数年前からブームが始まり、コロナ禍を経てさらに人気の高まっているアウトドア。
キャンプやグランピング、アウトドアアクティビティ、サウナテントなど、様々なサービスや商品が生まれていますよね。
大きなイベント会場でキャンピングカーフェアが行われたり、軽トラックをキャンピングカー仕様にする「軽キャンパー」が流行ったり・・・、オートキャンプ人口もかなり増えたのではないかと思います。
そんな中、徐々に注目を集めているのがキャンピングトレーラー。
牽引タイプのトレーラーということで「扱いが難しそう」なイメージですが、車体が750kg以下であれば免許も要らず、軽自動車でも牽引できるものがあったり、使わない時は「小さな離れ」感覚で庭に置いておけて維持費も少ない・・・などメリットはたくさん。
そのため、キャンピングカーを買おうかと思っていたけど、結局キャンピングトレーラー にした、という声も多いです。
日本で販売されているキャンピングトレーラーもほとんどが海外製ですが、まだ日本に上陸していないキャンピングトレーラーもたくさんあります。
というのも、海外ではキャンピングカーよりもトレーラーの方が人気で、いろんな種類が販売されているんですね。
そこで今回は、海外製の個性的でかわいい、かっこいいキャンピングトレーラーを２つ、ご紹介します！
ひとつめは、Barefoot Caravan。
（参照：go-barefoot.co.uk）
Barefootというのは「はだし」という意味です。
ころんとした形がなんとも愛らしいこのキャンピングトレーラー、イギリスのトレーラ愛好家の女性が、あまりのトレーラー愛がこうじて自分で起業（Go Barefoot Limited社）し開発したという、こだわりの詰まった製品です。
（参照：go-barefoot.co.uk）
以前からお目の高いキャンピングトレーラーファンには知られた存在でしたが、実際にイギリスから輸入するとなるとなかなか敷居が高く、何年もの間実現していませんでした。
2022年になって、とあるキャンピングトレーラーオーナーの夫婦が、買い替えのためにコンパクトなトレーラーをネットで検索、このBarefoot Caravanに惚れ込んで、個人で輸入をすることに。
その時に輸入を頼んだキャンピングカーの販売店「キャンピングカービルダーのオーゼット」で、これがBarefoot Caravanの日本初上陸と言われています。
その後オーゼットはBarefoot Caravanの日本代理店となり、晴れて日本でもこの可愛いトレーラーを購入することができるようになった、という経緯があります。
Barefoot Caravanの魅力はなんといっても、このレトロ感。
（参照：go-barefoot.co.uk）
外観だけでなく、内装もレトロでめちゃくちゃ可愛いのです。
（参照：go-barefoot.co.uk）
大きさや重さなどは以下のようになっています。
| 全長 | 5080mm |
| 本体部分 | 3780mm |
| 全体の幅 | 1920mm |
| 外形高さ | 2360mm |
| 内部の長さ | 3560mm |
| 室内長さ | 2800mm |
| 室内幅 | 1830mm |
| 室内高さ | 1830mm |
| 浴室 | 幅1040mm x 奥行き760mm |
| 重量 | 960 kg |
| 必要な牽引力 | 1100/1200 kg |
コンパクトで可愛い外観ですが、重量は960kgあるので、牽引免許が必要なタイプになります。
その他、細かいスペックはイギリスのBarefoot Caravanのページで確認できます（英語）。
価格はイギリスのポンドで33,950ポンド〜となっていて、日本円にして550万円以上。
さらに輸入費用や車検など考えると・・・けっこうなお値段にはなりますが、それでもこの個性的なデザインのトレーラーと旅ができると思うと、ワクワクしますよね。
（参照：campingcar-oz.com）
実際の販売価格は、Barefoot Caravan Japanの公式ページから問い合わせてみてくださいね〜！
受注生産で、外装の色など選べるそうです☆
次にご紹介するのは、フランス製のキャンピングトレーラー、Tiptop。
（参照：tiptopeurope.com）
こちらもレトロな雰囲気が特徴ですが、さきほどのBarefoot Caravanに比べると「クラシックカー色」が強い雰囲気です。
曲線部分と、平らな部分のバランスが良く、カラーによってもかなり雰囲気が変わっておしゃれ。
どことなくテイスト的にMINIっぽい感じなのに、フランス製っていうのがまた意外なところでいいですよね。
Tiptopには二つのラインナップ：
があり、オリジナルの方はキッチンやベッドなど快適さを追求したタイプ、エヴォルーションはより軽量で扱いやすいタイプです。
（参照：tiptopeurope.com）
重量もオリジナルは900kgあるのに対し、エヴォルーションは750kg。
750kgのほうだと日本では牽引免許なしで乗れるので、よりお手軽ですよね。
内装はごくシンプルで広々としています。
（参照：tiptopeurope.com）
エヴォルーションにもオプションでキッチンやマットレスを追加することができるほか、屋根の上に取り付けられるテントもあるので、季節や天気によってはルーフトップテントで就寝してよりアウトドアを楽しめます。
（参照：tiptopeurope.com）
オリジナルの方はキッチンエリアも充実（そしておしゃれ）。
（参照：tiptopeurope.com）
大きさ・重量はそれぞれ以下のようになっています。
| Tiptop Original | Tiptop Evolutiion | |
| 全体の大きさ | 幅2060mm 長さ4900mm | 幅2060mm 長さ4900mm |
| キャビンの大きさ（外形） | 幅1500mm 長さ3890mm | 幅1520mm 長さ3890mm |
| 重量 | 900kg | 750kg |
細かいスペックやオプションは、こちらを参考にしてみてください↓ （フランス語PDF）
https://tiptopeurope.com/wp-content/uploads/2022/07/TIPTOP_modeles.pdf
色やオプションなどを選びながら価格を計算できるコンフィギュレーターもあります（フランス語）↓
価格は、オリジナルで42,900ユーロ 〜、エヴォルーションで34,900ユーロ〜ということで、こちらも商品価格のみで500万円以上はする感じですね。
Tiptopはまだ日本での代理店がないようなので、個人輸入をお願いするしかなさそうです。
日本の公道を走れるよう車検を通す必要があるので、Barefoot Caravanを最初に輸入した方のように、海外のキャンピングカーなどを扱っているお店に相談してみるのも良さそうですね。
以上、海外製のカッコよくて可愛くて個性的なキャンピングトレーラーをふたつ、ご紹介しました。
キャンピングトレーラーを引っ張って旅行とか、憧れますね・・・！
参考にしていただけると幸いです！