女子高生5人がキャンプをまったりと楽しむ様子が人気となり、500万部突破の大ヒット漫画「ゆるキャン△」。
作者のあfろさんが山梨在住ということもあり、山梨県のキャンプ場を中心にリアリティのある情景を描いていることでも評価の高い漫画です。
アニメ化に続き、主人公の志摩リンを福原遥さんが演じる実写ドラマ版がテレビ東京で2020年1月期に放送されると、原作に忠実でありつつも可愛さも倍増!ということでこちらも大人気に。
(出典:tv-tokyo.co.jp)
女子のソロキャンやグルキャンブームを牽引している作品といっても過言ではない、社会現象とも言える「ゆるキャン△」の続編、「ゆるキャン△2」がついに実写ドラマ版でも2021年4月1日〜放送開始になることが発表されました☆
テレ東・木24枠(毎週木曜深夜0時30分〜1時)での放送です。
(出典:tv-tokyo.co.jp)
もちろん、キャストは続投!です!
シリーズ1同様、テレ東での放送終了後はAmazon Primeでの試聴も可能!ということでテレ東入らない・・・っていう地域の人もみんな楽しめます☆
それに先駆け、「ゆるキャン△2」のエピソード0(ゼロ)として「ゆるキャン△スペシャル」が放送されました。
シーズン1の最終回で、クリスマスに初グルキャンを体験した5人の、年末〜年越しにかけての物語、今回もリンはソロキャンへ、他のメンバーもそれぞれの年越しを過ごす様子が描かれていましたね。
そこで今回は、「ゆるキャン△スペシャル」に登場したロケ地や、キャンプでリンが読んでいた書籍などを紹介します!
ゆるキャン△スペシャルは、ゆるキャン△シーズン2のエピソード0ということで、シーズン1の総集編的なものかな?と思っていたらしっかりストーリーがありロケもしてありましたね〜!
1年経ってより大人っぽくなった登場人物役のみなさん。女子高生・・・というとどうも大人っぽすぎるのが否めなくなってきましたが、それでも可愛い姿に癒されます。
今回のゆるキャン△スペシャルでは、年末年始それぞれバイトの休みがバラバラ(千明は休みなし、なでしこは郵便局のバイトなので元日はバイト、など)、それぞれの過ごし方が描かれていました。
中でも大晦日から4日まで休み、という主人公のリン(福原遥さん演)は大好きなソロキャンへ。
そして、休みがない千明(田辺桃子さん演)と犬子(犬山あおい:箭内夢菜さん演)は、地元の身延山へ初日の出を見に鳥羽先生(土村芳さん演)の車で向かいます。
(出典:city.omaezaki.shizuoka.jp)
当初、伊豆方面への旅を計画していたリンですが、「海を見たいなら御前崎が良いよ」とお母さんから聞いて御前崎(おまえざき)に向かうことにしました。
リンの自宅は山梨県の身延町なので、けっこうな距離を原付で移動したことになりますね・・・!
”海のない県”山梨県に住んでいると、海を見たらテンションが上がる!とのこと。
御前崎の海は干潮時には岩場が広がって遠浅になるので、海の生き物の観察や貝殻拾いなどにも人気の海岸です☆
次にリンが向かったのは、静岡県掛川市。
お母さんから「お茶を買ってきて」と頼まれて、お茶屋さんへやってきました。
やってきたのは、KIMIKURA CAFE(きみくらカフェ)。
(出典:womo.jp)
このお茶屋さんで、シーズン1の8話で登場した「ほうじ茶をくれたお姉さん」と偶然にも再開しました。
1階が様々なお茶の葉を販売する店舗になっていて、2階がお茶を使ったスイーツなどを楽しめるカフェになっています。
(出典:womo.jp)
最初は予算を考えて我慢していたリンですが、結局ケーキを食べてまったりしてしまいましたね〜。リンが食べてたのは抹茶ティラミス。
(出典:kimikura.co.jp)
美味しそうですね・・・!
御前崎からは車で40分ほどなので、これも原付だとけっこうありますね・・・!
〒436-0016 静岡県掛川市板沢510-5
TEL 0537-24-6008
営業時間:10:00~18:00(2階カフェは10:30~L.O.17:30)
定休日:火曜日・年末年始
(出典:mitsuke-tenjin.com)
続いてリンが向かったのは、磐田市の見付天神。
伝説で、見付の村を妖怪から救ったという犬・悉平(しっぺい)太郎の銅像が祀られていることでも知られる神社で、リンもここで実際に飼われているという「3代目悉平太郎」に会おうとやってきました。
(出典:mitsuke-tenjin.com)
残念ながら3代目の悉平太郎も既に亡くなっていて会うことは叶いませんでしたが・・・、かわいい「しっぺいおみくじ」をゲットしたリンでした。
このおみくじも「ゆるキャン△聖地グッズ」として人気になっています。
(出典:mitsuke-tenjin.com)
KIMIKURA CAFEから車だと30分弱くらいですね。原付だともう少しかかりそう。
この日の最終目的地のキャンプ場は、竜洋海洋公園オートキャンプ場でした。
(出典:nap-camp.com)
見付天神からは磐田市内を海に向かって車で30分ほど、です。
海沿いに整備された広大なキャンプ場で、フリーサイトやコテージなど様々な滞在が選択可能。
海から近いので夏は海水浴を兼ねて利用するのもよいですが、今回のリンのように「海の初日の出」を拝みに年越しキャンプに訪れる人も多い人気のキャンプ場ですね。
AC電源、流し台付のオートサイトや入浴施設併設など、初心者キャンパーでも楽しめる高規格キャンプ場で、定期的にイベントも開催されているので家族連れなど幅広い層に愛されています。
利用料金は、入場料+サイト使用料+清掃協力費で、以下のようになっています。
入場料 | 高校生以上 | ¥360 |
小中学生 | ¥260 | |
小学生未満 | 無料 | |
清掃協力費 | ¥100 | |
持ち込みテントフリーサイト | ¥3,140 | |
AC電源付区画サイト | ¥5,230 | |
AC電源付キャンピングカーサイト | ¥6,600 |
その他、コテージやトレーラーハウスでの宿泊や、サイトの日帰り使用などのプランもあり、繁忙期以外には日曜〜金曜泊の平日割などもあるのでHPをチェックしてみてくださいね。
〒438-0233 静岡県磐田市駒場6866-10
0538-59-3180
営業期間:通年(定休なし)
チェックイン:13:00(コテージ・トレーラーハウスは14:00)
チェックアウト:11:00
竜洋海洋公園オートキャンプ場で年越し蕎麦を食べて年越しソロキャンを楽しんだリン、早起きして向かったのは同じ海岸沿いに東へ向かった先の福田海岸。
福田海岸では、毎年年末年始に地元有志の方々によって、美しい鳥居が海岸に建てられます。
(出典:at-s.com)
この鳥居の後ろから登る幻想的な初日の出をひと目みようと、毎年夜明け前から人が海岸に集まります。
(出典:nihon-kankou.or.jp)
竜洋海洋公園オートキャンプ場から福田海岸までは車で15分ほど。
歩くと1時間半くらいはかかる道のり(9km)なので気をつけてくださいね。
最後に、千明・犬山さん・鳥羽先生が初日の出を見に向かった身延山をご紹介します。
身延山の山頂(1153m)にある身延山奥之院思親閣は、久遠寺本堂裏手から歩いて数分のところにあるロープーウェイ乗り場から向かいます。
元日の朝5時からロープーウェイが運行されて、毎年美しい初日の出を見るために多くの人が訪れている名所。
(出典:oku-minobusan.com)
8時までは甘酒のサービスもありますよ☆
最後に、リンがキャンプ場で読んでいた本、気になりますよね。
「秘密結社のつくりかた」レーマン・ソマーズ著、とのことですが・・・、この本は漫画・アニメ版を忠実に再現してあるものの、実際に存在する書籍ではないようです。
ドラマ版「ゆるキャン△」には、このように「ありそうで本当には存在しない」雑誌や本など、細かい小道具もちょくちょく登場するのが面白いです。
ちなみに、ゆるキャン△の5人は冬キャンで柄違いのブランケットを被っていることが多く、このブランケット姿が「秘密結社ブランケット」と名付けられて、グッズとしても販売されています。
リンが興味を持っているであろう秘密結社についての本を読んでみたい方にオススメはこちら↓
というわけで今回は、ドラマ「ゆるキャン△」スペシャル(「ゆるキャン△2のエピソード0」でもある)のロケ地と、リンの愛読書についてご紹介しました。
アニメ版では既に始まっていますが、ドラマ版もどんなふうに作り込まれるのか今からシーズン2が楽しみですね!