ふるさと納税という言葉は知っていても、実際に寄付したことがある人は意外と少ないのではないでしょうか。
調べてみると、住民税の納付義務がある人のうち、ふるさと納税を行った人の率は2022年度で13.4%だったそうです。
とはいえ、2011年開始当初から徐々に浸透し、右肩上がりに伸びていることは事実で、この先もその市場は拡大していくと予想されていますよね。
ふるさと納税というのは、自分が住んでいる(住民票を置いている)市町村に普通は納める住民税を一部、別の市町村に納めるというもの。
その税金を市町村はインフラや制度を整える資金にできるので、お礼として魅力的な返礼品を用意しますが、この返礼品もその市町村の地場産業を支える意味があることが一般的です。
元々は生まれ故郷を離れて暮らす人が、故郷の発展を祈ってふるさとに納税する、というイメージでしたが、今は返礼品で選ぶという人も多いですよね。
どうせ納める税金の金額は変わらないのであれば、自分にとってプラスになる返礼品を見返りとしてもらえる方がいいと考えるのはとても自然で当たり前のように思えます。
そんななか、静岡県富士宮市が富士山と富士山のふもとの自然や文化を守るためにと、新たにふるさと納税サイト「富士山といっしょ」を開設。
これまで返礼品といえば名産品や食品が多かったふるさと納税ですが、「富士山と遊ぼう!」「富士山とキャンプしよう!」など体験型の返礼品が多いのも特徴です。
そこで今回は、富士山と富士山麓のために納税しながら、富士山と遊ぶこともできるふるさと納税「富士山といっしょ」で楽しめる、体験型の返礼品をご紹介します!
(参照:furusato-fujinomiya.furusato-basic)
ふるさと納税「富士山といっしょ」は、富士山の麓の町・静岡県富士宮市が独自に作成したふるさと納税サイトです。
ふるさと納税というと、「ふるさとチョイス」や「さとふる」、「楽天ショッピング内の特設コーナー」など、いろいろな地方の返礼品をまとめているサイトしか利用したことがない、という人も多いと思います。
でもそういうサイトに参加するだけだと、ありきたりなページになってしまって市の思いが伝えられない!ということから、富士宮市では独自にサイトを立ち上げることにしたそう。
というわけで、ふるさと納税「富士山といっしょ」は富士山と、富士山の麓の町・富士宮市を守って盛り上げたい!という熱い思いがこもっていて、富士山が身近でよく知っているからこその返礼品が揃えられています。
(参照:furusato-fujinomiya.furusato-basic)
ふるさと納税「富士山といっしょ」は、返礼品がカテゴリー別にまとめてあります。
カテゴリーは以下の5つ。
それぞれのカテゴリーから、自身の前年度の所得額に応じた上限額以内であれば、寄付することができます。
まずは自分のふるさと納税できる上限額(めやす)を、計算シュミレーターで計算し、その限度額以内の寄付でもらえる返礼品を選びます。
この記事では、体験型の返礼品にしぼって、寄付の金額ごとにもらえる返礼品をリストでまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
お手軽に寄付できる金額、¥10,000円以内の返礼品はこちらです。
寄付額 | 返礼品 | 説明 |
¥10,000 | 富士山の森トレッキング小中学生1名コース | 海洋ジャーナリスト / 写真家の永田雅一さんの案内による富士山の森トレッキングツアー |
¥10,000 | 富士宮市宿泊施設利用補助券 3,000円分(1,000円券×3枚) | 富士宮市の利用可能な宿泊施設で使えるクーポン¥3,000分 |
なかなか個人では難しい富士山の森のトレッキングを、ガイドさんと一緒に周れるツアーです。
小・中学生1名分が返礼品となりますが、小学校3年生以下は通常無料なので、4年生以上&中学生のお子さん向けという感じですね。
ふたつめの富士宮市での宿泊体験割引のほうでは、富士宮市での宿泊はお得になります。
利用可能な宿泊施設は以下になります。
返礼の価格が異なる場合にも(5000円分など)、参考にしてみてくださいね。
【利用可能宿泊施設一覧】
高級旅館からビジネスホテルまで、予算に応じても選べそうですね。
ふるさと納税の返礼品クーポンが使える施設は追加や変更があるかも知れないので、購入(寄付)時にチェックしてみてください。
体験型以外の返礼品もチェックしたい方はこちら↓へ
(参照:furusato-fujinomiya.furusato-basic)
寄付額 | 返礼品 | 説明 |
¥15,000 | 朝霧高原まかいの牧場入場&バギー体験チケット | 広大な牧場をバギーで駆け抜ける1時間チケット1名分(1台につき定員4名) |
¥15,000 | 森を蘇らせよう!皮むき間伐「きらめ樹体験」 | 手入れが遅れている森を「きらめ樹」という木の皮をむいて間伐する作業を体験 |
¥20,000 | 富士宮市宿泊施設利用補助券 6,000円分(1,000円券×6枚) | 富士宮市の利用可能な宿泊施設で使えるクーポン¥6,000分 |
¥15,000のふるさと納税の返礼品は、朝霧高原まかいの牧場の入場&バギー体験1名分、または皮むき間伐体験があります。
¥20,000の寄付に対する返礼品は、宿泊施設利用補助券¥6,000分。
日帰りでもアクセスできる人は体験を、まずは宿泊からという方は宿泊を、という感じで選んでも良さそうですね。
体験型以外の返礼品もチェックしたい方はこちら↓へ
(参照:furusato-fujinomiya.furusato-basic)
せっかくだし、もう少し富士宮市にふるさと納税しようかな!というかたにぴったりな、2万円代の寄付額への返礼品です。
体験もかなり本格的になってきますよ〜!
寄付額 | 返礼品 | 説明 |
¥24,000 | パラグライダー半日体験コース | アサギリ高原パラグライダースクールで、壮大な富士山を眺めながらのパラグライダー体験 |
¥27,000 | 富士山の森トレッキング親子ペアコース(大人1名・小中学生1名) | 海洋ジャーナリスト / 写真家の永田雅一さんの案内による富士山の森トレッキングツアー、親子ペア |
¥30,000 | 富士宮市ゴルフ場共通利用券¥9,000分(1,000円券×9枚) | 富士宮市にある6か所のゴルフ場で使える¥9,000分の利用券 |
¥30,000 | パラグライダータンデムコース1名様招待券 | アサギリ高原パラグライダースクールで、富士山を眺めながらインストラクターとタンデムフライト |
¥30,000 | パラグライダータンデムコース招待券(スカイ朝霧) | スカイ朝霧によるパラグライダータンデムコース、崖から富士山に向かってダイブ! |
¥30,000 | パラグライダー体験コース招待券 | スカイ朝霧主催のパラグライダー体験コース |
¥30,000 | 富士宮市宿泊施設利用補助券 9,000円分(1,000円券×9枚) | 富士宮市の利用可能な宿泊施設で使えるクーポン¥9,000分 |
寄付額¥20,001〜¥30,000だと、パラグライダー体験やゴルフの割引、森林トレッキング親子ペアなど選べます。
納税してパラグライダーできるっていうのもなんだか不思議な感じがしますが、せっかくだし思い切ってチャレンジしたら、リフレッシュしてまた仕事も頑張ろ〜!って思えそうですね・・・!
趣味はゴルフ!という方にお勧めなのが、富士宮市にある6か所のゴルフ場の利用券¥9,000分。
利用できるゴルフ場は以下になります。
体験型以外の返礼品もチェックしたい方はこちら↓へ
さらにワンランク上の寄付額¥30,001〜¥50,000では、さらにワクワクするような体験が返礼品として用意してあります!
(参照:furusato-fujinomiya.furusato-basic)
寄付額 | 返礼品 | 説明 |
¥35,000 | 富士山の森トレッキング大人2名コース | 海洋ジャーナリスト / 写真家の永田雅一さんの案内による富士山の森トレッキングツアー、大人2名 |
¥50,000 | 富士山の森トレッキング大人3名コース | 海洋ジャーナリスト / 写真家の永田雅一さんの案内による富士山の森トレッキングツアー、大人3名 |
¥50,000 | 富士宮市ゴルフ場共通利用券¥15,000分(1,000円券×15枚) | 富士宮市にある6か所のゴルフ場で使える¥15,000分の利用券 |
¥50,000 | 富士川ラフティングツアーペア(2人)招待券 | ナチュラルアクション主催、日本三大急流の富士川でのラフティングツアー2名 |
¥50,000 | 富士山宝永火口トレッキング | 第4回ジャパンツーリズムアワードを受賞した、富士山5合目の宝永山の火口を歩くツアー2名 |
¥50,000 | 朝霧高原まかいの牧場入場&デイグランピング・レギュラーテントペアチケット | 朝霧高原まかいの牧場でデイグランピング4時間、富士山麓のブランド牛、岡村牛のステーキバーベキューにサラダ、パンなどの贅沢なセットメニュー2名分 |
¥50,000 | 富士宮市宿泊施設利用補助券 15,000円分(1,000円券×15枚) | 富士宮市の利用可能な宿泊施設で使えるクーポン¥15,000分 |
寄付額¥50,000となると、ラフティングやデイグランピング&BBQ、江戸時代の噴火でできた富士山の宝永山火口トレッキングツアーなど、富士山と富士山麓の自然を満喫できるアクティビティもいろいろ。
もちろん複数口で分けて申し込むこともできるので、宿泊補助券と、ラフティングと・・・と組み合わせてもいいですね!
体験型以外の返礼品もチェックしたい方はこちら↓へ
さらに高額、5万円以上の寄付額になると、宿泊施設利用補助券・ゴルフ場利用券が寄付額ごとに選べます。
寄付額 | 返礼品 | 説明 |
¥70,000 | 富士宮市ゴルフ場共通利用券21,000円分(1,000円券×21枚) | 富士宮市にある6か所のゴルフ場で使える¥21,000分の利用券 |
¥70,000 | 富士宮市宿泊施設利用補助券 21,000円分(1,000円券×21枚) | 富士宮市の利用可能な宿泊施設で使えるクーポン¥21,000分 |
¥100,000 | 富士宮市ゴルフ場共通利用券¥30,000分(1,000円券×30枚) | 富士宮市にある6か所のゴルフ場で使える¥30,000分の利用券 |
¥100,000 | 富士宮市宿泊施設利用補助券 30,000円分(1,000円券×21枚) | 富士宮市の利用可能な宿泊施設で使えるクーポン¥30,000分 |
¥100,000 | 富士宮市ゴルフ場共通利用券・宿泊施設利用券セット30,000円分(15,000円×2) | ゴルフ場利用券¥15,000と宿泊補助券¥15,000のセット |
¥150,000 | 富士宮市ゴルフ場共通利用券¥45,000分(1,000円券×45枚) | 富士宮市にある6か所のゴルフ場で使える¥45,000分の利用券 |
¥150,000 | 富士宮市ゴルフ場共通利用券・宿泊施設利用券セット45,000円分(25,000円+20,000円) | ゴルフ場利用券¥25,000と宿泊補助券¥20,000のセット |
¥200,000 | 富士宮市ゴルフ場共通利用券・宿泊施設利用券セット60,000円分(40,000円+20,000円) | ゴルフ場利用券¥40,000と宿泊補助券¥20,000のセット |
このあたりになると、比較的世帯所得が多い人向けという感じです。
いずれも納税額の1/3程度がリターンとして還元されるので、この機会に富士山と富士山麓の自然や街に寄付をして、さらに富士宮に滞在してみたい!という方、ぜひ富士宮市のふるさと納税「富士山といっしょ」を利用してみてくださいね。
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いずれの体験型クーポンも、予約が別途必要になるため、夏休みなどの繁忙期に利用する場合は早めに日程を決めて予約するようにしましょう〜!
以上、今回は、富士山と富士山麓のために納税しながら、富士山と遊ぶこともできるふるさと納税「富士山といっしょ」で楽しめる、体験型の返礼品を紹介しました。
参考にしていただけると幸いです!