国内最大級の音楽フェスと言ったら、やっぱりフジロックフェスティバルですよね!
毎年国内はもちろん、海外からも大物アーティストが参加し、苗場での3日間を楽しみに毎年「フジロック積み立てをしている」という方も多いのでは。
音楽ファンにとっては一度は体験してみたいフジロック、なんとふるさと納税の返礼品として販売されることになりました!
ふるさと納税の返礼品というと、食品とか地方の名産品といったイメージも強く、「別に要らないかな」と思ってスルーしていた方も多いですよね。
でも、どうせ支払わなくてはならない税金がフェスのチケットになる、というのは新しい試みだし、興味のある人も多いのでは。
というわけで今回は、2023年にふるさと納税の返礼品として初登場のフジロックフェスティバルについて、返礼品の種類や価格(寄付金額)をまとめました!
「普通にチケット買うのとどのくらい金額違うの?」も比較してますので、参考にしてみてくださいね〜!
(参照:fujirockfestival.com)
フジロックフェスティバル、通常「フジロック」は山梨県の天神山スキー場で1999年に初開催された野外音楽イベントで、2回目以降は場所を現在の湯沢町・苗場に移し、森の中での大規模音楽フェスとして多くのファンを魅了しています。
自然と音楽と人が共存できることをコンセプトにしているフェスで、「世界一クリーンなフェス」とも言われるフジロックは、開催元の苗場の地域に根付いたイベントとして、地元の人からも愛され、地元と共に発展してきたフェスと言えます。
2020年には新型コロナウィルスの影響で中止になり、また2021年には国内アーティストのみでの開催となりましたが、2022年以降はまた海外からの大物アーティスト参戦もあって、かつての熱気を取り戻しました。
ふるさと納税とは、本来は住民票を置いている市町に支払う住民税の一部を別の市町村に支払うシステムです。
住民ではない人から税収を得る代わりに、それぞれの市町村が「返礼品」というかたちでお礼を用意してくれていて、開始等ちょは「出身地に納税をしよう」とか「ゆかりの土地で使ってもらおう」という感じの「ふるさと納税」でした。
最近では返礼品の種類も多岐にわたり、出身地やゆかりの土地だからという理由ではなく、返礼品を目当てにふるさと納税をしている、という人も多くなっています。
ふるさと納税で払った分の住民税は、実際に居住している市町村に支払うべき住民税から差し引かれるため、確定申告など手続きが少し増えますが、納税のご褒美、みたいな感じで嬉しいものです。
タイプは違うけど、結婚式のご祝儀に対して、引き出物がもらえる、みたいなイメージです。
ふるさと納税ができる上限の金額は、前年度の所得によって変動し、例えば上限が3万円だった場合には、3万円以内のふるさと納税ができます。
自分の上限がいくら(目安)になるか、計算シュミレーターで計算してみましょう☆
上限が例えば3万円なのに10万円の返礼品を選んでしまったら、単に高すぎる買い物をしたことになってしまうので、そこだけは注意してくださいね!
(参照:fujirockfestival.com)
2023年に湯沢町のふるさと納税返礼品となったフジロックのチケット、返礼品の種類は15種類あります。
普通にチケットを予約購入するときにも、1日券だったり3日通し券だったり、車で行く人は駐車券をつけたり・・・オプションを追加しますが、ふるさと納税の場合はあらかじめ15パターンに分類されている、という感じ。
テントサイトやオートキャンプサイトのセット券はないようです。
ふるさと納税は、あくまで「税金を支払った分のお礼の品がチケットです」という意味なので、当然普通にチケットを買うのとは値段が違います。
自分のふるさと納税できる上限額や、その時に支払える予算などにもよるかと思いますので、比較検討してみてくださいね。
ふるさと納税の寄付額 | 一般価格(大人23歳以上) | |
各日1日券 | ¥80,000 | ¥23,000 |
各日1日券 2枚 | ¥157,000 | ¥46,000 |
2日セット券 1組 | ¥157,000 | ¥46,000 |
2日セット券 2組 | ¥310,000 | ¥92,000 |
3日通し券 1枚 | ¥187,000 | ¥55,000 |
3日通し券 2枚 | ¥370,000 | ¥110,000 |
各日1日券 2枚 + 駐車券 1枚 | ¥174,000 | ¥51,000 |
2日セット券 2組 (前2日もしくは後2日) + 2日セット駐車券 1組 | ¥344,000 | ¥102,000 |
3日通し券 2枚 + 3日通し駐車券 1枚 | ¥430,000 | ¥128,000 |
3日通し券 2枚 + 3日通し駐車券 1枚 | ¥424,000 | ¥126,000 |
各日1日券 1枚 + 新宿⇔苗場 往復バス券 | ¥138,000 | ¥37,400〜 |
各日1日券 1枚 + 新宿⇔苗場 往復バス券 | ¥142,000 | ¥37,400〜 |
各日1日券 1枚 + 新宿⇔苗場 往復バス券 | ¥150,000 | ¥37,400〜 |
各日1日券 1枚 + 新宿⇔苗場 往復バス券 | ¥154,000 | ¥37,400〜 |
3日通し券 2枚 + 3日通し駐車券 1枚 + 苗場プリンスホテル2名4泊 | ¥864,000 | ¥232,000〜 |
(バスや苗場プリンスホテル宿泊費はバスの種類やお部屋の種類によって異なるため、あくまで目安です)
ざっくりですが、寄付額の1/4〜1/3程度でチケットが返礼品としてもらえるようですね。
とはいえ一番少ない¥80,000でも、納税額としては大きい金額、目安としては前年度の収入が500万円以上はないと無理な感じかと思います。
共働きだったり、世帯収入が1千万とかある場合は、15万円台のも狙えるかな・・・、30万とか80万とかはかなりの富裕層に限定されそうですが・・・、下記パターンの人にはぜひおすすめしたいですね。
いずれにしても支払わなくてはならない税金なので、そのお礼にフジロックチケットがもらえるなら、嬉しいですもんね。
今まではふるさと納税でお肉やお米をもらってたよ〜という方も、今年はその分フジロックにまわすのもアリですよね!
(参照:fujirockfestival.com)
2023年のフジロックの日程は7月28日(金)・29日(土)・30日(日)と発表されていて、チケットの先行販売も2月4日から始まっています。
ふるさと納税の返礼品としてのチケットの販売は2023年4月ごろ〜を予定しているとのこと。
ふるさとチョイスのフジロック特設ページにメールアドレスを登録すると、受付開始時にお知らせをもらえるとのことなので、チェックしてみてくださいね。
以上、フジロックのチケットが湯沢町のふるさと納税返礼品になったこと、寄付額や返礼品チケットの種類についてまとめました。
参考にしていただけると幸いです!