを、Googleレビューからまとめてみました!
スタッフの方の対応についてマイナスを付けている方も少し見受けられましたが、 ロケーションや雰囲気、サービスには満足している方が多い印象ですね。
FBI DAISENに宿泊したら、近くの見どころにも足を運んでみたいですよね。
そこでFBI DAISEN周辺の見どころを紹介します。
(出典:houki-town.jp)
中国地方最高峰の1709mを誇る名峰・大山は、古くから「伯耆富士(ほうきふじ)」と地元の人々に親しまれています。
その名の通り、大きく、そして富士山のように美しい形は四季によって色合いを変え、とても見ごたえがあります。
年間900万人もの人が登るという大山、気軽に登れる高さではありませんが、夏場に装備を整えて臨めば、初心者コースで山頂まで往復6時間。
(出典:tourismdaisen.com)
大山登山を目的に向かって、FBI DAISENに宿泊する、というのもいいかも知れませんね。
こちらの「鳥取大山観光ガイド」で大山登山について詳しく解説をしてあるので、興味のある方は見てみてくださいね。
→鳥取大山観光ガイドHP
(出典:houki-town.jp)
FBI DAISENから車で9分のところにある、大山桝水(ますみず)高原。
冬場はスキー場として賑わうなだらかな丘の高原で、雪のない夏の間は天空リフトとして観光リフトが運行しています。
ゆっくりと上がるにつれ、視界がどんどんひらけていって、頂上は日本海、弓ヶ浜半島、島根半島のパノラマが一望できる絶景スポットになっています。
頂上で眺めを満喫したら、ゆっくりと自然の中のハイキングコースを通って下まで降りてきます。
初夏には新緑が、秋には紅葉が美しく、日本海を見下ろす開放的な眺めが「プロポーズをするのに適した場所」として2010年には「恋人の聖地」としても認定された大山桝水高原。
FBI DAISENに泊まる際にはぜひ訪れてみてください。
大山桝水高原の天空リフトについて詳しくは→ますみず高原HP
(出典:houki-town.jp)
FBI DAISENから車で8分、大山の裾野に広がる広大な牧場の中にあるレジャー施設です。
新鮮で美味しい生乳から作ったクリームパスタや特製ソフトクリームなどを味わえるほか、生乳を使ったアイスクリーム作り体験、バター作り体験などが楽しめます。
定休日は第2・第4火曜日、冬期間(12月上旬~3月中旬)となっています。
詳しくは→大山まきばみるくの里
今回は、鳥取県の大山のふもとにあるFBI DAISEN First Class Backpackers Innについて詳しくご紹介しました。
さすがグランピングのパイオニア的存在のFBIだなぁと思える、こだわりや面白さが満載で、そこにいる自分を想像するだけでワクワクさせてくれる施設ですね。
中国・四国地方には、他にもグランピングできる施設があります。
よかったら見てみてくださいね!